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公開番号2025085302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199084
出願日2023-11-24
発明の名称バッテリパックの車載構造
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類H01M 50/291 20210101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】部品点数を削減し省スペース化しながら、汎用性の高い複数のバッテリパックを車両に搭載可能なバッテリパックの車載構造を提供する。
【解決手段】車両の前後方向で隣り合うように配置されたバッテリパック10の間には、車幅方向に延在する中央フレーム120が設けられ、車幅方向の少なくとも一方側には、前後方向に延在するサイドフレーム110L、110Rが設けられる。中央フレーム120は、中空形状を有し、中央フレーム120の内部には、バッテリパック10同士を電気的に接続するバスバーユニット140が収容される。バッテリパック10は、中央フレーム120及びサイドフレーム110L、110Rに固定され、中央フレーム120及びサイドフレーム110L、110Rは、車両に固定される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電池セルが積層されたセル積層体が収容され、車両の前後方向で隣り合うように配置される第1バッテリパック及び第2バッテリパックと、
前記第1バッテリパックと前記第2バッテリパックの間に配置され、車幅方向に延在する中央フレームと、
前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックの前記車幅方向の少なくとも一方側に配置され、前記前後方向に延在するサイドフレームと、を備える、バッテリパックの車載構造であって、
前記中央フレームは、中空形状を有し、
前記中央フレームの内部には、前記第1バッテリパックと前記第2バッテリパックとを電気的に接続する導電部材が収容され、
前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックは、前記中央フレーム及び前記サイドフレームに固定され、
前記中央フレーム及び前記サイドフレームは、前記車両に固定される、
バッテリパックの車載構造。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバッテリパックの車載構造であって、
複数の電池セルが積層されたセル積層体が収容され、前記第1バッテリパックと前記車幅方向で隣り合うように配置される第3バッテリパックと、
前記第1バッテリパックと前記第3バッテリパックの間に配置され、前記前後方向に延在するブラケットと、を備え、
前記第1バッテリパック及び前記第3バッテリパックは、対向面に互いに近づくように突出する突出部を有し、
前記突出部は、第1バッテリパック及び前記第3バッテリパックの高さ方向の中間部よりも下方に設けられ、
前記突出部の底面が、前記ブラケットに固定される、
バッテリパックの車載構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のバッテリパックの車載構造であって、
前記サイドフレームは、前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックの底面に固定される、
バッテリパックの車載構造。
【請求項4】
請求項2に記載のバッテリパックの車載構造であって、
前記サイドフレームは、前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックの前記突出部の底面に固定される、
バッテリパックの車載構造。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のバッテリパックの車載構造であって、
前記中央フレームと前記第1バッテリパックは互いに連通する第1連通孔を有し、
前記中央フレームと前記第2バッテリパックは互いに連通する第2連通孔を有し、
前記第1連通孔及び前記第2連通孔は、前記車幅方向にオフセットしている、
バッテリパックの車載構造。
【請求項6】
請求項5に記載のバッテリパックの車載構造であって、
前記中央フレームは、底面に底面開口部を有し、
前記底面開口部は、シール部材を介して蓋部材で封止されている、
バッテリパックの車載構造。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のバッテリパックの車載構造であって、
前記中央フレームと前記第1バッテリパックは互いに連通する第1連通孔を有し、
前記中央フレームと前記第2バッテリパックは互いに連通する第2連通孔を有し、
前記第1バッテリパックの端子台及び前記第2バッテリパックの端子台は、前記車幅方向にオフセットしている、
バッテリパックの車載構造。
【請求項8】
請求項7に記載のバッテリパックの車載構造であって、
前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックは同一の形状を有し、
前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックの前記端子台は、前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックの前記車幅方向の中心線に対し、前記車幅方向にオフセットしている、
バッテリパックの車載構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリパックの車載構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池に関する研究開発が行われている。
【0003】
従来の電動車両やハイブリッド車両には、一般的に、複数のバッテリモジュールをバッテリケースに収容した1つのバッテリパックが搭載されていた。例えば、特許文献1では、複数のモジュールと、向かい合うモジュール間に配置された導波管と、これらの収容するバッテリケースと、を備えるバッテリパックが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2023-504158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この場合、車両毎にバッテリパックを設計する必要があるため、バッテリパックの汎用性がないという課題があった。
【0006】
また、特許文献1に記載のバッテリパックでは、導波管がパックケースの中央領域を横切るように底面に設けられている。導波管は、内壁に固定結合されるため外部衝撃によるパックの変形を防止できるものの、車両との固定に寄与していない。そのため、バッテリパックと車両とを固定する構造が別途必要であった。
【0007】
本発明は、部品点数を削減し省スペース化しながら、汎用性の高い複数のバッテリパックを車両に搭載可能なバッテリパックの車載構造を提供する。そして、延いてはエネルギーの効率化に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
複数の電池セルが積層されたセル積層体が収容され、車両の前後方向で隣り合うように配置される第1バッテリパック及び第2バッテリパックと、
前記第1バッテリパックと前記第2バッテリパックの間に配置され、車幅方向に延在する中央フレームと、
前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックの前記車幅方向の少なくとも一方側に配置され、前記前後方向に延在するサイドフレームと、を備える、バッテリパックの車載構造であって、
前記中央フレームは、中空形状を有し、
前記中央フレームの内部には、前記第1バッテリパックと前記第2バッテリパックとを電気的に接続する導電部材が収容され、
前記第1バッテリパック及び前記第2バッテリパックは、前記中央フレーム及び前記サイドフレームに固定され、
前記中央フレーム及び前記サイドフレームは、前記車両に固定される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、部品点数を削減し省スペース化しながら、汎用性の高い複数のバッテリパックを車両に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
バッテリパック10の外観斜視図である。
バッテリパック10の分解斜視図である。
セル積層体30の分解斜視図である。
バッテリパック10の平面図である。
バッテリ組立体100の外観斜視図である。
図5のA-A線断面図である。
底面カバー126を分解して底面側から見たバッテリ組立体100の外観斜視図である。
中央フレーム120の外観斜視図である。
底面カバー126を分解して底面側から見た中央フレーム120の外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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