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公開番号2025087756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2025030232,2020081681
出願日2025-02-27,2020-05-07
発明の名称電池パック、処理システムおよび電池パックの製造方法
出願人アンドレアスシュティールアクチエンゲゼルシャフトウントコンパニーコマンディートゲゼルシャフト,株式会社村田製作所
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類H01M 50/211 20210101AFI20250603BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】比較的単純な製造が可能で、比較的単純な構造設計の電池パックを提供する。
【解決手段】電動処理装置に電気駆動力を供給するための電池パック1に関し、電池パック1は、スタックハウジング10と、複数のパウチ型セルと、を備え、スタックハウジング10は、ハウジング縁部10Rによって画定された共通ハウジング開口部10Oを有し、パウチ型セルは、セルタブ22を有し、パウチ型セルは、スタックハウジング10内でスタック状に、共通ハウジング開口部10Oに少なくともタブ部分22Tを有するセルタブ22が、ハウジング縁部10Rの少なくとも1つの縁部部分10RAを超えて突出するように構成および配置され、タブ部分22Tは、溶接接続部22Sによって互いに直接的に電気的に接続される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
電動処理装置（１０１）に電気駆動力（ＡＬ）を供給するための電池パック（１）であって、前記電池パック（１）は、
スタックハウジング（１０）と、
複数のパウチ型セル（２１）と
を備え、
前記スタックハウジング（１０）は、ハウジング縁部（１０Ｒ）によって画定された共通ハウジング開口部（１０Ｏ）を有し、
前記パウチ型セル（２１）は、セルタブ（２２）を有し、前記パウチ型セル（２１）は、前記共通ハウジング開口部（１０Ｏ）に少なくともタブ部分（２２Ｔ）を有する前記セルタブ（２２）が、前記ハウジング縁部（１０Ｒ）の少なくとも１つの縁部部分（１０ＲＡ）を超えて突出するように、前記スタックハウジング（１０）内でスタック（２０）状に構成および配置され、前記タブ部分（２２Ｔ）は、溶接接続部（２２Ｓ）によって互いに直接的に電気的に接続される、
電池パック（１）。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電動処理装置に電気駆動力を供給するための電池パック、そのような電池パックおよび電動処理装置を含む処理システム、ならびに電動処理装置に電気駆動力を供給するための電池パックを製造する方法に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【発明の概要】
【０００２】
本発明は、電動処理装置に電気駆動力を供給するための電池パック、そのような電池パックおよび電動処理装置を含む処理システム、および電動処理装置に電気駆動力を供給するための電池パックを製造する方法を提供するという課題に基づいており、電池パックおよび方法のそれぞれは、改善された特性を有している。
【０００３】
本発明は、請求項１の特徴を有する電池パック、請求項１２の特徴を有する処理システム、および請求項１３の特徴を有する方法を提供することにより、課題を解決する。本発明の有利な展開および／または構成を、従属請求項に記載する。
【０００４】
本発明の電池パックは、電動処理装置、特に造園機器、林業機器および／または建築機器に電気駆動力を供給する、特に自動的に供給するように設計または構成される。電池パックは、スタックハウジングおよび複数のパウチ型セルを備える。スタックハウジングは、特にスタックハウジングの、ハウジング縁部によって画定または制限される共通ハウジング開口部を有する。パウチ型セルは、セルタブを有し、パウチ型セルは、スタックハウジング内でスタック状に、特にそれぞれの場合に、共通ハウジング開口部に少なくともタブ部分を有するセルタブ、特にセルタブのすべてが、ハウジング縁部の少なくとも１つの縁部部分を超えて、特にハウジング開口部を通過して外側に突出するように設計または構成、および配置される。特にタブ部分のすべては、溶接接続部によって互いに直接的に、電気的に接続される。
【０００５】
タブ部分の突出によりパウチ型セルをスタックハウジング内でスタック状に配置した後の時点にて、タブ部分が外側から比較的容易にアクセス可能となり得る、および溶接接続部によって、比較的単純な方法で互いに電気的に接続され得る、または接続され、比較的単純な方法で、電池パックの製造が可能になる。
【０００６】
特に、スタックハウジングは、大型および／または直方体の形状となり得る。追加または代替として、スタックハウジングは、部分的に、または完全にアルミニウム製となり得る。
【０００７】
パウチ型セルは、処理装置に駆動力を供給するように構成され得る。追加または代替として、パウチ型セルは、蓄電セルまたは電池セルとなり得る、またはそれぞれの場合に電気化学の原理に基づいて作用する電気エネルギーの、個別の充電可能な蓄電要素となり得る。特に、パウチ型セルは、リチウムイオン蓄電セルとなり得る。さらに追加として、または代替として、パウチ型セルは、並列または直列となり得る。さらに追加として、または代替として、特にそれぞれの場合に、次のパウチ型セルのタブ部分は、溶接接続部のうちの１つによって、互いに、直接的に、電気的に接続され得る。さらに追加として、または代替として、タブ部分は、溶接接続部によって、互いに直接、機械的に接続され得る。さらに追加として、または代替として、パウチ型セルは、扁平形セルとなり得る。さらに追加として、または代替として、パウチ型セルの表面は、矩形となり得る。さらに追加として、または代替として、パウチ型セルは、類似、または同一、特に同じ種類および／もしくは同じ構造となり得る。
【０００８】
セルタブは、接触タブ、セルコンタクト、端子、極またはコネクタ電極と呼称され得る。
【０００９】
直接という用語は、中間要素のないことを意味し得る。
【００１０】
溶接接続部は、レーザ溶接接続部または超音波溶接接続部となり得る。
（【００１１】以降は省略されています）

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