TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025087423
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202078
出願日
2023-11-29
発明の名称
表示制御装置、方法およびプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社SOKEN
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60K
35/233 20240101AFI20250603BHJP(車両一般)
要約
【課題】対象物の位置検出の精度が低下した場合に、乗員に違和感を与えてしまうことを抑制する。
【解決手段】表示制御ECU42は、カメラユニット24から先行車両の位置を表す位置情報が入力され、先行車両の位置の変化量または当該変化量の移動平均が第1所定値以下の場合は、AR-HUD56の表示領域内のうち位置情報が表す先行車両の位置に対応する位置に追従マークを表示させる。一方、先行車両の位置の変化量または当該変化量の移動平均が第1所定値以上の第2所定値を超えた場合は、AR-HUD56の表示領域内における追従マークの表示位置の移動を制限する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物を検出する検出部から出力された位置情報が表す前記対象物の位置の変化量または当該変化量から求まる物理量が第1所定値以下の場合は、表示機器の表示領域内のうち前記位置情報が表す前記対象物の位置に対応する位置にマークを表示させ、前記変化量または前記物理量が前記第1所定値以上の第2所定値を超えた場合は、前記表示機器の表示領域内における前記マークの表示位置の移動を制限する表示制御部を含む表示制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記表示制御部は、前記物理量としての前記変化量の平均または標準偏差が前記第2所定値としての第1閾値を超えた場合に、前記マークの表示位置の移動を停止させる請求項1記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記対象物との距離が所定距離以上の場合は、前記対象物との距離が前記所定距離未満の場合よりも前記第2所定値を小さくする請求項2記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記変化量が前記第2所定値としての第2閾値を超えた場合に、前記マークの表示位置の移動量を予め設定した上限値以下にする請求項1記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記変化量または前記物理量が前記第2所定値を超えた場合に、前記変化量または前記物理量が前記第2所定値を超えたタイミングよりも前に検出された位置情報に基づいて、前記マークの表示位置を決定する請求項1記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記第1所定値および前記第2所定値は、車両幅方向と車両上下方向とで別々に設定されており、
前記表示制御部は、前記車両幅方向についての前記変化量または前記物理量が前記車両幅方向についての第1所定値以下の場合は、前記車両幅方向についての前記マークの表示位置を、前記位置情報が表す前記車両幅方向についての前記対象物の位置に対応する位置に設定し、前記車両幅方向についての前記変化量または前記物理量が前記車両幅方向についての第2所定値を超えた場合は、前記表示機器の表示領域内における前記車両幅方向についての前記マークの表示位置の移動が制限されるように、前記車両幅方向についての前記マークの表示位置を設定すると共に、前記車両上下方向についての前記変化量または前記物理量が前記車両上下方向についての第1所定値以下の場合は、前記車両上下方向についての前記マークの表示位置を、前記位置情報が表す前記車両上下方向についての前記対象物の位置に対応する位置に設定し、前記車両上下方向についての前記変化量または前記物理量が前記車両上下方向についての第2所定値を超えた場合は、前記表示機器の表示領域内における前記車両上下方向についての前記マークの表示位置の移動が制限されるように、前記車両上下方向についての前記マークの表示位置を設定する請求項1記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記表示機器はヘッドアップディスプレイである請求項1記載の表示制御装置。
【請求項8】
前記対象物は、アダプティブ・クルーズ・コントロールによって追従制御が行われている先行車両である請求項1記載の表示制御装置。
【請求項9】
対象物を検出する検出部から出力された位置情報が表す前記対象物の位置の変化量または当該変化量から求まる物理量が第1所定値以下の場合は、表示機器の表示領域内のうち前記位置情報が表す前記対象物の位置に対応する位置にマークを表示させ、前記変化量または前記物理量が前記第1所定値以上の第2所定値を超えた場合は、前記表示機器の表示領域内における前記マークの表示位置の移動を制限することを含む処理をコンピュータによって実行させる表示制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、
対象物を検出する検出部から出力された位置情報が表す前記対象物の位置の変化量または当該変化量から求まる物理量が第1所定値以下の場合は、表示機器の表示領域内のうち前記位置情報が表す前記対象物の位置に対応する位置にマークを表示させ、前記変化量または前記物理量が前記第1所定値以上の第2所定値を超えた場合は、前記表示機器の表示領域内における前記マークの表示位置の移動を制限することを含む処理を実行させるための表示制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、追従走行制御における追従対象の先行車両が検出されると、HUD(Head Up Display)を用いて、追従対象の先行車両に重畳するようにマークを表示させる技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2017/046938
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行車両などの対象物に対応する位置にマークを表示させる場合、対象物を検出するセンサによる対象物の位置検出の精度は、例えば対象物の色、対象物との距離、天候などによって変動する。そして、センサによる対象物の位置検出の精度が低下した場合、対象物に対応する位置から大きく隔たった位置にマークが表示されたり、マークの表示位置が振動的に変化してしまい、自車両の乗員に違和感を与えてしまうことがあった。
【0005】
一例として、図6Aには、対象物としての先行車両74に対応する位置に棒状の追従マーク76が表示されている状態を示す。また、図6Bには、先行車両74に対応する位置から車両幅方向に2~3m、車両上下方向にも数mずれた位置に棒状の追従マーク76が表示されている状態を示す。図6Bに示す状態では乗員に違和感を与えてしまうことがある。また図7には、センサの一例としてのカメラによる、雨天時の先行車両の位置検出における誤差の推移の一例を示す。図7に示す位置検出結果をそのまま用いてマークを表示させると、誤差が変動している期間Aではマークの表示位置が振動的に変化し、先行車両をロストしている期間Bでは対象物に対応する位置から大きく隔たった位置にマークが表示されることになる。
【0006】
本開示は上記事実を考慮して成されたもので、対象物の位置検出の精度が低下した場合に、乗員に違和感を与えてしまうことを抑制できる表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係る表示制御装置は、対象物を検出する検出部から出力された位置情報が表す前記対象物の位置の変化量または当該変化量から求まる物理量が第1所定値以下の場合は、表示機器の表示領域内のうち前記位置情報が表す前記対象物の位置に対応する位置にマークを表示させ、前記変化量または前記物理量が前記第1所定値以上の第2所定値を超えた場合は、前記表示機器の表示領域内における前記マークの表示位置の移動を制限する表示制御部を含んでいる。
【0008】
第1の態様では、対象物を検出する検出部から対象物の位置を表す位置情報が出力される。ここで、位置情報が表す対象物の位置の変化量または当該変化量から求まる物理量が第1所定値以下の場合、すなわち対象物の位置検出の精度が高い場合は、表示機器の表示領域内のうち位置情報が表す対象物の位置に対応する位置にマークを表示させる。
【0009】
一方、前記変化量または前記物理量が第1所定値以上の第2所定値を超えた場合、すなわち対象物の位置検出の精度が低下した場合は、表示機器の表示領域内におけるマークの表示位置の移動を制限する。これにより、対象物の位置検出の精度が低下した場合に、対象物に対応する位置から大きく隔たった位置にマークが表示されたり、マークの表示位置が振動的に変化してしまうことが抑制されるので、乗員に違和感を与えてしまうことを抑制することができる。
【0010】
第2の態様は、第1の態様において、前記表示制御部は、前記物理量としての前記変化量の平均または標準偏差が前記第2所定値としての第1閾値を超えた場合に、前記マークの表示位置の移動を停止させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
カーテント
11日前
個人
飛行自動車
3か月前
個人
警告装置
1か月前
個人
車窓用防虫網戸
1か月前
個人
小型EVシステム
2か月前
個人
車輪清掃装置
15日前
日本精機株式会社
ケース
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
5日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
3日前
個人
アンチロール制御装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
照明装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
ブレーキシステム
2か月前
個人
ワイパーゴム性能保持具
24日前
株式会社松華
懸架装置
3か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
2か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
1か月前
個人
ステージカー
3か月前
個人
自走式立体型洗車場
2か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
2か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
日本精機株式会社
車両用投影装置
5日前
マツダ株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
日本精機株式会社
車両用投影装置
5日前
マツダ株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る