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公開番号
2025088177
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202708
出願日
2023-11-30
発明の名称
筐体の開口部と蓋体との係合構造
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20250604BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】
筐体の開口部の容積の確保と蓋体の確実な解除とを両立させることを目的とする。
【解決手段】関数電卓1は、開口部11を有する筐体10の被係合部(被係合領域)12と係合して開口部11を覆う蓋部材(蓋体)20の係合部(係合領域)222bと指かけ部(指かけ領域)222aとを有す操作部(第一領域)222と、蓋部材20に一体的に形成され操作部222に対向する位置に設けられた基部(第二領域)221を有するフック(弾性部材)22を備え、被係合部12と係合部222bとが係合しているときに、操作部222と基部221とが近づく方向へ指かけ部222aを移動させることで、被係合部12と係合部222bとが離れる開口部11と蓋部材20との係合構造を有し、操作部222と基部221の少なくとも何れかにおける対向する領域(操作部222の角部C1)は角が取れた形状が形成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部を有する筐体の被係合領域と係合して前記開口部を覆う蓋体の係合領域と指かけ領域とを有する第一領域と、前記蓋体に一体的に形成され前記第一領域に対向する位置に設けられた第二領域を有する弾性部材を備え、前記被係合領域と前記係合領域とが係合しているときに、前記第一領域と前記第二領域とが近づく方向へ前記指かけ領域を移動させることで、前記被係合領域と前記係合領域とが離れる開口部と蓋体との係合構造であって、
前記第一領域と前記第二領域の少なくとも何れかにおける対向する領域は角が取れた形状が形成されることを特徴とする係合構造。
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【請求項2】
前記対向する領域における前記角が取れた形状が形成された領域とは反対側の領域には、前記第一領域と前記第二領域とが近づく方向へ前記指かけ領域を移動させた結果、前記第一領域と前記第二領域とが接触する場合の角度を逃げ角とした形状が形成されることを特徴とする請求項1に記載の係合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体の開口部と蓋体との係合構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電池駆動型の電子機器においては筐体における電池を収納する収納部の開口部を蓋体で着脱可能に覆う構造を採用している。例えば特許文献1は、電池の収納部を覆う蓋体の一端部に筐体の開口部と係合する係合突起を、他端にU字状の弾性片(板バネ)、開口部の係合のための突堤、及び、凹溝、を夫々形成し、突堤と凹溝で筐体の開口部に着脱可能に係合することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭57-075478号のマイクロフィルム
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池の収納部の容積を確保する場合、なるべく弾性片を有する領域はコンパクトにする必要がある。しかしながら弾性片を有する領域をコンパクトにすると、電池蓋を外す際の弾性片を変形させるための指かけ部の移動範囲は狭くなるため、十分に移動させても係合を解除するのが困難となることが予想される。
【0005】
本発明は、筐体の開口部の容積の確保と蓋体の確実な解除とを両立させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る開口部と蓋体との係合構造は、開口部を有する筐体の被係合領域と係合して前記開口部を覆う蓋体の係合領域と指かけ領域とを有する第一領域と、前記蓋体に一体的に形成され前記第一領域に対向する位置に設けられた第二領域を有する弾性部材を備え、前記被係合領域と前記係合領域とが係合しているときに、前記第一領域と前記第二領域とが近づく方向へ前記指かけ領域を移動させることで、前記被係合領域と前記係合領域とが離れる開口部と蓋体との係合構造であって、
前記第一領域と前記第二領域の少なくとも何れかにおける対向する領域は角が取れた形状が形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、筐体の開口部の容積の確保と蓋体の確実な解除とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成として関数電卓の背面を示した平面図である。
関数電卓の背面の下側部分を示した斜視図である。
蓋部材を表側から見た平面図である。
蓋部材のフック部分を拡大した側面図である。
図1のA-A矢視における断面図である。
(a)は図5の一点鎖線で囲まれた部分の拡大図である。(b)は(a)から操作部と基部とが近づく方向へ指かけ部を移動させた状態を示す図である。
係合部と被係合部とが係合された状態を示す図である。
図1のA-A矢視における断面図であり、開口部が開放された状態の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る開口部と蓋体との係合構造の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明を適用した電子機器の一実施形態として関数電卓を例に挙げて説明するが、当該電子機器は関数電卓である場合に限定されず、後述する筐体10の開口部11を塞ぐ蓋部材20を備える電子機器であればどのような電子機器(例えば、電子辞書、タブレット端末等)にも適用される。
【0010】
図1及び図2に示すように、関数電卓1は、筐体10と、蓋部材(蓋体)20とを備える。
筐体10は、背面に開口して4本の乾電池(図示省略)又は乾電池型二次電池(図示省略)を収納(装填)する開口部11が設けられている(図5及び図8参照)。
(【0011】以降は省略されています)
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