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公開番号2025087424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023202080
出願日2023-11-29
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人株式会社トヨタマップマスター,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人白坂
主分類G01C 21/26 20060101AFI20250603BHJP(測定;試験)
要約【課題】地図情報を作成する際に未開通道路を考慮する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、未開通道路とその未開通道路の開通予定日との情報を含む、道路地図に関する地図情報を記憶する記憶部と、車両で生成され、その車両の位置に関する位置情報及びその位置を取得した時刻に関する時刻情報を含む車両情報を取得する取得部と、取得部によって取得される車両情報に基づいて、開通予定日以後に未開通道路を走行した車両の有無を特定する特定部と、特定部によって開通予定日以後に未開通道路を走行した車両が無いと特定された場合、地図情報における未開通道路の開通を無効に設定する設定部と、設定部によって無効に設定された未開通道路の調査を行うよう登録する登録部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
未開通道路と当該未開通道路の開通予定日との情報を含む、道路地図に関する地図情報を記憶する記憶部と、
車両で生成され、当該車両の位置に関する位置情報及び当該位置を取得した時刻に関する時刻情報を含む車両情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得される前記車両情報に基づいて、前記開通予定日以後に前記未開通道路を走行した車両の有無を特定する特定部と、
前記特定部によって前記開通予定日以後に前記未開通道路を走行した車両が無いと特定された場合、前記地図情報における前記未開通道路の開通を無効に設定する設定部と、
前記設定部によって無効に設定された前記未開通道路の調査を行うよう登録する登録部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記未開通道路の開通を有効に設定した場合の第1道路地図と、前記未開通道路の開通を無効に設定した場合の第2道路地図とに基づいて、前記未開通道路を含む区間の両端を出発地及び目的地として経路の探索を行い、第1道路地図及び第2道路地図それぞれで経路の移動コストを推定する第1推定部と、
前記第1推定部によって推定された、第1道路地図を用いた経路の第1移動コストと、第2道路地図を用いた経路の第2移動コストとの差が閾値以上の場合、前記未開通道路が重要な未開通道路と推定し、前記第1推定部によって推定された第1移動コストと第2移動コストとの差が前記閾値未満の場合、前記未開通道路が通常の未開通道路と推定する第2推定部と、を備え、
前記登録部は、前記設定部によって無効に設定した前記未開通道路が前記第2推定部によって推定された重要な未開通道路の場合、無効に設定した前記未開通道路が前記第2推定部によって推定された通常の未開通道路の場合に比べて、調査の優先度を高くして登録する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1推定部は、経路における、走行時間、走行距離及び車両を運転する際の運転操作量のうち少なくとも1つに基づいて、移動コストを推定する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記特定部によって前記開通予定日以後に前記未開通道路を走行した車両が有ると特定され、前記設定部によって前記未開通道路の開通を有効に設定された場合、前記未開通道路を開通道路として利用して案内を行い、前記設定部によって未開通道路の開通が無効に設定された場合、当該未開通道路を利用せずに他の道路を利用して案内を行う案内部を備える
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
未開通道路と当該未開通道路の開通予定日との情報を含む、道路地図に関する地図情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
車両で生成され、当該車両の位置に関する位置情報及び当該位置を取得した時刻に関する時刻情報を含む車両情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得される前記車両情報に基づいて、前記開通予定日以後に前記未開通道路を走行した車両の有無を特定する特定ステップと、
前記特定ステップによって前記開通予定日以後に前記未開通道路を走行した車両が無いと特定された場合、前記地図情報における前記未開通道路の開通を無効に設定する設定ステップと、
前記設定ステップによって無効に設定された前記未開通道路の調査を行うよう登録する登録ステップと、
を実行する情報処理方法。
【請求項6】
未開通道路と当該未開通道路の開通予定日との情報を含む、道路地図に関する地図情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
車両で生成され、当該車両の位置に関する位置情報及び当該位置を取得した時刻に関する時刻情報を含む車両情報を取得する取得機能と、
前記取得機能によって取得される前記車両情報に基づいて、前記開通予定日以後に前記未開通道路を走行した車両の有無を特定する特定機能と、
前記特定機能によって前記開通予定日以後に前記未開通道路を走行した車両が無いと特定された場合、前記地図情報における前記未開通道路の開通を無効に設定する設定機能と、
前記設定機能によって無効に設定された前記未開通道路の調査を行うよう登録する登録機能と、
を実現させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、地図情報における未開通道路を外部から取得した開通情報によって開通道路に変更する装置がある。この場合、その装置は、ユーザによってウェブサイトから開通情報を取得して携帯メモリに記憶させ、その携帯メモリが自機に接続された場合、開通情報を取得する。ここで開通情報は、未開通道路のうち開通した道路の区間に関する情報である(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-008344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
未開通道路は予定通りに開通しない場合があるが、そのような場合に地図情報を作成する際などの対応策を確保する必要がある。
【0005】
本開示は、地図情報を作成する際に未開通道路を考慮する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の情報処理装置は、未開通道路とその未開通道路の開通予定日との情報を含む、道路地図に関する地図情報を記憶する記憶部と、車両で生成され、その車両の位置に関する位置情報及びその位置を取得した時刻に関する時刻情報を含む車両情報を取得する取得部と、取得部によって取得される車両情報に基づいて、開通予定日以後に未開通道路を走行した車両の有無を特定する特定部と、特定部によって開通予定日以後に未開通道路を走行した車両が無いと特定された場合、地図情報における未開通道路の開通を無効に設定する設定部と、設定部によって無効に設定された未開通道路の調査を行うよう登録する登録部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムは、地図情報を作成する際に未開通道路を考慮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る情報処理装置について説明するための図である。
一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。
移動コストを推定する際の一例について説明するための図である。(A)は第1道路地図を用いた第1経路の移動コストを推定する際の一例を示し、(B)は第2道路地図を用いた第2経路の移動コストを推定する際の一例を示す図である。
調査の優先度の高低の一例を示す図である。
一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態について説明する。
【0010】
[情報処理装置100の概要]
まず、一実施形態に係る情報処理装置100の概要について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置100について説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

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