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公開番号2025084004
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197735
出願日2023-11-21
発明の名称処理装置、処理プログラム及び処理方法
出願人CXRエンジニアリング株式会社
代理人個人
主分類G06Q 40/04 20120101AFI20250526BHJP(計算;計数)
要約【課題】 より効率的に金融商品の発注を可能にする処理装置、処理プログラム及び処理方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも一つのプロセッサを具備する処理装置であって、前記少なくとも一つのプロセッサは、相場価格が変動する金融商品に対する証拠金を用いた買い又は売り注文において、少なくとも前記注文の発注価格を設定するための注文設定情報、及び前記証拠金に利用される口座に関する評価項目を評価するための注文評価情報を取得し、前記注文評価情報に基づいて前記注文を評価した結果があらかじめ決められた条件を満たす場合には、前記金融商品の所定の時点における相場価格が前記注文設定情報により設定された前記発注価格になると前記金融商品の買い又は売り注文の発注を可能にする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを具備する処理装置であって、
前記少なくとも一つのプロセッサは、
相場価格が変動する金融商品に対する証拠金を用いた買い又は売り注文において、少なくとも前記注文の発注価格を設定するための注文設定情報、及び前記証拠金に利用される口座に関する評価項目を評価するための注文評価情報を取得し、
前記注文評価情報に基づいて前記注文を評価した結果があらかじめ決められた条件を満たす場合には、前記金融商品の所定の時点における相場価格が前記注文設定情報により設定された前記発注価格になると前記金融商品の買い又は売り注文の発注を可能にする、
ための処理を実行するように構成された処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記注文評価情報は、前記金融商品の買い又は売り注文の発注に対するリスクを評価するための情報である、請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記注文評価情報は前記口座の証拠金維持率を含む、請求項1に記載の処理装置。
【請求項4】
前記注文評価情報は前記口座の証拠金の残高を含む、請求項1に記載の処理装置。
【請求項5】
前記金融商品の前記買い又は売り注文の発注がなされたのちに前記証拠金維持率が前記第1閾値を下回る場合には発注された前記金融商品を強制的に決済させる、請求項3に記載の処理装置。
【請求項6】
前記証拠金維持率が前記第1閾値よりも高い前記第2閾値を下回る場合には前記口座を利用するユーザに対して前記証拠金維持率が前記第2閾値を下回ったことを通知するための通知情報を出力する、請求項5に記載の処理装置。
【請求項7】
前記第1閾値は前記ユーザによる調整が制限され、前記第2閾値は前記ユーザの所望により調整可能である、請求項6に記載の処理装置。
【請求項8】
前記注文評価情報は、前記証拠金維持率に加えて、さらに前記発注が前記金融商品の買い注文である場合は前記買い注文の発注価格と前記金融商品に対して付けられた売り注文の発注価格の差に関連する情報、前記発注が前記金融商品の売り注文である場合は前記金融商品に対して付けられた買い注文の発注価格の差に関連する情報、及び前記金融商品に対して発注された発注数量に関連する情報の少なくともいずれかを含む、請求項3に記載の処理装置。
【請求項9】
前記注文は成行注文である、請求項1に記載の処理装置。
【請求項10】
コンピュータを、
相場価格が変動する金融商品に対する証拠金を用いた買い又は売り注文において、少なくとも前記注文の発注価格を設定するための注文設定情報、及び前記証拠金に利用される口座に関する評価項目を評価するための注文評価情報を取得し、
前記注文評価情報に基づいて前記注文を評価した結果があらかじめ決められた条件を満たす場合には、前記金融商品の所定の時点における相場価格が前記注文設定情報により設定された前記発注価格になると前記金融商品の買い又は売り注文の発注を可能にする、
ためのプロセッサとして機能させる処理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、相場価格が変動する金融商品に対する買い又は売り注文をするように構成された処理装置、処理プログラム及び処理方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、金融商品は、一般的には、時々刻々とその取引価格が変動し、将来の価格の予測をするのが困難でありその売買には煩雑な工程を有すると言われている。このような金融商品において、より簡便にその売買をするためのシステムが知られている。例えば、特許文献1には、複数の金融商品を発注する際に当該各金融商品について共通的に用いられる発注条件である共通発注条件を入力するための操作部と、入力された共通発注条件を記憶するメモリと、一の金融商品の発注を実行する際に記憶されている共通発注条件をメモリから読み出して提示すると共に、提示された共通発注条件を用いて一の金融商品の発注を行うCPUと、を備えるシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-175414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、上記のような技術を踏まえ、本開示では、様々な実施形態により、より効率的に金融商品の発注を可能にする処理装置、処理プログラム及び処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様によれば、「少なくとも一つのプロセッサを具備する処理装置であって、前記少なくとも一つのプロセッサは、相場価格が変動する金融商品に対する証拠金を用いた買い又は売り注文において、少なくとも前記注文の発注価格を設定するための注文設定情報、及び前記証拠金に利用される口座に関する評価項目を評価するための注文評価情報を取得し、前記注文評価情報に基づいて前記注文を評価した結果があらかじめ決められた条件を満たす場合には、前記金融商品の所定の時点における相場価格が前記注文設定情報により設定された前記発注価格になると前記金融商品の買い又は売り注文の発注を可能にするための処理を実行するように構成された処理装置」が提供される。
【0006】
本開示の一態様によれば、「コンピュータを、相場価格が変動する金融商品に対する証拠金を用いた買い又は売り注文において、少なくとも前記注文の発注価格を設定するための注文設定情報、及び前記証拠金に利用される口座に関する評価項目を評価するための注文評価情報を取得し、前記注文評価情報に基づいて前記注文を評価した結果があらかじめ決められた条件を満たす場合には、前記金融商品の所定の時点における相場価格が前記注文設定情報により設定された前記発注価格になると前記金融商品の買い又は売り注文の発注を可能にするためのプロセッサとして機能させる処理プログラム」が提供される。
【0007】
本開示の一態様によれば、「少なくとも一つのプロセッサを具備する処理装置において、前記少なくとも一つのプロセッサにより実行される処理方法であって、相場価格が変動する金融商品に対する証拠金を用いた買い又は売り注文において、少なくとも前記注文の発注価格を設定するための注文設定情報、及び前記証拠金に利用される口座に関する評価項目を評価するための注文評価情報を取得する段階と、前記注文評価情報に基づいて前記注文を評価した結果があらかじめ決められた条件を満たす場合には、前記金融商品の所定の時点における相場価格が前記注文設定情報により設定された前記発注価格になると前記金融商品の買い又は売り注文の発注を可能にする段階とを含む処理方法」が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、より効率的に金融商品の発注を可能にする処理装置、処理プログラム及び処理方法を提供することができる。
【0009】
なお、上記効果は説明の便宜のための例示的なものであるにすぎず、限定的なものではない。上記効果に加えて、又は上記効果に代えて、本開示中に記載されたいかなる効果や当業者であれば明らかな効果を奏することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の一実施形態に係る処理システム1においてなされる金融商品の買い又は売り注文の様子を概念的に示す図である。
図2は、本開示の一実施形態に係る処理システム1の構成を示すブロック図である。
図3は、本開示の一実施形態に係る管理装置100の構成を示すブロック図である。
図4Aは、本開示の一実施形態に係る管理装置100に記憶される注文管理テーブルを概念的に示す図である。
図4Bは、本開示の一実施形態に係る管理装置100に記憶される発注管理テーブルを概念的に示す図である。
図4Cは、本開示の一実施形態に係る管理装置100に記憶される口座管理テーブルを概念的に示す図である。
図5は、本開示の一実施形態に係る管理装置100において実行される処理フローを示す図である。
図6Aは、本開示の一実施形態に係る管理装置100において実行される処理フローを示す図である。
図6Bは、本開示の一実施形態に係る管理装置100において実行される処理フローを示す図である。
図7は、本開示の一実施形態に係る管理装置100において実行される処理フローを示す図である。
図8は、本開示の一実施形態に係る処理システム1において用いられる注文設定情報及び注文評価情報の一例を概念的に示す図である。
図9Aは、本開示の一実施形態に係る処理システム1においてなされる金融商品の買い又は売り注文の様子を概念的に示す図である。
図9Bは、本開示の一実施形態に係る処理システム1においてなされる金融商品の買い又は売り注文の様子を概念的に示す図である。
図9Cは、本開示の一実施形態に係る処理システム1においてなされる金融商品の買い又は売り注文の様子を概念的に示す図である。
図9Dは、本開示の一実施形態に係る処理システム1においてなされる金融商品の買い又は売り注文の様子を概念的に示す図である。
図9Eは、本開示の一実施形態に係る処理システム1においてなされる金融商品の買い又は売り注文の様子を概念的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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