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公開番号
2025088194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202737
出願日
2023-11-30
発明の名称
作業用ゴンドラにおける飛散防止プレート
出願人
中日装業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
3/30 20060101AFI20250604BHJP(建築物)
要約
【課題】ベランダを有する高層マンションなどの高層建築物において、大がかりな装置を設置することなく、容易に組み立てることができ、かつ、作業者の施工工程に合わせて、設置場所を適宜移設できる作業用ゴンドラにおける飛散防止プレートを提供する。
【解決手段】施工する建物2の外壁面4において、作業用ゴンドラ5を昇降ワイヤ6に沿って昇降可能に備え、前記作業用ゴンドラ5の前方における横フレーム5aにプレート部30を、作業用ゴンドラ5の左右方向において移動可能で、かつ、前後方向に揺動可能に設け、該プレート部30を、垂下させた倒伏姿勢から略水平状態となる起立姿勢に回動させ、このプレート部30が前記横フレーム5aに対して左右方向へ移動させることにより、そのプレート部30の起立姿勢が保持されるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
施工する建物の外壁面において、作業用ゴンドラを昇降ワイヤに沿って昇降可能に備え、
前記作業用ゴンドラの前方における横フレームにプレート部を、作業用ゴンドラの左右方向において移動可能で、かつ、前後方向に揺動可能に設け、
該プレート部を、垂下させた倒伏姿勢から略水平状態となる起立姿勢に回動させ、このプレート部が前記横フレームに対して左右方向へ移動させることにより、そのプレート部の起立姿勢が保持されることを特徴とする作業用ゴンドラにおける飛散防止プレート。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記プレート部の起立姿勢は、前記プレート部の肩部が作業用ゴンドラの横フレームに係る支柱に当接することにより、保持されることを特徴とする請求項1記載の作業用ゴンドラにおける飛散防止プレート。
【請求項3】
前記プレート部を、該プレート部に設けられた回動リングの開閉により、作業用ゴンドラの横フレームに対し着脱可能に設け、施工工程に合わせて前記プレート部の数を増減可能に構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の作業用ゴンドラにおける飛散防止プレート。
【請求項4】
前記プレート部に、プレート部の表裏を貫通する孔部を開口形成し、該プレート部の外周に、プレート部を包む被覆材を設け、前記孔部の開口を前記被覆材で閉塞したことを特徴とする請求項1又は2記載の作業用ゴンドラにおける飛散防止プレート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は作業用ゴンドラにおける飛散防止プレートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ベランダを有する高層マンション等の建物の外壁面の外壁工事における、洗浄、塗装等の補修作業は、建物の上方から支持ワイヤで吊り下げられた作業用ゴンドラを昇降可能に設け、その作業用ゴンドラに搭乗した作業者によって行われている。
【0003】
このような支持ワイヤで昇降可能に設けられた作業用ゴンドラと建物の外壁面との間には隙間が生じ、作業用ゴンドラに搭乗した作業者が外壁面に対する補修作業を行う際に、外壁面に噴きつけた洗浄液や、塗料等が作業用ゴンドラの外部及び下方に飛散する問題があった。
【0004】
そこで、前記のような作業用ゴンドラの外部への塗料等の飛散を防止する方法として、作業用ゴンドラの前面における周囲をカバーシートで覆い、作業用ゴンドラから建物の外壁面へ延びる落下防止プレートを設けて、作業時に生じる塗料等の飛散や廃棄物の落下を防止する方法が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016‐211185
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記廃棄物の落下防止プレートは、作業用ゴンドラの左右方向における全幅に亘り設置する大がかりなものであり、高層マンション等の建物の施工時においては、高層階の強風で煽られて落下防止プレートが破断する恐れがある。また、大がかりなものであるから作業者による取扱いも困難である。
【0007】
更に、前記落下防止プレートは、外壁補修などの施工作業を行う前に、作業用ゴンドラ毎に専用設計された落下防止プレートを、予め作業用ゴンドラに対し工事により設置する必要がある。
【0008】
そこで本発明は、前記の問題点を解決する作業用ゴンドラにおける飛散防止プレートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、施工する建物の外壁面において、作業用ゴンドラを昇降ワイヤに沿って昇降可能に備え、
前記作業用ゴンドラの前方における横フレームにプレート部を、作業用ゴンドラの左右方向において移動可能で、かつ、前後方向に揺動可能に設け、
該プレート部を、垂下させた倒伏姿勢から略水平状態となる起立姿勢に回動させ、このプレート部が前記横フレームに対して左右方向へ移動させることにより、そのプレート部の起立姿勢が保持されることを特徴とするものである。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記プレート部の起立姿勢は、前記プレート部の肩部が作業用ゴンドラの横フレームに係る支柱に当接することにより、保持されることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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