TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025085592
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2024118372
出願日2024-07-24
発明の名称エネルギー貯蔵コンバータ
出願人晶科儲能科技有限公司
代理人個人,個人
主分類H01L 23/427 20060101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】放熱体の放熱効果をさらに向上させ、さらにエネルギー貯蔵コンバータの放熱性能を向上させるエネルギー貯蔵コンバータを提供する。
【解決手段】エネルギー貯蔵コンバータは、一方側に電子部品が設けられ、他方側に放熱体3が設けられている基板と、放熱体の基板に近接する側に設けられ、放熱体に接続される少なくとも1つのヒートパイプ群4と、を含み、ヒートパイプ群は、少なくとも1つの第1ヒートパイプ41を含み、第1ヒートパイプは、本体部と延在部とを含み、延在部は、本体部の長手方向に沿って、本体部の少なくとも一側に位置し、本体部と連通し、延在部と本体部とは夾角をなし、本体部の長さと延在部の長さとの比は4.3~4.5である。これにより、第1ヒートパイプの熱伝導面積を効果的に増加させ、第1ヒートパイプの熱伝導効率を向上させ、放熱体の放熱効果を向上させ、さらにエネルギー貯蔵コンバータの放熱性能を向上させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
エネルギー貯蔵コンバータであって、
一方側に電子部品(2)が設けられ、且つ他方側に放熱体(3)が設けられている基板(1)と、
前記放熱体(3)の前記基板(1)に近接する側に設けられ、且つ前記放熱体(3)に接続される少なくとも1つのヒートパイプ群(4)とを含み、
前記ヒートパイプ群(4)は、少なくとも1つの第1ヒートパイプ(41)を含み、前記第1ヒートパイプ(41)は、本体部(411)と延在部(412)とを含み、前記延在部(412)は、前記本体部(411)の長手方向に沿って前記本体部(411)の少なくとも一側に位置し、且つ前記本体部(411)と連通し、前記延在部(412)と前記本体部(411)とは、夾角をなし、且つ前記本体部(411)の長さと前記延在部(412)の長さとの比は、4.3~4.5である、ことを特徴とするエネルギー貯蔵コンバータ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1ヒートパイプ(41)は、1つの前記延在部(412)を含み、前記延在部(412)は、前記本体部(411)の長手方向に沿って前記本体部(411)の一端に位置し、前記本体部(411)と前記延在部(412)との間の夾角αは、130°~140°である、ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
【請求項3】
前記第1ヒートパイプ(41)は、2つの前記延在部(412)を含み、
2つの前記延在部(412)は、前記本体部(411)の長手方向に沿って前記本体部(411)の両端にそれぞれ位置し、
2つの前記延在部(412)は、前記本体部(411)の短手方向に沿って、前記本体部(411)の同じ側に向かって延在し、又は、2つの前記延在部(412)は、前記本体部(411)の両側に向かって延在する、ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
【請求項4】
2つの前記延在部(412)は、延在方向が互いに平行である、ことを特徴とする請求項2に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
【請求項5】
前記延在部(412)は、少なくとも第1延在セグメント(412a)と第2延在セグメント(412b)とを含み、前記第2延在セグメント(412b)は、前記第1延在セグメント(412a)の前記本体部(411)から離れた側に位置し、且つ前記第1延在セグメント(412a)を介して前記本体部(411)と連通し、前記第1延在セグメント(412a)と前記第2延在セグメント(412b)とは、夾角をなす、ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
【請求項6】
前記ヒートパイプ群(4)は、複数の第1ヒートパイプ(41)を含み、
複数の第1ヒートパイプ(41)は、前記放熱体(3)の長手方向又は短手方向に沿って間隔を隔てて配列され、又は、
複数の第1ヒートパイプ41は、連続的に配列される、ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
【請求項7】
前記ヒートパイプ群(4)は、少なくとも1つの第2ヒートパイプ(42)をさらに含み、前記第2ヒートパイプ(42)の延在方向は、前記本体部(411)の延在方向と同じであり、且つ前記第2ヒートパイプ(42)の長さは、前記第1ヒートパイプ(41)の長さよりも小さい、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
【請求項8】
前記第2ヒートパイプ(42)の長さと前記第1ヒートパイプ(41)の長さとの比は、0.81~0.84である、ことを特徴とする請求項7に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
【請求項9】
前記ヒートパイプ群(4)において、前記第1ヒートパイプ(41)及び前記第2ヒートパイプ(42)は、前記放熱体(3)の長手方向又は短手方向に沿って配列され、前記第2ヒートパイプ(42)は、隣接する2つの前記第1ヒートパイプ(41)の間に位置する、ことを特徴とする請求項7に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
【請求項10】
前記ヒートパイプ群(4)において、前記第1ヒートパイプ(41)及び前記第2ヒートパイプ(42)は、前記放熱体(3)の長手方向又は短手方向に沿って交互に配列される、ことを特徴とする請求項7に記載のエネルギー貯蔵コンバータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エネルギー貯蔵技術分野に関し、具体的にエネルギー貯蔵コンバータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
科学技術の発展に伴い、エネルギー貯蔵デバイスの応用分野は、ますます広くなっており、エネルギー貯蔵デバイスには、通常、エネルギー貯蔵デバイスが外部に給電するように、直流電と交流電との間の変換を実現することできるエネルギー貯蔵コンバータが設けられている。エネルギー貯蔵コンバータには放熱用の放熱体が設けられているが、現在の放熱体は、放熱効果が悪く、エネルギー貯蔵コンバータの正常な動作に影響を与えやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに鑑みて、本発明は、従来技術におけるエネルギー貯蔵コンバータの放熱体の放熱効果が悪いという問題を解決するためのエネルギー貯蔵コンバータを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施例は、エネルギー貯蔵コンバータを提供する。前記エネルギー貯蔵コンバータは、一方側に電子部品が設けられ且つ他方側に放熱体が設けられている基板と、前記放熱体の前記基板に近接する側に設けられ且つ前記放熱体に接続される少なくとも1つのヒートパイプ群とを含み、ここで、前記ヒートパイプ群は、少なくとも1つの第1ヒートパイプを含み、前記第1ヒートパイプは、本体部と延在部とを含み、前記延在部は、前記本体部の長手方向に沿って、前記本体部の少なくとも一側に位置し、且つ前記本体部と連通し、前記延在部と前記本体部とは、夾角をなし、且つ前記本体部の長さと前記延在部の長さとの比は、4.3~4.5である。
【0005】
一つの可能な実施形態において、前記第1ヒートパイプは、1つの前記延在部を含み、前記延在部は、前記本体部の長手方向に沿って、前記本体部の一端に位置し、前記本体部と前記延在部との間の夾角αは、130°~140°である。
【0006】
一つの可能な実施形態において、前記第1ヒートパイプは、2つの前記延在部を含み、2つの前記延在部は、前記本体部の長手方向に沿って、それぞれ前記本体部の両端に位置し、2つの前記延在部は、前記本体部の短手方向に沿って、前記本体部の同じ側に向かって延在し、又は、2つの前記延在部は、前記本体部の両側に向かって延在する。
【0007】
一つの可能な実施形態において、2つの前記延在部は、延在方向が互いに平行である。
【0008】
一つの可能な実施形態において、前記延在部は、少なくとも第1延在セグメントと第2延在セグメントとを含み、前記第2延在セグメントは、前記第1延在セグメントの前記本体部から離れた側に位置し、且つ前記第1延在セグメントを介して前記本体部と連通し、前記第1延在セグメントと前記第2延在セグメントとは、夾角をなす。
【0009】
一つの可能な実施形態において、前記ヒートパイプ群は、複数の第1ヒートパイプを含み、複数の第1ヒートパイプは、前記放熱体の長手方向又は短手方向に沿って、間隔を隔てて配列され、又は、複数の第1ヒートパイプは、連続的に配列される。
【0010】
一つの可能な実施形態において、前記ヒートパイプ群は、少なくとも1つの第2ヒートパイプをさらに含み、前記第2ヒートパイプの延在方向は、前記本体部の延在方向と同じであり、且つ前記第2ヒートパイプの長さは、前記第1ヒートパイプの長さよりも小さい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

晶科儲能科技有限公司
総合キャビネット
12日前
晶科儲能科技有限公司
エネルギー貯蔵コンバータ
2日前
晶科儲能科技有限公司
セルトップカバー及びセル
2か月前
晶科儲能科技有限公司
液冷プレート及び電池パック
26日前
晶科儲能科技有限公司
電池モジュール及び電池パック
6か月前
晶科儲能科技有限公司
電池モジュール及び電池パック
6か月前
晶科儲能科技有限公司
電池ケース及び電池ケースの製造方法
26日前
晶科儲能科技有限公司
エネルギー貯蔵コンバータ及び放熱システム
2日前
晶科儲能科技有限公司
セルトップカバーの防爆バルブ及びセルトップカバー
2か月前
晶科儲能科技有限公司
電池モジュール及び電池パック
1か月前
APB株式会社
二次電池
23日前
甲神電機株式会社
変流器
29日前
株式会社東光高岳
変圧器
16日前
株式会社電知
組電池の製造方法
2日前
株式会社東光高岳
変圧器
16日前
株式会社コロナ
タッチ式操作装置
5日前
ローム株式会社
半導体装置
25日前
ローム株式会社
チップ部品
19日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
24日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
8日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
24日前
トヨタ自動車株式会社
集合導線
25日前
CKD株式会社
倣い装置
12日前
株式会社不二越
ソレノイド
11日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
株式会社ダイヘン
搬送装置
8日前
株式会社プロテリアル
シート状磁性部材
1か月前
株式会社不二越
ソレノイド
1日前
APB株式会社
二次電池セルの製造方法
23日前
株式会社ダイヘン
ヒューズ
5日前
株式会社バンダイ
電池収容構造及び玩具
1か月前
トヨタ自動車株式会社
充電システム
25日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
2日前
続きを見る