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公開番号
2025087941
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2022068936
出願日
2022-04-19
発明の名称
物体検出装置
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
7/20 20170101AFI20250604BHJP(計算;計数)
要約
【課題】映像に含まれる特定物体を検出するために必要な計算資源を効果的に削減する。
【解決手段】一実施形態の物体検出装置10は、映像の第1フレームF1に対する物体検出を実行することによって、第1フレームF1において人体20が存在する物体領域A1を検出する第1検出部12と、第1フレームF1よりも後の第2フレームF2に対する動体検出を実行することにより、物体領域A1の内側及び外側における動体の検出結果を含む検出結果情報を取得する第2検出部13と、第2フレームF2において人体20が存在する物体領域A2を物体領域A1と検出結果情報とに基づいて推定可能であるか否かを判定し、物体領域A2を推定できる場合に第2フレームF2に対する物体検出を実行しないように第1検出部12を制御し、物体領域A2を推定できない場合に第1検出部12に第2フレームF2に対する物体検出を実行させて物体領域A2を検出させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
映像の第1フレームに対する物体検出を実行することによって、前記第1フレームにおいて予め定められた特定物体が存在する領域である第1物体領域を検出する第1検出部と、
前記第1フレームよりも後の第2フレームに対する動体検出を実行することにより、前記第1物体領域の内側における動体の検出結果及び前記第1物体領域の外側における動体の検出結果を含む検出結果情報を取得する第2検出部と、
前記第2フレームにおいて前記特定物体が存在する領域である第2物体領域を前記第1物体領域と前記検出結果情報とに基づいて推定可能であるか否かを判定し、前記第2物体領域を推定できると判定された場合に前記第2フレームに対する物体検出を実行しないように前記第1検出部を制御し、前記第2物体領域を推定できると判定されなかった場合に前記第1検出部に前記第2フレームに対する物体検出を実行させて前記第2物体領域を検出させる制御部と、
を備える、物体検出装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記検出結果情報が前記第1物体領域の内側及び外側の両方で動体が検出されなかったことを示す場合に、前記第2物体領域を推定できると判定すると共に、前記第1物体領域と同一の領域を前記第2物体領域として決定する、
請求項1に記載の物体検出装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記検出結果情報が前記第1物体領域の内側で動体が検出されたことを示す場合に、前記第2物体領域を推定できると判定すると共に、前記第1物体領域と同一の領域を、前記第2物体領域として決定する、
請求項1に記載の物体検出装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記検出結果情報が前記第1物体領域の外側で動体が検出されたことを示す場合に、前記検出された前記動体が前記第1フレームにおいて前記第1物体領域に存在した前記特定物体と同一の物体であるか否かを判定し、
前記検出された前記動体が前記第1フレームにおいて前記第1物体領域に存在した前記特定物体と同一の物体であると判定された場合、前記第2物体領域を推定できると判定すると共に、前記第2フレームにおいて前記動体が検出された領域を前記第2物体領域として決定する、
請求項1に記載の物体検出装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記検出結果情報が前記第1物体領域の外側で動体が検出されたことを示す場合に、前記検出された前記動体が前記第1フレームにおいて前記第1物体領域に存在した前記特定物体と同一の物体であるか否かを判定し、
前記検出された前記動体が前記第1フレームにおいて前記第1物体領域に存在した前記特定物体と同一の物体であると判定されなかった場合、前記第2物体領域を推定できないと判定し、前記第1検出部に前記第2フレームに対する物体検出を実行させて前記第2物体領域を検出させる、
請求項1に記載の物体検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、物体検出装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、動体検出及び人体検出の両方の検出結果に基づいて、人体が所定の線分(検知線)を通過したか否かの検知精度を向上させる手法が開示されている。特許文献2には、動体検出により検出された領域及び人体検出により検出された領域の両方の領域に別画像(例えば、ぼかし処理、透かし処理、モザイク処理、塗りつぶし処理等がされた画像)を合成することで、保護対象(人体)が含まれない画像を取得する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-52849号公報
特開2016-115214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1,2に記載された手法では、基本的に、特定物体(人体)を検出するために、各検出タイミングにおいて物体検出(人体検出)が動体検出と共に実行される。ここで、物体検出には、動体検出と比較して多くの処理負荷(計算量)が必要となる。このため、仮に、物体検出の実行頻度を下げつつ、特定物体が存在する領域を検出(推定)することができれば、映像に含まれる特定物体を検出するために必要な計算資源(リソース)を効果的に削減することができる。上記特許文献1,2には、そのような仕組みについて何ら開示されていない。
【0005】
そこで、本発明の一側面は、映像に含まれる特定物体を検出するために必要な計算資源を効果的に削減できる物体検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る物体検出装置は、映像の第1フレームに対する物体検出を実行することによって、第1フレームにおいて予め定められた特定物体が存在する領域である第1物体領域を検出する第1検出部と、第1フレームよりも後の第2フレームに対する動体検出を実行することにより、第1物体領域の内側における動体の検出結果及び第1物体領域の外側における動体の検出結果を含む検出結果情報を取得する第2検出部と、第2フレームにおいて特定物体が存在する領域である第2物体領域を第1物体領域と検出結果情報とに基づいて推定可能であるか否かを判定し、第2物体領域を推定できると判定された場合に第2フレームに対する物体検出を実行しないように第1検出部を制御し、第2物体領域を推定できると判定されなかった場合に第1検出部に第2フレームに対する物体検出を実行させて第2物体領域を検出させる制御部と、を備える。
【0007】
本発明の一側面に係る物体検出装置においては、第2フレームにおいて特定物体が存在する領域である第2物体領域が、第1検出部による第1フレームに対する物体検出によって得られた第1物体領域と第2検出部による第2フレームに対する動体検出によって得られた検出結果情報とに基づいて推定可能である場合に、第1検出部による第2フレームに対する物体検出の処理が省略される。したがって、本発明の一側面に係る物体検出装置によれば、映像に含まれる特定物体を検出するために必要な計算資源を効果的に削減できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面によれば、映像に含まれる特定物体を検出するために必要な計算資源を効果的に削減できる物体検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る物体検出装置の機能構成の一例を示す図である。
物体検出装置による物体検出パターンを模式的に示す図である。
物体検出装置の動作の一例を示すフローチャートである。
物体検出装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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