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公開番号
2025083164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196900
出願日
2023-11-20
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
出願人
LINEヤフー株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06Q
10/0639 20230101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約
【課題】評価に関わるバイアスを低減して、評価の公平性を向上することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、決定部と、算出部とを備える。取得部は、複数の被評価者の各々に対する評価者の評価を示す第1評価値を含む評価情報を取得する。決定部は、複数の被評価者のうち被評価者のペアに対する同一の評価者による第1評価値に基づいて、被評価者のペア毎に被評価者間の相対評価を決定する。算出部は、決定部によって被評価者のペア毎に決定された相対評価に基づいて、複数の被評価者の各々の第2評価値を算出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の被評価者の各々に対する評価者の評価を示す第1評価値を含む評価情報を取得する取得部と、
前記複数の被評価者のうち被評価者のペアに対する同一の評価者による第1評価値に基づいて、前記被評価者のペア毎に前記被評価者間の相対評価を決定する決定部と、
前記決定部によって前記被評価者のペア毎に決定された前記相対評価に基づいて、前記複数の被評価者の各々の第2評価値を算出する算出部と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記取得部は、
複数期間の前記評価情報を取得し、
前記決定部は、
前記被評価者のペア毎の前記被評価者間の相対評価を前記期間毎に決定し、
前記算出部は、
前記期間毎の前記相対評価を新しい期間の相対評価ほど大きい重みで重み付け加算した結果に基づいて、前記複数の被評価者の各々の第2評価値を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、
複数期間の前記評価情報を取得し、
前記算出部は、
前記決定部によって前記被評価者のペア毎に決定された前記相対評価に基づいて、各前記被評価者の第2評価値を前記期間毎に算出し、前記期間毎の第2評価値を新しい期間の第2評価値ほど大きい重みで重み付け加算して得られる結果を各前記被評価者の第2評価値として算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記決定部は、
前記被評価者間の前記第1評価値の差に応じた相対評価を前記相対評価として決定する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定部は、
前記被評価者間の前記第1評価値の差が閾値以上である場合に、前記被評価者間の前記第1評価値の差に応じた相対評価を前記相対評価として決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記決定部は、
前記被評価者と仮想的な被評価者との間の相対評価であるダミー相対評価を決定し、
前記算出部は、
前記ダミー相対評価を含む前記相対評価に基づいて、前記複数の被評価者の各々の第2評価値を算出する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1評価値は、
多面評価による評価値である
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
複数の被評価者の各々に対する評価者の評価を示す第1評価値を含む評価情報を取得する取得工程と、
前記複数の被評価者のうち被評価者のペアに対する同一の評価者による第1評価値に基づいて、前記被評価者のペア毎に前記被評価者間の相対評価を決定する決定工程と、
前記決定工程によって前記被評価者のペア毎に決定された前記相対評価に基づいて、前記複数の被評価者の各々の第2評価値を算出する算出工程と、を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項9】
複数の被評価者の各々に対する評価者の評価を示す第1評価値を含む評価情報を取得する取得手順と、
前記複数の被評価者のうち被評価者のペアに対する同一の評価者による第1評価値に基づいて、前記被評価者のペア毎に前記被評価者間の相対評価を決定する決定手順と、
前記決定手順によって前記被評価者のペア毎に決定された前記相対評価に基づいて、前記複数の被評価者の各々の第2評価値を算出する算出手順と、をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
評価者によって評価内容にばらつきがあるためバイアスが生じることがある。例えば、人事の評価においては、評価者のこれまでの評価人数や経験、評価者の被評価者との関係性(例えば、仲の良さ)などによる評価者毎の評価のばらつきや部署毎での評価のばらつきなどによって、評価にはバイアスが含まれることがある。
【0003】
従来、企業などの組織に蓄積された種々の情報を活用して、戦略的な意思決定や業務効率化を目的とした技術の一例として、ピープルアナリティクスと呼ばれる技術が知られている。例えば、人事の評価をサポートする技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/043889号
特許第6216903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術では、評価に関わるバイアスを低減して、評価の公平性を向上するための更なる改善の余地があった。
【0006】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、評価に関わるバイアスを低減して、評価の公平性を向上することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に係る情報処理装置は、取得部と、決定部と、算出部とを備える。取得部は、複数の被評価者の各々に対する評価者の評価を示す第1評価値を含む評価情報を取得する。決定部は、複数の被評価者のうち被評価者のペアに対する同一の評価者による第1評価値に基づいて、被評価者のペア毎に被評価者間の相対評価を決定する。算出部は、決定部によって被評価者のペア毎に決定された相対評価に基づいて、複数の被評価者の各々の第2評価値を算出する。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様によれば、評価に関わるバイアスを低減して、評価の公平性を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る情報処理を説明するための図である。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置の利用者情報記憶部に記憶される利用者情報テーブルの一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置の評価結果記憶部に記憶される評価結果テーブルの一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における取得部によって取得された評価情報で示される利用者間の評価関係の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における特定処理部によって特定される評価者単位の第1評価値の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における決定処理部によって決定される被評価者間の相対評価の一例を示す図である。
図9は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における算出部によって集計される被評価者のペア毎の各被評価者の総相対評価の一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における取得部によって取得される評価情報で示される第1評価値の評価者毎の平均値とその評価者の人数との関係を示す図である。
図11は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における取得部によって取得される評価情報で示される第1評価値の分布を示す図である。
図12は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における算出部によって算出された第1評価値および第2評価値と平均第1評価値との関係を説明するための一例を示す図である。
図13は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における算出部によって算出された第2評価値と平均第1評価値との関係を説明するための他の例を示す図である。
図14は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による情報処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(【0011】以降は省略されています)
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