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公開番号2025083579
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025044139,2022082097
出願日2025-03-18,2022-05-19
発明の名称検査装置、検査システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250523BHJP(電気通信技術)
要約【課題】印刷データがなく、対応する基準画像のない白紙ページに対して検査を行うことが出来ない。
【解決手段】RIP処理された画像データを受信する受信手段と、画像データに基づいて基準画像を登録する登録手段と、印刷物の第1ページを読み取り、第1画像データを出力する第1読取手段と、印刷物の第2ページを読み取り、第2画像データを出力する第2読取手段と、基準画像と第1画像データに基づいて第1ページを検査し、基準画像と第2画像データに基づいて第2ページを検査する検査手段と、を有し、登録手段は、印刷物が白紙ページを含む場合に、画像データに白紙画像データを含めて基準画像として登録することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
ＲＩＰ処理された画像データを受信する受信手段と、
前記画像データに基づいて基準画像を登録する登録手段と、
印刷物の第１ページを読み取り、第１画像データを出力する第１読取手段と、
前記印刷物の第２ページを読み取り、第２画像データを出力する第２読取手段と、
前記基準画像と前記第１画像データに基づいて前記第１ページを検査し、前記基準画像と前記第２画像データに基づいて前記第２ページを検査する検査手段と、を有し、
前記登録手段は、前記印刷物が白紙ページを含む場合に、前記画像データに白紙画像データを含めて前記基準画像として登録する
ことを特徴とする検査装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記基準画像は、前記印刷物の各ページに対応する画像であり、
前記登録手段は、前記印刷物が白紙ページを含む場合に、前記印刷物の白紙ページに対応する前記基準画像として前記白紙画像データを登録することを特徴とする請求項１に記載の検査装置。
【請求項３】
前記登録手段は、印刷設定情報に基づいて、前記印刷物の各ページに前記基準画像を対応付けて登録する
ことを特徴とする請求項２に記載の検査装置。
【請求項４】
前記第１ページは、１枚の印刷物の表面であり、前記第２ページは、前記１枚の印刷物の裏面であることを特徴とする請求項１に記載の検査装置。
【請求項５】
前記登録手段は、前記受信手段が前記画像データのすべてを受信した後に、前記印刷物が白紙ページを含む場合に、前記画像データに白紙画像データを含めて前記基準画像として登録することを特徴とする請求項１に記載の検査装置。
【請求項６】
前記印刷物の白紙ページを検査する白紙検査設定が有効である場合に、前記登録手段は、前記画像データに前記白紙画像データを含めて前記基準画像として登録することを特徴とする請求項１に記載の検査装置。
【請求項７】
前記白紙検査設定が無効である場合に、前記登録手段は、前記白紙画像データを含めずに前記画像データを前記基準画像として登録することを特徴とする請求項６に記載の検査装置。
【請求項８】
ＲＩＰ処理された画像データを受信する受信手段と、
前記画像データに基づいて基準画像を登録する登録手段と、
印刷物の第１ページを読み取り、第１画像データを出力する第１読取手段と、
前記印刷物の第２ページを読み取り、第２画像データを出力する第２読取手段と、
前記基準画像と前記第１画像データに基づいて前記第１ページを検査し、前記基準画像と前記第２画像データに基づいて前記第２ページを検査する検査手段と、を有し、
前記登録手段は、前記印刷物が白紙ページを含む場合に、前記画像データに白紙画像データを含めて前記基準画像として登録する
ことを特徴とする検査システム。
【請求項９】
前記基準画像は、前記印刷物の各ページに対応する画像であり、
前記登録手段は、前記印刷物が白紙ページを含む場合に、前記印刷物の白紙ページに対応する前記基準画像として前記白紙画像データを登録することを特徴とする請求項８に記載の検査システム。
【請求項１０】
前記登録手段は、印刷設定情報に基づいて、前記印刷物の各ページに前記基準画像を対応付けて登録する
ことを特徴とする請求項９に記載の検査システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、検査装置、及び検査システムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、印刷物が正しく印刷されているかを確認する検査（検品）は人手によって行われてきたが、近年、印刷機の後処理として自動で検査を行う装置が用いられている。このような検査装置（検品装置）では最初に、基準画像データを登録する。この登録のための処理を基準画像登録用ジョブと呼ぶ。続いて、ユーザが本印刷ジョブで行う欠陥を検出する領域や閾値を基準画像に対して設定する検査設定を行う。次に、本印刷ジョブを実行し、入稿画像データを画像形成装置で用紙上に印刷出力し、用紙上に印刷出力された印刷物を検査装置内部に構成した検査センサで読み取る。検査センサで読み取った画像データと、最初に登録した基準画像データとを比較することで印刷物の欠陥を検出する。該印刷物の絵柄部分の欠陥を検出する検査を印刷画像検査と呼称する。
【０００３】
基準画像登録用ジョブでは、印刷データをラスターイメージに展開したＲＩＰ画像を基準画像として登録する。特許文献１では、情報処理装置から基準画像を示す情報を取得し、印刷装置で印刷された印刷物をスキャンした画像と比較することによって検査を行う方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－１９６３１０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１の方法では、印刷データに含まれていないページは基準画像が生成されない。例えば片面印刷を行う場合は、基準画像登録ジョブにて、印刷データがある面の基準画像しか生成されないため、印刷が行われない白紙ページ（白紙面）は基準画像が生成されず、検査を行うことが出来ない。また、両面印刷時であっても、奇数ページを印刷する場合、印刷データがない白紙面は基準画像が生成されないため、検査を行うことが出来ない。
【０００６】
そこで、本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり本実施形態の１つの目的は、基準画像が生成されない面に対しても検査を実施可能な検品システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、ＲＩＰ処理された画像データを受信する受信手段と、前記画像データに基づいて基準画像を登録する登録手段と、印刷物の第１ページを読み取り、第１画像データを出力する第１読取手段と、前記印刷物の第２ページを読み取り、第２画像データを出力する第２読取手段と、前記基準画像と前記第１画像データに基づいて前記第１ページを検査し、前記基準画像と前記第２画像データに基づいて前記第２ページを検査する検査手段と、を有し、前記登録手段は、前記印刷物が白紙ページを含む場合に、前記画像データに白紙画像データを含めて前記基準画像として登録することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、基準画像が生成されない面に対しても検査を実施可能な検品システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施形態の検査装置を含むシステム構成の一例を示した図の一例
本実施形態におけるシステム構成の内部構成図の一例
本実施形態におけるジョブプロパティ画面の一例
本実施形態における情報処理装置の検査のフローチャートの一例
本実施形態における検査装置の基準画像登録時のフローチャートの一例
本実施形態におけるＲＩＰ画像とシート情報リストの一例
本実施形態における検査装置の検査時のフローチャートの一例
本実施形態における検査のＵＩ画面の一例
実施形態２におけるジョブプロパティ画面の一例
実施形態２における検査装置の基準画像登録時のフローチャートの一例
実施形態２におけるシート情報リストの一例
実施形態２における検査装置の検査時のフローチャートの一例
【発明を実施するための形態】
【００１０】
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
（【００１１】以降は省略されています）

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