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公開番号
2025083967
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197677
出願日
2023-11-21
発明の名称
基地局装置、基地局装置切り替え方法およびプログラム
出願人
ソフトバンク株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
H04W
36/08 20090101AFI20250526BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】トランスポートネットワークの障害に対して耐性の高い通信サービスを提供できるようにする。
【解決手段】移動体通信ネットワークの基地局装置であって、MM(Mobility Management)コンテキストおよびSM(Session Management)コンテキストを、基地局装置に接続される端末毎に保存するコンテキスト保持部と、端末のハンドオーバを検知した場合、端末のMMコンテキストおよびSMコンテキストを、ハンドオーバのTargetとなる基地局装置に転送するコンテキスト転送部とを備える。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体通信ネットワークの基地局装置であって、
MM(Mobility Management)コンテキストおよびSM(Session Management)コンテキストを、前記基地局装置に接続される端末毎に保存するコンテキスト保持部と、
端末のハンドオーバを検知した場合、前記端末のMMコンテキストおよびSMコンテキストを、ハンドオーバのTargetとなる基地局装置に転送するコンテキスト転送部とを備える
基地局装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記端末からシステムプロシージャの開始が要求されると、前記システムプロシージャにおいて必要となる処理をコンピュータに実行させるための関数を呼び出すことにより、前記基地局装置のCU(Central Unit)が、コアネットワークのネットワーク機能部により実行される処理に対応する処理を実行する
請求項1に記載の基地局装置。
【請求項3】
前記基地局装置のCUは、コアネットワークのネットワーク機能部であるUPF(User Plane Function)により実行される処理に対応する処理を実行し、
前記基地局装置は、DN(Data Netwaork)との接続インターフェースに接続される
請求項2に記載の基地局装置。
【請求項4】
トランスポートネットワークを介してコアネットワークに接続され、
前記CUにSBI(Service Based Interface)を有し、
前記端末からRegistration Requestメッセージを受信した場合、前記SBIを介してコアネットワークのUDR(User Data Repository)からサービスの提供を受け、前記コンテキスト保持部が前記端末のMMコンテキストを保存する
請求項2に記載の基地局装置。
【請求項5】
前記端末からPDU session establishment requestメッセージした場合、前記SBIを介してコアネットワークのUDRからサービスの提供を受け、前記コンテキスト保持部が前記端末のSMコンテキストを保存する
請求項4に記載の基地局装置。
【請求項6】
前記ハンドオーバは、Xnハンドオーバである
請求項1に記載の基地局装置。
【請求項7】
前記コンテキスト転送部は、gRPCを利用して、ハンドオーバのTargetとなる基地局装置に前記端末のMMコンテキストおよびSMコンテキストを転送する
請求項6に記載の基地局装置。
【請求項8】
移動体通信ネットワークの基地局装置切り替え方法であって、
MM(Mobility Management)コンテキストおよびSM(Session Management)コンテキストを、基地局装置に接続される端末毎に保存し、
端末のハンドオーバを検知した場合、前記端末のMMコンテキストおよびSMコンテキストを、ハンドオーバのTargetとなる基地局装置に転送する
基地局装置切り替え方法。
【請求項9】
コンピュータを、
移動体通信ネットワークの基地局装置であって、
MM(Mobility Management)コンテキストおよびSM(Session Management)コンテキストを、前記基地局装置に接続される端末毎に保存するコンテキスト保持部と、
端末のハンドオーバを検知した場合、前記端末のMMコンテキストおよびSMコンテキストを、ハンドオーバのTargetとなる基地局装置に転送するコンテキスト転送部とを備える基地局装置として機能させる
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基地局装置、基地局装置切り替え方法およびプログラムに関し、トランスポートネットワークの障害に対して耐性の高い通信サービスを提供できるようにする基地局装置、基地局装置切り替え方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
MEC(Multi-access edge computing)の普及に伴い、端末(UE)はMECサーバ上のアプリサービスの提供を受ける機会が増えている。MECを利用することで、例えば、アプリサービスの応答遅延を低減することが可能となる。
【0003】
一般的に、移動体通信システムにおける各端末は、コアネットワークのネットワーク機能部の1つであるUPFを経由してMECサーバと通信する。このため、例えば、UPFが特定のデータセンタなどに配置されている場合、MECの利点を活かすことができない。そこで、今後は、複数のUPFがそれぞれ基地局(RAN:Radio Access Network)の近傍に配置されるようになる可能性が高い。
【0004】
また、MECアーキテクチャにおいて、ハンドオーバが発生してもシームレスなストリーミングを提供する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなMECアーキテクチャの採用により、安定的に低遅延のネットワークサービスを提供することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-51973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方で、現在の移動体通信システムは、トランスポートネットワークの障害などによるRANとコアネットワークとの間の分断に弱い。例えば、RANとコアネットワークとの間でC-plane(N2インターフェース、SCTPなど)の通信が切断されると、RANはセルを停止する。
【0007】
このような状況においては、例えば、コアネットワークの各ネットワーク機能部に対応するサーバなどが配置されたデータセンタとRANとの間を接続するトランスポートネットワークに障害が発生すると、当該RANのセルに収容された端末は通信できないことになる。このような場合、例えば、RANとUPFとの間の通信は可能であっても、UEはアプリサービスの提供を受けることができなくなる。
【0008】
本発明の一態様は、トランスポートネットワークの障害に対して耐性の高い通信サービスを提供できるようにする技術を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係る基地局装置は、移動体通信ネットワークの基地局装置であって、MM(Mobility Management)コンテキストおよびSM(Session Management)コンテキストを、前記基地局装置に接続される端末毎に保存するコンテキスト保持部と、端末のハンドオーバを検知した場合、前記端末のMMコンテキストおよびSMコンテキストを、ハンドオーバのTargetとなる基地局装置に転送するコンテキスト転送部とを備える。
【0010】
本発明の一態様に係る基地局装置切り替え方法は、移動体通信ネットワークの基地局装置切り替え方法であって、MM(Mobility Management)コンテキストおよびSM(Session Management)コンテキストを、基地局装置に接続される端末毎に保存し、端末のハンドオーバを検知した場合、前記端末のMMコンテキストおよびSMコンテキストを、ハンドオーバのTargetとなる基地局装置に転送する。
(【0011】以降は省略されています)
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