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公開番号2025083899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197559
出願日2023-11-21
発明の名称情報処理装置、プログラム、及び特典付与システム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 30/0238 20230101AFI20250526BHJP(計算;計数)
要約【課題】ショッピングカート型のセルフレジの利用率を向上させることが可能な情報処理装置、プログラム、及び特典付与システムを提供する。
【解決手段】実施形態に係る情報処理装置は、登録手段と、取得手段と、出力手段と、を備える。前記登録手段は、重量値を登録する。前記取得手段は、カートに載置された1以上の商品の合計重量を取得する。前記出力手段は、前記重量値と、前記合計重量との差分に応じて顧客に付与する特典内容を出力する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項１】
重量値を登録する登録手段と、
カートに載置された１以上の商品の合計重量を取得する取得手段と、
前記重量値と、前記合計重量との差分に応じて顧客に付与する特典内容を出力する出力手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示（約 700 文字）【請求項２】
前記重量値と、前記合計重量と、前記特典内容とを有する画像を表示部に表示する第１表示制御手段を更に備える、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記合計重量に応じて、商品の配送を利用することを提案する画像を表示部に表示する第２表示制御手段を更に備える、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記第２表示制御手段は、前記合計重量が第１閾値以上であり、且つ前記顧客による商品の配送の利用頻度が第２閾値未満の場合に、商品の配送を利用することを提案する画像を表示部に表示する、
請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記出力手段は、前記顧客が購入する１以上の商品が登録されたリストの内容が、特典を付与する付与条件を満たしている場合に、前記特典内容を出力する、
請求項１から請求項４の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項６】
コンピュータを、
重量値を登録する登録手段と、
カートに載置された１以上の商品の合計重量を取得する取得手段と、
前記重量値と、前記合計重量との差分に応じて顧客に付与する特典内容を出力する出力手段と、
して機能させるためのプログラム。
【請求項７】
重量値を登録する登録手段と、
カートに載置された１以上の商品の合計重量を取得する取得手段と、
前記重量値と、前記合計重量との差分に応じて顧客に付与する特典内容を出力する出力手段と、
を備える特典付与システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、情報処理装置、プログラム、及び特典付与システムに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ショッピングカート型のセルフレジが知られている。このような、ショッピングカート型のセルフレジは、購入対象の登録された商品が荷台に載置される。また、ショッピングカート型のセルフレジは、荷台に載置された商品の重量を計量する計量部を有する。例えば、ショッピングカート型のセルフレジは、計量部により計量された重量に基づいて、登録されていない商品が荷台に載置されていないか等の不正を検出する。
【０００３】
しかしながら、ショッピングカート型のセルフレジにより不正が行われていないか監視されているため、顧客は、不正を疑われる感覚になってしまい利用率が低下してしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明が解決しようとする課題は、ショッピングカート型のセルフレジの利用率を向上させることが可能な情報処理装置、プログラム、及び特典付与システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態に係る情報処理装置は、登録手段と、取得手段と、出力手段と、を備える。前記登録手段は、重量値を登録する。前記取得手段は、カートに載置された１以上の商品の合計重量を取得する。前記出力手段は、前記重量値と、前記合計重量との差分に応じて顧客に付与する特典内容を出力する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
図１は、第１の実施形態に係るセルフレジシステムの一例を示す図である。
図２は、第１の実施形態に係る買い物フローの一例を示すフローチャートである。
図３は、管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図４は、会員マスタのデータ構成の一例を示す図である。
図５は、取引テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
図６は、特典テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
図７は、カート端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図８は、商品登録表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図９は、会計措置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図１０は、ゲート装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図１１は、第１の実施形態に係るセルフレジシステムの各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。
図１２は、待機画像の一例を示す図である。
図１３は、会員コード入力画像の一例を示す図である。
図１４は、予測重量入力画像の一例を示す図である。
図１５は、登録待ち画像の一例を示す図である。
図１６は、商品登録画像の一例を示す図である。
図１７は、会計案内画像の一例を示す図である。
図１８は、会計待機画像の一例を示す図である。
図１９は、予測結果画像の一例を示す図である。
図２０は、会計完了画像の一例を示す図である。
図２１は、第１の実施形態に係る入店手続きにおける入店処理の一例を示すシーケンス図である。
図２２は、第１の実施形態に係る商品収集における商品収集処理の一例を示すシーケンス図である。
図２３は、第１の実施形態に係る会計手続きにおける商品登録確認手続きにおける商品確認処理の一例を示すシーケンス図である。
図２４は、第１の実施形態に係る会計手続きにおける会計手続き処理の一例を示すシーケンス図である。
図２５は、第１の実施形態に係る退店手続きにおける退店処理の一例を示すフローチャートである。
図２６は、第２の実施形態に係るセルフレジシステムの各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。
図２７は、第２の実施形態に係る第１提案処理の一例を示すシーケンス図である。
図２８は、第３の実施形態に係るセルフレジシステムの各装置が有する機能構成の一例を示すブロック図である。
図２９は、第３の実施形態に係る第２提案処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、添付図面を参照して、情報処理装置、プログラム、及び特典付与システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、情報処理装置、プログラム、及び特典付与システムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。
【０００８】
（第１の実施形態）
図１は、第１の実施形態に係るセルフレジシステム１の一例を示す図である。セルフレジシステム１は、管理サーバ１０、カート端末２０、商品登録表示装置３０、会計装置４０、及びゲート装置５０を備える。管理サーバ１０、カート端末２０、商品登録表示装置３０、会計装置４０、及びゲート装置５０は、ネットワークを介して通信可能に接続される。
【０００９】
また、図１に示すセルフレジシステム１は、管理サーバ１０、カート端末２０、商品登録表示装置３０、会計装置４０、及びゲート装置５０をそれぞれ一台ずつ備える。しかしながら、セルフレジシステム１は、各装置を複数台有していてもよい。
【００１０】
管理サーバ１０は、セルフレジシステム１を管理するサーバ装置等の情報処理装置である。管理サーバ１０は、セルフレジシステム１の各装置から受信した情報に基づいて、各種処理を実行する。そして、管理サーバ１０は、セルフレジシステム１の各装置に、各種処理を実行させる。
（【００１１】以降は省略されています）

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