TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025083509
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025040781,2021069384
出願日
2025-03-14,2021-04-15
発明の名称
ステープラ
出願人
マックス株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B25C
5/02 20060101AFI20250523BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】用紙を綴じた針足の先端が用紙から浮くことを抑制可能としたステープラを提供する。
【解決手段】
ステープラは、クリンチャガイド32が待機位置に移動し、待機位置にあるクリンチャガイド32の挟持部32aに対して、クリンチャ31のガイド面31aの位置が、矢印A1方向に沿って最も距離が離れた下端位置にあるとき、クリンチャ31のガイド面31aと、クリンチャガイド32の挟持部32aとの間の長さL10は、針足11の長さの29%以上62%以下である。
【選択図】図4A
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の針足と前記一対の針足の端部同士を接続する針肩部とを有する針を打ち出す針打ち出し部と、
前記針打ち出し部で打ち出された針の針足を曲げる針足曲げ部と、
前記針打ち出し部と前記針足曲げ部を、相対的に近づく方向及び離れる方向に移動可能に連結する連結部とを備え、
前記針足曲げ部は、
針足を曲げるガイド面を有したクリンチャと、
前記針打ち出し部との間に用紙を挟持する挟持部と、前記挟持部に前記ガイド面を露出させる開口部を有し、前記針打ち出し部と前記針足曲げ部が離接する方向に沿った第1の方向に移動可能に支持され、前記第1の方向に移動することで前記ガイド面と前記挟持部との距離が変位するように構成されるクリンチャガイドとを備え、
前記ガイド面は、針足の先端が接する部位に、内側に傾斜する傾斜部を有し、
前記クリンチャは、前記針打ち出し部によって打ち出された針が前記挟持部で挟持された用紙を貫通し、貫通後の針足の先端が前記ガイド面に接した状態で、前記ガイド面が前記挟持部に対して前記第1の方向に沿って最も距離が離れた下端位置に位置し、
前記下端位置は、前記針足の先端が前記ガイド面に接し、かつ、前記挟持部で挟持された用紙の上面と針の針肩部との間に隙間が形成される位置であり、
前記クリンチャガイドは、さらに針が打ち出されて針の一対の針足が内側に曲げられ、針肩部が用紙に当接して前記針肩部が用紙とともに前記第1の方向に押されることで、前記挟持部が前記ガイド面に近づく方向に移動し、
前記ガイド面が前記挟持部に対して前記下端位置にあるとき、前記ガイド面と前記挟持部との距離は、針足の長さの29%以上62%以下であり、
用紙を貫通した針足において、針足が用紙を貫通した根元部分から折れ曲がり、この根元部分から先端までの間に曲げ部が形成され、用紙を貫通した針足が、根元部分から曲げ部までは、用紙に沿う形態となり、曲げ部より先端側は、用紙に向いた形態で用紙が綴じられる
ステープラ。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記クリンチャは、前記針足曲げ部に前記下端位置で固定される
請求項1に記載のステープラ。
【請求項3】
前記クリンチャは、前記第1の方向に沿って前記下端位置まで移動可能に前記針足曲げ部に支持される
請求項1に記載のステープラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、針で用紙を綴じるステープラに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
コ字状に成形されたステープルと称す針の針足を、用紙を貫通させて用紙の裏面側で折り曲げして用紙を綴じるようにしたステープラでは、針を収納するマガジンと、マガジン内に収納された針を用紙に向けて打ち出すドライバを備えたハンドル部及びマガジンから打ち出されて用紙を貫通した針の針足を屈曲させるクリンチャを備えたクリンチャ部とがそれぞれの後端部において回動自在に支持されて構成されている。
【0003】
そして、針の針足が用紙を貫通した後に、針足を用紙の裏面に沿わせて密着するように折り曲げるようにしたフラットクリンチと称す形態で用紙を綴じるステープラが知られている。フラットクリンチの形態で用紙綴じるステープラは、針の針足が用紙を貫通するまでの間、用紙をクリンチャに対して上方位置に支持するクリンチャガイドと、クリンチャガイドの作動の有無を切り替えるスライド部材を備え、クリンチャガイドとクリンチャの相対的な移動で、用紙を貫通した一対の針足に、互いが内側に向けて折り曲げられる力が掛かるようにして、用紙を貫通した針足の根元部分から針足を曲げられるようにしたステープラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このような従来のフラットクリンチと称すステープラにおいては、クリンチャが設けられる位置と、ハンドル部とクリンチャ部が連結される後端部との間に、ハンドル部からクリンチャ部へとリンク等の伝達部材が延伸する。このため、リンクを超えて後端部方向へ用紙を挿入できないことから、中綴じと称す形態のステープラに適用することが不向きである。
【0005】
これに対し、軸を支点に回転し、スライダの機能を持つL字型本体を、用紙を介して押す構成としたステープラが提案されている(例えば、特許文献2参照)。このようなステープラであれば、中綴じの形態でフラットクリンチを実現可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-230482号公報
特許第5065411号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
針で用紙を綴じる形態として、メガネクリンチは、針の針足が用紙を貫通した根本部分から折れ曲がり、先端が用紙に向かって曲線状となる形態である。メガネクリンチの形態で用紙が綴じられると、用紙を貫通した針足の用紙からの突出高さが高くなることから、針で綴じられた用紙束を重ねると、積載高さが高くなる。また、中綴じを実現したステープラでは、このようなメガネクリンチの形態で用紙を綴じるものが提案されている。中綴じの形態では、折り目となる部位が針で綴じられるが、折り目の部分がメガネクリンチの形態で綴じられると、用紙を貫通した針足の用紙からの突出高さが高くなることから、冊子としての外観性が低下する。
【0008】
これに対し、フラットクリンチの形態で用紙が綴じられると、用紙を貫通した針足の用紙からの突出高さが低く抑えられることから、針で綴じられた用紙束を重ねても、積載高さが高くなることを抑制できる。しかし、針足の先端が用紙から浮きやすい。このため、折り目の部分をフラットクリンチの形態で綴じたとき針足の先端が浮いていると、冊子としての外観性が低下する。
【0009】
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、用紙を綴じた針足の先端が用紙から浮くことを抑制可能としたステープラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決するため、本発明は、一対の針足と一対の針足の端部同士を接続する針肩部とを有する針を打ち出す針打ち出し部と、針打ち出し部で打ち出された針の針足を曲げる針足曲げ部と、針打ち出し部と針足曲げ部を、相対的に近づく方向及び離れる方向に移動可能に連結する連結部とを備え、針足曲げ部は、針足を曲げるガイド面を有したクリンチャと、針打ち出し部との間に用紙を挟持する挟持部と、挟持部にガイド面を露出させる開口部を有し、針打ち出し部と針足曲げ部が離接する方向に沿った第1の方向に移動可能に支持され、第1の方向に移動することでガイド面と挟持部との距離が変位するように構成されるクリンチャガイドとを備え、ガイド面は、針足の先端が接する部位に、内側に傾斜する傾斜部を有し、クリンチャは、針打ち出し部によって打ち出された針が挟持部で挟持された用紙を貫通し、貫通後の針足の先端がガイド面に接した状態で、ガイド面が挟持部に対して第1の方向に沿って最も距離が離れた下端位置に位置し、下端位置は、針足の先端がガイド面に接し、かつ、挟持部で挟持された用紙の上面と針の針肩部との間に隙間が形成される位置であり、クリンチャガイドは、さらに針が打ち出されて針の一対の針足が内側に曲げられ、針肩部が用紙に当接して針肩部が用紙とともに第1の方向に押されることで、挟持部がガイド面に近づく方向に移動し、ガイド面が挟持部に対して下端位置にあるとき、ガイド面と挟持部との距離は、針足の長さの29%以上62%以下であり、用紙を貫通した針足において、針足が用紙を貫通した根元部分から折れ曲がり、この根元部分から先端までの間に曲げ部が形成され、用紙を貫通した針足が、根元部分から曲げ部までは、用紙に沿う形態となり、曲げ部より先端側は、用紙に向いた形態で用紙が綴じられるステープラである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
マックス株式会社
結束機
4日前
マックス株式会社
ステープラ
4日前
OMC株式会社
ロボット
1か月前
日東精工株式会社
電動ドライバ
1日前
株式会社クレスコ
補助吸着具
1か月前
トヨタ自動車株式会社
関節機構
6日前
株式会社不二越
ロボット
1か月前
株式会社ダイヘン
移動体
4日前
株式会社エビス
腰ベルト用連結具
1か月前
東京都公立大学法人
対象物把持装置
15日前
株式会社スター精機
吸着パッド
今日
株式会社スター精機
吸着パッド
今日
学校法人五島育英会
アーム機構
6日前
川崎重工業株式会社
制動システム
1か月前
株式会社アイエイアイ
グリッパー
21日前
株式会社イノウ
給油口キャップ用開閉具
1か月前
株式会社PILLAR
チューブ保持治具
11日前
庄内機械株式会社
釘打装置
19日前
住友重機械工業株式会社
ロボット
26日前
オークラ輸送機株式会社
ハンド装置
14日前
株式会社不二越
垂直多関節ロボット
1か月前
アイホン株式会社
ネジ締めカウントシステム
1か月前
株式会社リコー
多関節ロボット
5日前
株式会社マキタ
電動作業機
7日前
株式会社マキタ
電動作業機
7日前
トヨタ自動車東日本株式会社
搬送治具
19日前
芝浦機械株式会社
双腕ロボット
25日前
株式会社ダイヘン
ロボット制御システム
4日前
トヨタ自動車株式会社
荷姿影響緩和方法
22日前
株式会社デンソーウェーブ
ロボット制御システム
1か月前
小倉クラッチ株式会社
ロボット用ツール交換装置
今日
セイコーエプソン株式会社
ロボット
今日
パナソニック株式会社
工具
1か月前
パナソニック株式会社
工具
1か月前
住友重機械工業株式会社
ロボット及びカバー
26日前
アピュアン株式会社
エアー式衝撃工具
1か月前
続きを見る
他の特許を見る