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公開番号2025087101
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201523
出願日2023-11-29
発明の名称光量調節装置および光学機器
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類G03B 9/02 20210101AFI20250603BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】
本発明は、絞り装置を小型化しつつ、光量を高精度に調節できる技術を実現する。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の光量調節装置100は、光が通過する開口部を形成する開口形成部材103と、開口形成部材103の一方面上で開口部の周囲を回動する回動部材104と、回動部材104には付勢機構が備わった付勢ギヤを有し、付勢ギヤとギヤ連結する付勢機構を有した付勢ピニオンギヤ102と、回動部材104を連結にて駆動させる駆動部101と、を備え、駆動部101に備わった出力軸を付勢させるバネ101mによって、ギヤ連結が駆動部側に光軸方向に付勢され、回動部材104が駆動部側に光軸方向に付勢されることを特徴とする。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
光が通過する開口部を形成する開口形成部材と、
前記開口形成部材の一方面上で前記開口部の周囲を回動する回動部材と、
前記回動部材には付勢機構が備わった付勢ギヤを有し、
前記付勢ギヤとギヤ連結する付勢機構を有した付勢ピニオンギヤと、
前記回動部材を連結にて駆動させる駆動部と、を備え、
前記駆動部に備わった出力軸を付勢させるバネによって、前記ギヤ連結が前記駆動部側に光軸方向に付勢され、前記回動部材が前記駆動部側に光軸方向に付勢されることを特徴とする光量調節装置。
続きを表示(約 64 文字)【請求項2】
請求項1に記載の光量調節装置と、前記光量調節装置を通過した光を撮像する撮像素子を備えた光学機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルカメラ等に搭載される光量調節装置及び光学機器に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、例えば以下の特許文献1がある。この特許文献1では、ステッピングモータの出力軸の一端を付勢することにより、出力軸に取り付けられたピニオンギヤと絞り羽根を駆動させる駆動部材が付勢されバックラッシがなくなるよう構成し光量調節の高精度化を達成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-180921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成だと、駆動部材の付勢方向がステッピングモータから離れる方向であり、絞り装置の光軸方向への大型化を招いてしまう。本発明は、絞り装置を小型化しつつ、光量を高精度に調節できる技術を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の光量調節装置は、光が通過する開口部を形成する開口形成部材と、前記開口形成部材の一方面上で前記開口部の周囲を回動する回動部材と、前記回動部材には付勢機構が備わった付勢ギヤを有し、前記付勢ギヤとギヤ連結する付勢機構を有した付勢ピニオンギヤと、前記回動部材を連結にて駆動させる駆動部と、を備え、前記駆動部に備わった出力軸を付勢させるバネによって、前記ギヤ連結が前記駆動部側に光軸方向に付勢され、前記回動部材が前記駆動部側に光軸方向に付勢されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
ステッピングモータ内部に備わったバネを用いてギヤ同士を付勢させることで、反対方向へ付勢ができ、絞り装置の小型化をおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る光量調節装置の分解斜視図
ステッピングモータの分解斜視図
ピニオンの断面図
回動部材の斜視図
ステッピングモータ、ピニオンおよび回動部材の関係図
ピニオンおよび回動部材の関係図
光量調節装置を搭載した撮像装置の概略図。"
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
(実施例1)
図1には、本発明の実施形態である光量調節装置の一例である光量調節装置としての絞り装置100の分解斜視図を示す。光量調節装置を駆動する駆動源となるステッピングモータ(駆動部)101が、中央に開口部103aが形成されている開口形成部材としてのベース部材103に取り付けられている。
【0010】
図2にはステッピングモータ101の分解斜視図を示す。101bは、軸受け101i、101jにより回転自在に支持されているステンレス等の非磁性材料のモータシャフトである。ロータ101kは、モータシャフト(回転軸)101bと周方向に交互に着磁されたマグネット101aから構成される。101c、101dは周方向に交互に配設された複数の櫛歯を有して例えば軟磁性材からなる内ヨークである。101g、101hは周方向に交互に配設された複数の櫛歯を有して例えば軟磁性材からなる外ヨークである。励磁コイル101e、101fは内ヨーク101c、101dと外ヨーク101g、101hの間に装着されてヨークを励磁させる。軸受け101i、101jは中空円筒部外径と外ヨーク101g、101hの内径とで同軸位置決めされる。また、ロータ101kのモータシャフト101bの両端が軸受け101i、101jで受ける構造となっているが、そのうち軸受け101j側のシャフト端部は、押さえ板101lに当接されている。 軸受け101iには、コイルスプリング101mの付勢力を受けるスプリング配置面が設けられている。ロータ101kと軸受け101iの間にコイルスプリング101m(バネ)をシャフト101bに通るように配置する。ここで、スプリング配置面は、コイルスプリング101mとの間に配置されたワッシャ101nを介してコイルスプリング101mの付勢力を受け、ロータ101k側のワッシャ101oを介してロータ101kと軸受け101iとの間に圧縮保持される。すなわち、軸受け101iとロータ101kとの間には、軸受け101i側からワッシャ101n、コイルスプリング101m、ワッシャ101oの順で配置され、軸受け101iとロータ101k(マグネット101a)との間でコイルスプリング101mが圧縮保持される。このとき、ロータ101kと軸受け101iとの間のガタを低減する力が働く。したがって、振動を受けても、騒音が発生し難い構造となっている。 なお、本実施形態では、軸受け101iとコイルスプリング101mとの間、コイルスプリング101mとロータ101kとの間のそれぞれには、ワッシャ101n,101oを介在させているが、ワッシャ101n,101oは介在させなくてもよい。また軸受け101iは、コイルスプリング101mの一端側が部分的に収容される凹部が設けられ、この凹部内でコイルスプリング101mを保持する。その結果、ロータ101kに対して軸方向に予圧がかかりロータ101kの振動(ばたつき)を抑えることができ、モータの静音性を高めることができる。軸受け101iのスプリング配置面は軸受け101iの端面に対してへこませたり、飛び出させたりして形成してもよい。へこます方がバネの自然長を長く設定できるので、バネ乗数が小さくなり好ましい。ステッピングモータ101の回転軸には、ピニオン102が取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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