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公開番号2025083333
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2024211715
出願日2024-12-04
発明の名称防草シート用枠
出願人前田工業株式会社
代理人弁理士法人日峯国際特許事務所
主分類A01M 21/00 20060101AFI20250523BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】地面に凹凸があっても防草シートと地面との間を狭く設置でき捲れにくい防草シート用枠を提供する。
【解決手段】防草シート用枠は、複数の縦枠と横枠を連結材で繋いで環状に連結し、前記縦枠又は横枠の間に複数の間枠を間欠的に配置し、さらに前記縦枠、横枠及び間枠の任意の位置から下方に長さ調整可能に延ばした複数の支持材を有する枠材と、前記縦枠と横枠と間枠とで形成される各スペースを塞ぐように張るための複数のシートと、前記シートを前記縦枠、横枠及び間枠に留めるための留具と、を備え、前記縦枠、横枠及び間枠は、上面の空いた溝を有し、一のシートの右端と隣接する他のシートの左端を前記溝内で重ねて前記留具で押さえることによって固定され、前記支持材は、前記枠材と前記地面との間が狭くなるように長さが調整される、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の縦枠と横枠を連結材で繋いで環状に連結し、前記縦枠又は横枠の間に複数の間枠を間欠的に配置し、さらに前記縦枠、横枠及び間枠の任意の位置から下方に長さ調整可能に延ばした複数の支持材を有する枠材と、
前記縦枠と横枠と間枠とで形成される各スペースを塞ぐように張るための複数のシートと、
前記シートを前記縦枠、横枠及び間枠に留めるための留具と、を備え、
前記縦枠、横枠及び間枠は、上面の空いた溝を有し、
一のシートの右端と隣接する他のシートの左端を前記溝内で重ねて前記留具で押さえることによって固定され、
前記支持材は、前記枠材と前記地面との間が狭くなるように長さが調整される、
ことを特徴とする防草シート用枠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、雑草などが生えるのを抑制するためのシートを地面に張るための防草シート用枠に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
空き地や耕作していない畑などに雑草が生えるのを抑制するために防草シートを敷設することがある。防草シートは、地面にビニールシートを被せて、アンカーピンを地中まで埋め込んで飛ばないように押さえられる。また、枠材にビニールシートを張って地面に置いておく場合もある。
【0003】
特許文献1に記載されているように、防草シートの押さえも十分で、防草シートの破損もなく、また草の生える余地がなく、かつ間伐材の利用促進を図ることのできる法面の木製枠を使用した防草構造の発明も開示されている。なお、特許文献2のように、地面に凹凸があっても防草シートと地面との間を狭く設置することが可能な防草シート用枠の発明も開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-069862号公報
特開2021-145606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の防草構造は、防草シートの上面に、縦材と横材からなる格子状の各区画スペース内に間伐材を使用した中詰部材が敷き詰められた押さえ枠を載せるものであり、予め防草シートを平坦な地面に張っておく必要がある。
【0006】
防草シートを予め枠材に張っておけば、地面に置くだけで設置することができるが、地面に凹凸がある場合、全体的に地面から浮いてしまったり、枠材が傾いたりして、バランス良く防草シートを被せることができない。
【0007】
特許文献2に記載の防草シート用枠は、パイプ状の枠材にシートの端同士を重ねた状態で当該枠材に留具を複数間欠的に嵌めたもので、留具間においてシートが捲れて隙間から雑草が生えることが起こり得る。
【0008】
そこで、本発明は、地面に凹凸があっても防草シートと地面との間を狭く設置でき捲れにくい防草シート用枠を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明である防草シート用枠は、複数の縦枠と横枠を連結材で繋いで環状に連結し、前記縦枠又は横枠の間に複数の間枠を間欠的に配置し、さらに前記縦枠、横枠及び間枠の任意の位置から下方に長さ調整可能に延ばした複数の支持材を有する枠材と、前記縦枠と横枠と間枠とで形成される各スペースを塞ぐように張るための複数のシートと、前記シートを前記縦枠、横枠及び間枠に留めるための留具と、を備え、前記縦枠、横枠及び間枠は、上面の空いた溝を有し、一のシートの右端と隣接する他のシートの左端を前記溝内で重ねて前記留具で押さえることによって固定され、前記支持材は、前記枠材と前記地面との間が狭くなるように長さが調整される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、防草シートを張った枠材を、防草シートと地面との間を狭く設置することができる。地面に凹凸がある場合でも、全体的に地面から必要以上に浮いてしまったり、枠材がグラグラ傾いたりすることなく、バランス良く防草シートを被せることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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