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公開番号2025084993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025035063,2024074462
出願日2025-03-06,2019-07-12
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人キヤノンマーケティングジャパン株式会社,キヤノンITソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/06 20230101AFI20250527BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数のデータの関連性をオブジェクトを用いて階層的に示す階層図において、オブジェクトの選択を容易にする情報処理システム、情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システムにおいて、選択状態のオブジェクトと非選択状態のオブジェクトを階層的に表示させることが可能な階層図表示制御手段と、前記階層図表示制御手段で表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けたオブジェクトが非選択状態である場合、当該オブジェクトを基準とした階層を選択状態とし、当該階層を含まない他の階層を非選択状態として選択制御する選択制御手段と、を備える。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
選択状態のオブジェクトと非選択状態のオブジェクトを階層的に表示させることが可能な階層図表示制御手段と、
前記階層図表示制御手段で表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けたオブジェクトが非選択状態である場合、当該オブジェクトを基準とした階層を選択状態とし、当該階層を含まない他の階層を非選択状態として選択制御する選択制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記階層図表示制御手段で表示されるオブジェクトが全て選択状態である場合、
前記選択制御手段は、前記受付手段で受け付けたオブジェクトを基準とした階層を選択状態とし、当該階層を含まない他の階層を非選択状態として選択制御することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
出力モードを変更するモード変更手段と、
前記選択制御手段は、前記モード変更手段により出力モードが変更されると、前記受付手段で受け付けたオブジェクトを基準とした階層を選択状態とし、当該階層を含まない他の階層を非選択状態として選択制御することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記選択制御手段で選択状態として選択制御されるオブジェクトは、前記受付手段で受け付けたオブジェクトより下位のオブジェクトであることを特徴とする請求項１乃至３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記選択制御手段で非選択状態として選択制御されるオブジェクトは、前記受付手段で受け付けたオブジェクトより下位の階層を含まない、オブジェクトであることを特徴とする請求項１乃至４に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記オブジェクトに関連付くデータを有するデータ記憶手段と通信可能であり、
前記選択制御手段で選択状態であるオブジェクトに関連付くデータを取得し、該データを出力する出力手段
を有することを特徴とする請求項１乃至５に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記出力手段は、前記選択制御手段で選択状態であるオブジェクトの階層の階層構造と共に前記データを出力することを特徴とする請求項６に記載の情報処理装置。
【請求項８】
選択状態のオブジェクトと非選択状態のオブジェクトを階層的に表示させることが可能な階層図表示制御手段と、
前記階層図表示制御手段で表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けたオブジェクトが非選択状態である場合、当該オブジェクトを基準とした階層を選択状態とし、当該階層を含まない他の階層を非選択状態として選択制御する選択制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項９】
情報処理装置が、
選択状態のオブジェクトと非選択状態のオブジェクトを階層的に表示させることが可能な階層図表示制御ステップと、
前記階層図表示制御ステップで表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けたオブジェクトが非選択状態である場合、当該オブジェクトを基準とした階層を選択状態とし、当該階層を含まない他の階層を非選択状態として選択制御する選択制御ステップと、
を実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項１０】
コンピュータを請求項１乃至６のいずれか１項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、階層図におけるオブジェクトの選択の仕組みに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
会社の組織は通常、複数の部門がツリー構造をなして形成されており、例えば、図４のように、左側が上位組織であり、右に進む順に下位組織となるようなツリー構造をなしていることが多い。
【０００３】
上記のようなツリー構造をなしている場合、ユーザの所属している会社の社員情報をユーザが選択して部門毎に一覧で出力したいという要求がある。
【０００４】
そのためには、対象範囲の組織図を見やすく表示し、該当する組織を容易に選択して必要な社員情報を自由に設定し、出力できる仕組みが求められる。
【０００５】
特許文献１には、組織を構成する所属情報に基づいて、複数の所属単位がツリー状に配置された組織図を表示する場合に、所属単位毎に設定された所属表示属性情報に基づいて、組織図への所属単位の表示、非表示を適宜制御させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２００２－２９７８４３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、特許文献１は、自社以外のグループ内会社の社員情報をどのレベル（階層）まで閲覧可能とするかを設定しているものであり、社内の所属毎に社員情報を表示させることは考慮されていない。
【０００８】
すなわち、社内の閲覧したい部門毎の社員情報を組織図から容易に選択させることは記載されていない。
【０００９】
本発明の目的は、複数のデータの関連性をオブジェクトを用いて階層的に示す階層図において、オブジェクトの選択を容易にすることである。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
本発明は、選択状態のオブジェクトと非選択状態のオブジェクトを階層的に表示させることが可能な階層図表示制御手段と、前記階層図表示制御手段で表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けたオブジェクトが非選択状態である場合、当該オブジェクトを基準とした階層を選択状態とし、当該階層を含まない他の階層を非選択状態として選択制御する選択制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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