特許ウォッチ

公開番号2025087236
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201748
出願日2023-11-29
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 16/35 20250101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約【課題】データを収集するための検索条件の設定の負荷を軽減すること。
【解決手段】情報処理装置は、階層構造を構成する1以上の格納領域を生成する格納領域生成部と、前記格納領域ごとに、当該格納領域の名前と当該格納領域の階層構造とに基づいて検索条件を生成する検索条件生成部と、前記格納領域ごとに、当該格納領域に関して生成された検索条件に基づいて、データ記憶部からデータを検索する検索部と、前記格納領域ごとに、当該格納領域に関して検索されたデータ、又は当該データの複製、又は当該データの識別情報を当該格納領域に格納する格納部と、を有する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項１】
階層構造を構成する１以上の格納領域を生成する格納領域生成部と、
前記格納領域ごとに、当該格納領域の名前と当該格納領域の階層構造とに基づいて検索条件を生成する検索条件生成部と、
前記格納領域ごとに、当該格納領域に関して生成された検索条件に基づいて、データ記憶部からデータを検索する検索部と、
前記格納領域ごとに、当該格納領域に関して検索されたデータ、又は当該データの複製、又は当該データの識別情報を当該格納領域に格納する格納部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 960 文字）【請求項２】
前記検索条件生成部は、前記格納領域の名前又は階層構造の変更に応じ、当該名前又は当該階層構造に係る前記格納領域の検索条件を生成する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記検索条件生成部は、ユーザによる操作が一定時間行われない場合に、又はユーザによって指定されたタイミングで、前記検索条件を生成する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記検索部は、ユーザによる操作が一定時間行われない場合に、又はユーザによって指定されたタイミングで、前記データを検索する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記検索条件生成部は、前記格納領域の名前と当該格納領域が属する上位の階層の格納領域の名前とを肯定的な条件とする前記検索条件を生成する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記検索条件生成部は、前記格納領域と同じ格納領域に属する他の格納領域の名前を否定的な条件とする前記検索条件を生成する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記検索条件生成部は、前記格納領域の下位に属する格納領域の名前を否定的な条件とする前記検索条件を生成する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記検索条件生成部は、前記格納領域の名前に基づく文章を前記検索条件として生成する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記検索部は、前記格納領域に関して生成された検索条件に対してユーザが修正を行った検索条件に基づいてデータを検索する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記検索条件生成部は、複数の検索条件を生成し、
前記検索部は、前記格納領域に関して生成された複数の検索条件の中からユーザによって選択された検索条件に基づいてデータを検索する、
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
研究者やオフィス内外での業務に従事する者（以下、「ユーザ」という）にとって、自身の業務に有用な資料や人材、組織の知見など様々なデータを収集して活用したいことがある。収集したデータを効率的に活用するためには、収集後にデータを整理（分類）しておく必要がある。データの整理のために手間暇をかけるユーザも多い。
【０００３】
例えば、商品Ａに関するデータを収集し、活用しやすいように整理する場合、「コスト」、「品質」、「開発スケジュール」など、関連するデータをいくつかの視点で集めることがある。更に、活用しやすいように、収集したデータをフォルダに分けて整理することで、各データへのアクセシビリティが良くなる。
【０００４】
このように、整理・分類（階層構造）のイメージについて検討した後に、複数の検索条件でデータを検索することがあるが、そのためには「Ａのコスト」、「Ａの品質」、「Ａの開発スケジュール」など、視点や分類ごとに検索条件を入力する必要がある。
【０００５】
なお、特許文献１には、検索条件をフォルダに対応づけて管理する構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１の技術では、フォルダごとに検索条件を設定する必要があるため、フォルダが複数になれば、ユーザは、複数の検索条件を設定する必要がある。
【０００７】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、データを収集するための検索条件の設定の負荷を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
そこで上記課題を解決するため、情報処理装置は、階層構造を構成する１以上の格納領域を生成する格納領域生成部と、前記格納領域ごとに、当該格納領域の名前と当該格納領域の階層構造とに基づいて検索条件を生成する検索条件生成部と、前記格納領域ごとに、当該格納領域に関して生成された検索条件に基づいて、データ記憶部からデータを検索する検索部と、前記格納領域ごとに、当該格納領域に関して検索されたデータ、又は当該データの複製、又は当該データの識別情報を当該格納領域に格納する格納部と、を有する。
【発明の効果】
【０００９】
データを収集するための検索条件の設定の負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
第１の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。
第１の実施の形態における情報処理装置１０のハードウェア構成例を示す図である。
第１の実施の形態における情報処理装置１０の機能構成例を示す図である。
第１の実施の形態における格納領域の生成時に情報処理装置１０が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
第１の実施の形態における格納領域の生成指示の入力を説明するための図である。
第１の実施の形態における生成された格納領域の表示を説明するための図である。
ユーザの任意のタイミングでの検索条件の生成指示の入力を説明するための図である。
検索の実行タイミングの指定方法を説明するための図である。
第１の実施の形態における検索条件の生成処理の処理手順の一例を説明するための図である。
第１の実施の形態において生成される検索条件の一例を示す図である。
第２の実施の形態における検索条件の生成処理の処理手順の一例を説明するための図である。
第２の実施の形態において生成される検索文章の一例を示す図である。
第２の実施の形態における検索文章の修正を説明するための図である。
第２の実施の形態における検索文章の選択を説明するための図である。
第３の実施の形態におけるフォルダの階層構造の一例を示す図である。
第３の実施の形態における格納領域の生成指示の入力を説明するための図である。
第３の実施の形態において生成される検索条件の一例を示す図である。
第３の実施の形態において格納対象とするデータの選択を説明するための図である。
第３の実施の形態においてデータの格納をユーザに通知する例を示す図である。
第４の実施の形態における情報処理装置１０の機能構成例を示す図である。
データ管理装置２０のデータの更新時に情報処理装置１０が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
第４の実施の形態においてデータの格納の可否をユーザに選択させる例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許