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公開番号
2025087174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201642
出願日
2023-11-29
発明の名称
アプリケーション、当該アプリケーションにより実行される制御方法ならびに情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 本願に記載のアプリケーションは、アプリケーションが出力した所定の形式のファイルについて、形式を変更すること無く印刷装置に送信する場合でも、所定の形式のファイル内の注釈を印刷するか否かを制御することを目的とする。
【解決手段】 情報処理装置に記憶された汎用プリンタドライバの機能を拡張させる印刷設定アプリケーションであって、ドキュメント生成アプリケーションが出力する所定の形式のファイルの形式を変換することなく印刷装置に送信する第1の機能の設定値を設定する第1の設定工程と、前記ドキュメント生成アプリケーションの提供する所定の機能を用いて付加された情報を印刷する第2の機能の設定値を設定する第2の設定工程と、前記第1の機能が有効に設定された場合、前記第2の設定工程において設定された設定値に基づき生成される印刷データを送信させる制御工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【選択図】 図11
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置に記憶された汎用プリンタドライバの機能を拡張させる印刷設定アプリケーションであって、
ドキュメント生成アプリケーションが出力する所定の形式のファイルの形式を変換することなく印刷装置に送信する第1の機能の設定値を設定する第1の設定工程と、
前記ドキュメント生成アプリケーションの提供する所定の機能を用いて付加された情報を印刷する第2の機能の設定値を設定する第2の設定工程と、
前記第1の設定工程において前記第1の機能が有効に設定された場合、前記第2の設定工程において設定された設定値に基づき生成される印刷データを送信させる制御工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするアプリケーション。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御工程において、前記第2の設定工程において前記第2の機能が無効に設定された場合、前記ドキュメント生成アプリケーションにより生成される前記情報が付加されていない前記所定の形式のファイルを前記印刷データとして送信させることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション。
【請求項3】
前記第2の設定工程において前記第2の機能が無効に設定された場合、前記ドキュメント生成アプリケーションが出力する前記所定の形式のファイルに基づき、前記情報が付加されていない前記所定の形式のファイルを生成する生成工程をさらに有し、
前記制御工程において、前記生成工程において生成された前記ファイルを前記印刷データとして送信させることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション。
【請求項4】
前記印刷装置の能力情報に基づき、前記生成工程を実行するかを判定する判定工程をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のアプリケーション。
【請求項5】
前記ドキュメント生成アプリケーションにより提供される印刷設定画面において設定された前記情報の印刷に関する設定項目の設定値が所定の値であることに基づき、前記第1の機能を無効に設定する第3の設定工程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション。
【請求項6】
前記ドキュメント生成アプリケーションにより提供される印刷設定画面で設定された前記情報の印刷に関する設定項目の設定値を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された設定値に基づき前記第2の機能の設定値を設定する第4の設定工程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション。
【請求項7】
前記所定の形式はPDF(Portable Document Format)であることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション。
【請求項8】
前記汎用プリンタドライバは、前記情報処理装置のオペレーティングシステムを提供するベンダーにより提供されるドライバであることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション。
【請求項9】
前記アプリケーションは、前記印刷装置を提供するベンダーにより提供されることを特徴とする請求項8に記載のアプリケーション。
【請求項10】
前記アプリケーションは、
前記第1の機能が無効に設定されている場合、前記ドキュメント生成アプリケーションにより出力されたファイルに基づく中間データを受信する受信工程をさらに有し、
前記制御工程において、前記中間データを前記所定の形式に変換したデータに基づく印刷データを送信させることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アプリケーション、当該アプリケーションにより実行される制御方法ならびに情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、IPP(Internet Printing Protocol)のような業界標準プロトコルを使用してプリント・通信を行う「汎用プリンタドライバ(ローカルプリンタドライバ)」が提案されている。また、クラウドプリントサーバと通信する「汎用プリンタドライバ(クラウドプリンタドライバ)」も提案されている。「汎用プリンタドライバ」は、複数種類のプリンタベンダーのプリンタと通信することが可能である。ユーザはベンダー固有のプリンタドライバをインストールしなくても、PC等に接続されたプリンタやクラウドプリントサーバに印刷データを送信して印刷を実行することができる。
【0003】
従来、「汎用プリンタドライバ」を使用した印刷においては、アプリケーションが出力するファイルを一度「XPS(XML Paper Specification)形式」にXPS(登録商標)変換する。次いで、XPS形式に変換されたものを「PDF(Portable Document Format)形式」にPDF変換してプリンタに送信している(特許文献1参照)。
【0004】
一方で、PCで動作するアプリケーションにはPDF形式のファイルを出力するアプリケーションが存在する。そのようなアプリケーションを用いた場合であって汎用プリンタドライバを利用する場合に、アプリケーションの出力するPDF形式ファイル等をそのままプリンタに送信することが検討されている。
【0005】
一方で、PDF形式のファイルを出力する所定のアプリケーションでは、PDF形式のファイルを印刷する際に、PDF内の注釈やフォームを印刷するか否か選択できる機能が提供されている。PDF形式のファイルを印刷するアプリケーションとして、例えばAdobe社のAcrobatDCがある。AcrobatDCが表示する印刷ダイアログ内で、PDFの「文書」のみを印刷するか、それとも「文書と注釈」、または「文書とフォーム」を印刷するかを選択することができる。この機能は、例えばメモ書きとしてテキスト注釈がPDF内にある場合に、印刷時にはそのメモ書きは印刷しないようにしたい、といった目的で使用される。
【0006】
文書に注釈やフォームを付加したデータを印刷のために生成する機能は、AcrobatDC等のPDF形式のファイルを扱うアプリケーションにより提供される。アプリケーションにより生成された文書と注釈、フォームを印刷するためのデータを、アプリケーションがGDI(Graphics Device Interface)を使用して変換し、描画命令を汎用プリンタドライバに送る。汎用プリンタドライバは受信した描画命令に基づき、OS(オペレーティングシステム)の機能を利用して文書と注釈、フォームを含むXPS形式のファイルを作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-46741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
PDF内の注釈やフォームを印刷するか否か選択できる機能の設定値は印刷装置には通知されておらず、アプリケーションが出力したPDF形式のファイルをそのまま印刷装置に送り印刷する系では、当該機能を使用することができない。
【0009】
本発明の目的は、アプリケーションが出力した所定の形式のファイルについて、形式を変更すること無く印刷装置に送信する場合でも、所定の形式のファイル内の注釈を印刷するか否かを制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願に記載のアプリケーションは、情報処理装置に記憶された汎用プリンタドライバの機能を拡張させる印刷設定アプリケーションであって、ドキュメント生成アプリが出力する所定の形式のファイルの形式を変換することなく印刷装置に送信する第1の機能の設定値を設定する第1の設定工程と、前記第1の機能が有効に設定された場合に前記ドキュメント生成アプリの提供する所定の機能を用いて付加された情報を印刷する第2の機能の設定値を設定する第2の設定工程と、前記第1の設定工程において前記第1の機能が有効に設定された場合、前記第2の設定工程において設定された設定値に基づき生成される印刷データを送信させる制御工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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