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公開番号
2025083123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196826
出願日
2023-11-20
発明の名称
黒系ブドウの着色方法
出願人
東芝ライテック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
A01G
7/00 20060101AFI20250523BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】薬剤を用いることなく、果皮を着色可能にする黒系ブドウの着色方法を提供すること。
【解決手段】実施形態の黒系ブドウの着色方法では、黒系ブドウの栽培におけるベレーゾン期以後のいずれかの期間において、ピーク波長が280nmの紫外光、及び、ピーク波長が365nmの紫外光の少なくとも一方を黒系ブドウに照射する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
黒系ブドウの栽培におけるベレーゾン期以後のいずれかの期間において、ピーク波長が280nmの紫外光を黒系ブドウに照射することを具備する、
黒系ブドウの着色方法。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
黒系ブドウの栽培におけるベレーゾン期以後のいずれかの期間において、ピーク波長が365nmの紫外光を黒系ブドウに照射することを具備する、
黒系ブドウの着色方法。
【請求項3】
前記黒系ブドウに太陽光が照射されていない状態で、前記紫外光の照射を行う、請求項1又は2の着色方法。
【請求項4】
少なくとも前記黒系ブドウを収穫した後において、前記紫外光の照射を行う、請求項1又は2の着色方法。
【請求項5】
1日当たりの累計照射時間が15分以上かつ240分以下の範囲に収まる状態で、前記紫外光の照射を行う、請求項1又は2の着色方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、黒系ブドウの着色方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ブドウの栽培において、地球の温暖化が、ブドウの着色に影響を与えている。特に、黒系ブドウの着色への地球の温暖化の影響が大きく、地球の温暖化によって、黒系ブドウの果皮が綺麗な黒色に着色し難くなってきている。黒系ブドウの着色状態は、等級を含む黒系ブドウの商品価値に影響を及ぼすため、適切に果皮が着色された黒系ブドウを商品として出荷することが、求められている。
【0003】
アブシシン酸(ABA)等を含む薬剤を黒系ブドウに噴霧することにより、黒系ブドウの着色状態を改善可能である。ただし、薬剤を用いた場合、黒系ブドウにおいて薬剤が付着した箇所のみで局所的に着色状態が改善されたり、噴霧された薬剤が葉等に影響を及ぼしたりする。また、害虫及び鳥獣等の対策で黒系ブドウが袋等で覆われている場合は、袋を取外してから薬剤を噴霧する必要がある。このため、薬剤を用いることなく、適切に果皮が着色された黒系ブドウを出荷することが、求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-146827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、薬剤を用いることなく、果皮を着色可能にする黒系ブドウの着色方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の黒系ブドウの着色方法では、黒系ブドウの栽培におけるベレーゾン期以後のいずれかの期間において、ピーク波長が280nmの紫外光、及び、ピーク波長が365nmの紫外光の少なくとも一方を黒系ブドウに照射する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、薬剤を用いることなく、果皮を着色可能にする黒系ブドウの着色方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る処理システムの一例を示す概略図である。
図2は、第1の検証において、実施例1、実施例2及び比較例1のそれぞれでのピオーネの育成に関する条件を示す概略図である。
図3は、第1の検証での検証結果として、果皮の色、糖度及び酒石酸含量のそれぞれの演算結果を示す概略図である。
図4は、第1の検証での検証結果として、実施例1、実施例2及び比較例1のそれぞれの条件で育成された果実の画像を示す図である。
図5は、第2の検証での検証結果として、実施例3及び実施例4のそれぞれでの果実の果皮の着色状態の変化を、果実の画像で示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態の黒系ブドウ(5)の着色方法では、黒系ブドウ(5)の栽培におけるベレーゾン期以後のいずれかの期間において、ピーク波長が280nmの紫外光を黒系ブドウ(5)に照射する。これにより、薬剤を用いることなく、果皮を着色可能になる。
【0010】
実施形態の黒系ブドウ(5)の着色方法では、黒系ブドウ(5)の栽培におけるベレーゾン期以後のいずれかの期間において、ピーク波長が365nmの紫外光を黒系ブドウ(5)に照射する。これにより、薬剤を用いることなく、果皮を着色可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
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