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公開番号2025085299
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199081
出願日2023-11-24
発明の名称バッテリパック
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類H01M 50/296 20210101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】搬送時における異物の侵入を抑制可能であり、汎用性の高いバッテリパックを提供する。
【解決手段】バッテリパック10は、複数の電池セル40が積層されたセル積層体30と、セル積層体30が収容されるケース20と、を備える。ケース20は、セル積層体30が収容され、外部から閉塞されたセル収容空間25と、セル収容空間25から延出した出力導電部材61と第1開口部91から侵入した取出導電部材70とが接続される出力端子収容空間27と、第1開口部91を着脱可能に閉塞する蓋部材15と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電池セルが積層されたセル積層体と、
前記セル積層体が収容されるケースと、を備えるバッテリパックであって、
前記ケースは、
前記セル積層体が収容され、外部から閉塞されたセル収容空間と、
前記セル収容空間から延出した導電部材と、開口部から侵入した外部導電部材とが接続される出力端子収容空間と、
前記開口部を着脱可能に閉塞する蓋部材と、を備える、
バッテリパック。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記セル収容空間と前記出力端子収容空間との連通部には、シール部材が設けられ、
前記セル収容空間は、密閉されている、
バッテリパック。
【請求項3】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記導電部材及び前記外部導電部材は、ボルトにより電気的に接続可能に構成されている、
バッテリパック。
【請求項4】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記導電部材と前記外部導電部材とが接続される端子台は、前記バッテリパックの幅方向の中心線に対し、幅方向にオフセットしている、
バッテリパック。
【請求項5】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記ケースの上面は、平坦面、又は前記ケースの底面と嵌合する嵌合形状を有し、
前記ケースは、上下方向に積層可能に構成されている、
バッテリパック。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記バッテリパックの電力によりモータを駆動する電動パワーユニットに搭載される、
バッテリパック。
【請求項7】
請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記バッテリパックの電力によりモータを駆動することで移動可能な搬送台車に搭載される、
バッテリパック。
【請求項8】
請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記バッテリパックの電力によりモータを駆動することでブレードを回転させる芝刈機に搭載される、
バッテリパック。
【請求項9】
請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記バッテリパックの電力によりモータを駆動することで運転可能な二輪車に搭載される、
バッテリパック。
【請求項10】
請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリパックであって、
前記バッテリパックの電力によりモータを駆動することで運転可能な四輪車に搭載される、
バッテリパック。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリパックに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する二次電池に関する研究開発が行われている。
【0003】
従来の電動車両やハイブリッド車両には、複数のバッテリモジュールをバッテリケースに収容した1つのバッテリパックが搭載されていた(例えば、特許文献1)。しかしながら、この場合、車両毎にバッテリパックを設計する必要があるため、バッテリパックの汎用性がないという課題があった。
【0004】
また、特許文献2では、積み替え可能なバッテリが提案されている。特許文献2では、積み替え時のバッテリとケーブル端子との着脱を容易にするため、端子台にスリットを設け、スリットからケーブルのY字状(U字状)の端子を挿入した状態で外部に露出したカムレバーを回動させて端子同士を締結することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-62472号公報
特許第5945785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2では、端子台のスリットからケーブルの端子を挿入するため、ケーブルの端子はU字状の端子以外利用することができず、汎用性に課題があった。一方で、搬送時などに端子台の接続端子を露出させてしまうと、バッテリパックの内部に異物が侵入する虞があり好ましくない。
【0007】
本発明は、搬送時における異物の侵入を抑制可能であり、汎用性の高いバッテリパックを提供する。そして、延いてはエネルギーの効率化に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
複数の電池セルが積層されたセル積層体と、
前記セル積層体が収容されるケースと、を備えるバッテリパックであって、
前記ケースは、
前記セル積層体が収容され、外部から閉塞されたセル収容空間と、
前記セル収容空間から延出した導電部材と、開口部から侵入した外部導電部材とが接続される出力端子収容空間と、
前記開口部を着脱可能に閉塞する蓋部材と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ケース内への異物の侵入を抑制しながら、バッテリパックをいろいろな機器へ搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
バッテリパック10の外観斜視図である。
バッテリパック10の分解斜視図である。
セル積層体30の分解斜視図である。
バッテリパック10の平面図である。
変形例の出力端子収容空間27を示す図である。
バッテリ組立体100の外観斜視図である。
底面カバー126を分解して底面側から見たバッテリ組立体100の外観斜視図である。
中央フレーム120の外観斜視図である。
底面カバー126を分解して底面側から見た中央フレーム120の外観斜視図である。
バッテリ組立体100が床下に配置された四輪車301の側面図である。
バッテリ組立体100Aを搭載した二輪車302の側面図である。
バッテリ組立体100Aを搭載した芝刈機303の側面図である。
バッテリ組立体100Aを搭載した搬送台車304の側面図である。
バッテリ組立体100Bを搭載した電動パワーユニット305の側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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