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公開番号
2025085842
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2025049070,2023135789
出願日
2025-03-24,2019-02-08
発明の名称
樹脂管及び樹脂管の製造方法
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16L
11/12 20060101AFI20250529BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】指標を見やすくした樹脂管を提供する。
【解決手段】樹脂管1は、管本体11と、管本体11の外周面に、管本体11の全長にわたって延びるように形成された帯状部13と、管本体11の外周面のうち帯状部13に覆われていない露出面11a、及び帯状部13の外面のいずれか一方のみに、管本体11の全長にわたって延びるように設けられた指標15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気融着継手に接続される管本体と、
前記管本体の外周面に、前記管本体の全長にわたって延びるように形成された帯状部と、
前記管本体の外周面のうち前記帯状部に覆われていない露出面、及び前記帯状部の外面のいずれか一方のみに、前記管本体の全長にわたって延びるように設けられた指標と、
を備える樹脂管。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記指標は、前記管本体の露出面及び前記帯状部の外面のうち、前記管本体の周方向の長さが長い方に設けられている、請求項1に記載の樹脂管。
【請求項3】
前記指標が設けられた前記管本体の前記露出面又は前記帯状部の外面、及び前記指標それぞれの色における、JIS Z8781-4:2013に規定されたL*a*b*表色系における色差が1以上である、請求項1又は2に記載の樹脂管。
【請求項4】
管本体と、前記管本体の外周面に、前記管本体の全長にわたって延びるように形成された帯状部と、前記管本体の外周面のうち前記帯状部に覆われていない露出面、及び前記帯状部の外面のいずれか一方のみに、前記管本体の全長にわたって延びるように設けられた指標と、を備える樹脂管の製造方法であって、
押出成形機により連続樹脂管を成型する工程と、
前記連続樹脂管を冷却する工程と、
前記連続樹脂管を引取り機により引取る工程と、
前記指標を印刷する工程と、
前記連続樹脂管を所定の長さに切断して、前記樹脂管を製造する工程と、を有し、
前記指標を印刷する工程を、前記冷却する工程の後に有する、樹脂管の製造方法。
【請求項5】
前記指標を印刷する工程を前記引取る工程の後に有する、請求項4に記載の樹脂管の製造方法。
【請求項6】
前記帯状部が、前記成型する工程で前記管本体と共に成形される、請求項4又は5に記載の樹脂管の製造方法。
【請求項7】
前記管本体の外周面に前記帯状部を印刷により形成する工程を有する、請求項4又は5に記載の樹脂管の製造方法。
【請求項8】
前記帯状部を印刷により形成する工程を、前記指標を印刷する工程の前、又は前記指標を印刷する工程と同時に有する、請求項7に記載の樹脂管の製造方法。
【請求項9】
前記引取る工程で用いる前記引取り機は、位置及び距離を調節する機構を備え、
前記成型する工程で用いる金型の中心軸線と前記引取り機の中心軸線とを位置合わせする、請求項4又は8に記載の樹脂管の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂管及び樹脂管の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、水等の流体を搬送するのに、ポリエチレン樹脂等のオレフィン系樹脂で形成された樹脂管(管本体)を用いることが検討されている(例えば、特許文献1参照)。樹脂管をオレフィン系樹脂で形成することにより、樹脂管が腐食するのが抑えられる。
【0003】
樹脂管同士を区別するために、樹脂管の色を、水色、黒色等とすることが行われている。樹脂管の種類がさらに増えると、樹脂管の色だけでは区別し切れなくなる。このため、発明者らは、管本体と、管本体の外周面に、管本体の全長にわたって延びるように形成された帯状部と、を備える樹脂管を検討している。帯状部は、管本体の周方向の一部に形成されている。管本体の色と、帯状部の色と、を互いに異ならせると、樹脂管の種類がさらに増えても、管本体の色及び帯状部の色により、樹脂管同士を区別することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-268628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
樹脂管の商品名、型番等を表すのに、樹脂管にステンシル(指標)を設けることが行われている。樹脂管の軸線方向におけるいずれの位置でもステンシルが見やすいように、ステンシルは、樹脂管の全長にわたって延びるように設けられている。
【0006】
しかしながら、ステンシルが、管本体の外周面のうち前記帯状部に覆われていない露出面、及び帯状部の外面の両方に跨ってステンシルが設けられていると、ステンシルが見にくくなる。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、指標を見やすくした樹脂管を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の樹脂管は、管本体と、前記管本体の外周面に、前記管本体の全長にわたって延びるように形成された帯状部と、前記管本体の外周面のうち前記帯状部に覆われていない露出面、及び前記帯状部の外面のいずれか一方のみに、前記管本体の全長にわたって延びるように設けられた指標と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、管本体の露出面及び帯状部の外面のいずれか一方のみに指標が設けられるため、管本体の露出面及び帯状部の外面の両方に跨って指標が設けられることなく、指標を見やすくできる。
【0009】
また、上記の樹脂管において、前記指標は、前記管本体の露出面及び前記帯状部の外面のうち、前記管本体の周方向の長さが長い方に設けられていてもよい。
この発明によれば、周方向の長さが長い面に指標を設けることにより、広い面上で指標をより見やすくできる。
【0010】
また、上記の樹脂管において、前記帯状部が前記管本体の軸線に直交する平面に対してなす角度であるリード角が85°以上であってもよい。
この発明によれば、帯状部が管本体の軸線に対して傾き、管本体の全長にわたって延びる帯状部の外観が低下するのを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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