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公開番号2025083192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196952
出願日2023-11-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 16/908 20190101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】議題に関する議論をより適切に得ることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、決定部と、生成部とを備える。取得部は、オンラインサービスにおいて特定の行動を行った各利用者の情報である利用者情報を取得する。決定部は、取得部によって取得された利用者情報に基づくクラスタリングによって、互いに異なる複数のペルソナを決定する。生成部は、決定部によって決定された複数のペルソナを示す情報に基づいて、複数のペルソナによる特定の議題に関する議論を示す情報を生成AIに生成させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
オンラインサービスにおいて特定の行動を行った各利用者の情報である利用者情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記利用者情報に基づくクラスタリングによって、互いに異なる複数のペルソナを決定する決定部と、
前記決定部によって決定された前記複数のペルソナを示す情報に基づいて、前記複数のペルソナによる特定の議題に関する議論を示す情報を生成ＡＩに生成させる生成部と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記利用者情報は、
前記利用者の属性を示す情報と前記利用者による前記特定の行動に関する情報とを含む
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記生成部は、
前記決定部によって決定された前記複数のペルソナによる前記特定の議題に関する議論を指示する指示情報を含む情報を前記生成ＡＩに入力情報として入力し、前記複数のペルソナによる議論を示す情報を前記生成ＡＩに生成させる
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記生成部は、
前記ペルソナによる前記特定の議題に関する過去の発言履歴をさらに含む情報を前記入力情報として前記生成ＡＩに入力する
ことを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
議題を示す情報である議題情報を受け付ける受付部を備え、
前記生成部は、
前記受付部によって議題情報で示される議題を前記特定の議題として前記複数のペルソナによる議論を示す情報を前記生成ＡＩに生成させる
ことを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記受付部は、
前記特定の議題に関する議論の終了条件を示す終了条件情報を受け付け、
前記生成部は、
前記受付部によって受け付けられた前記終了条件情報をさらに前記指示情報に含む情報を前記入力情報として前記生成ＡＩに入力する
ことを特徴とする請求項５に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記受付部は、
前記複数のペルソナによる議論内容の制約条件を示す制約条件情報を受け付け、
前記生成部は、
前記受付部によって受け付けられた前記制約条件情報をさらに前記指示情報に含む情報を前記入力情報として前記生成ＡＩに入力する
ことを特徴とする請求項５または６に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記ペルソナによる前記特定の議題に関する議論を示す情報を対象者に提供する提供部を備え、
前記受付部は、
前記対象者による質問を示す質問情報を受け付け、
前記生成部は、
前記受付部によって受け付けられた前記質問情報をさらに前記指示情報に含む情報を前記入力情報として前記生成ＡＩに入力する
ことを特徴とする請求項５または６に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記受付部は、
前記複数のペルソナ以外のペルソナである追加ペルソナを示す追加ペルソナ情報を受け付け、
前記生成部は、
前記受付部によって受け付けられた前記追加ペルソナ情報で示される追加ペルソナと前記複数のペルソナとによる議論を指示する情報を前記指示情報として含む情報を前記入力情報として前記生成ＡＩに入力する
ことを特徴とする請求項５または６に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記生成部は、
前記複数のペルソナによる議論をまとめる進行役であるファシリテータによる議論の進行を指示する情報をさらに前記指示情報に含む情報を前記入力情報として前記生成ＡＩに入力する
ことを特徴とする請求項５または６に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、議題に対する意見などを自動で生成する技術が提案されている。例えば、特許文献１には、入力された議題の解析により得られるキーワードと争点語を用いて記事を検索し、その中から争点に関する文を抽出し、それらを並び替えて文章を生成および評価し、最も評価の高い文章を議題に対する意見文として出力する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－０８３０４０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記従来の技術では、ルールベースで意見文を生成することから、議題に対する意見文を適切に生成することが難しい場合があり、議題に関する議論をより適切に得る点で、改善の余地がある。
【０００５】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、議題に関する議論をより適切に得ることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本願に係る情報処理装置は、取得部と、決定部と、生成部とを備える。取得部は、オンラインサービスにおいて特定の行動を行った各利用者の情報である利用者情報を取得する。決定部は、取得部によって取得された利用者情報に基づくクラスタリングによって、互いに異なる複数のペルソナを決定する。生成部は、決定部によって決定された複数のペルソナを示す情報に基づいて、複数のペルソナによる特定の議題に関する議論を示す情報を生成ＡＩに生成させる。
【発明の効果】
【０００７】
実施形態の一態様によれば、議題に関する議論をより適切に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図２は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図３は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
図４は、実施形態に係る情報処理装置の利用者情報記憶部に記憶される利用者情報テーブルの一例を示す図である。
図５は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における提供部によって利用者に提供される議論情報の一例を示す図である。
図６は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における提供部によって利用者に提供される議論情報の他の例を示す図である。
図７は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における提供部によって利用者に提供されるマインドマップの情報の一例を示す図である。
図８は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による情報処理の一例を示すフローチャートである。
図９は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態（以下、「実施形態」と呼ぶ）について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【００１０】
〔１．情報処理の一例〕
まず、図１を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図１は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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