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公開番号2025083796
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197384
出願日2023-11-21
発明の名称レンズ芯取機用レンズ保持装置
出願人中村留精密工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B24B 9/14 20060101AFI20250526BHJP(研削;研磨)
要約【課題】構造がシンプルで回転駆動制御が容易なレンズ芯取機用レンズ保持装置の提供を目的とする。
【解決手段】レンズを挟持するための同一軸線上に対向配置された一対の第1ホルダと第2ホルダを備え、前記第1ホルダを支持する第1支持装置と、前記第2ホルダを支持する第2支持装置を有し、1つの駆動源にて駆動制御された駆動軸を有し、前記駆動軸により前記第1支持装置と第2支持装置とが、同期回転制御されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
レンズを挟持するための同一軸線上に対向配置された一対の第1ホルダと第2ホルダを備え、
前記第1ホルダを支持する第1支持装置と、
前記第2ホルダを支持する第2支持装置を有し、
1つの駆動源にて駆動制御された駆動軸を有し、
前記駆動軸により前記第1支持装置と第2支持装置とが、同期回転制御されていることを特徴とするレンズ芯取機用レンズ保持装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記駆動軸は、前記第1支持装置又は/及び第2支持装置に駆動伝達するための連結軸に連結されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ芯取機用レンズ保持装置。
【請求項3】
前記連結軸は、第1連結軸と第2連結軸を有し、
前記第1連結軸と第2連結軸は相互に伸縮可能に連結されていることを特徴とする請求項2記載のレンズ芯取機用レンズ保持装置。
【請求項4】
前記駆動軸又は連結軸と、
第1支持装置及び第2支持装置は、ベルトにより駆動伝達されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレンズ芯取機用レンズ保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学レンズの芯取機に関し、特に芯取り加工の際にレンズを保持するためのレンズ保持装置に係る。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
光学レンズの芯取り加工を行なう際には、例えば特許文献1に開示されているようにベルホルダ,カップホルダ等と称されている一対のホルダにてレンズを挟持し、回転させることで芯出しが行なわれる。
その後に、切込み方向及び、それとは直交する方向に位置制御された回転砥石により、真円加工や外形のカット加工が行なわれる。
従って、同一軸線上に対向配置された一対のホルダは、レンズを装着及び取り出すために相互に近接及び離間制御する手段と同期回転制御する手段とが必要となる。
【0003】
そこで従来は、一対のホルダをそれぞれ支持する支持装置毎に、それぞれ駆動モータを連結していたので、2つの駆動モータとこの2つの駆動モータを同期回転制御する必要があり、構造が複雑であるとともに同期制御が大変であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開WO2014/199973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、構造がシンプルで回転駆動制御が容易なレンズ芯取機用レンズ保持装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るレンズ芯取機用レンズ保持装置は、レンズを挟持するための同一軸線上に対向配置された一対の第1ホルダと第2ホルダを備え、前記第1ホルダを支持する第1支持装置と、前記第2ホルダを支持する第2支持装置を有し、1つの駆動源にて駆動制御された駆動軸を有し、前記駆動軸により前記第1支持装置と第2支持装置とが、同期回転制御されていることを特徴とする。
ここで、第1支持装置及び第2支持装置は、それぞれ第1ホルダ及び第2ホルダを回転制御及び位置決め固定制御できる機構を有し、駆動源により駆動制御されている。
【0007】
本発明は、光学レンズの芯取り加工装置を構成するレンズの保持装置に特徴があり、砥石装置は公知のものを組み合せることができる。
【0008】
レンズの保持装置には、レンズを挟持するための同一軸線上に配置した一対の第1ホルダと第2ホルダとを有し、この第1ホルダを支持する第1支持装置と第2ホルダを支持する第2支持装置とがレンズを挟持する際には、第1及び第2支持装置が相互に近接する方向に移動制御し、レンズを取り出す際には相互に離間する方向に移動制御されているとともにレンズを挟持した状態で同期回転制御可能になっているが、この第1支持装置と第2支持装置を回転制御するモーター等の駆動源を1つにした点に特徴がある。
これにより、第1支持装置と第2支持装置の同期制御が容易になる。
【0009】
ここで、駆動軸により第1支持装置又は第2支持装置のうち一方を、直接的に駆動制御してもよく、他方の支持装置を回転駆動させるために連結軸が必要となることから本発明は、前記駆動軸は、前記第1支持装置又は/及び第2支持装置に駆動伝達するための連結軸に連結されている
【0010】
本発明において、第1支持装置と第2支持装置とは相互に近接及び離間制御されているのが、その態様の例として、前記連結軸は、第1連結軸と第2連結軸を有し、前記第1連結軸と第2連結軸は相互に伸縮可能に連結されているのが好ましい。
ここで伸縮可能な構造例としては伸縮方向にスライド機能を備えたものが例として挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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