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公開番号2025083095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196776
出願日2023-11-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 16/90 20190101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者との間で会話形式によってメッセージのやり取りを行うサービスにおいて生成AIに入力される会話履歴の情報量を抑制すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、受付部と、第1取得部と、第2取得部と、第1生成部と、第2生成部とを備える。受付部は、入力情報に応じた出力情報を生成する生成AIを用いた会話形式による特定用途のサービスに対する利用者の入力情報を受け付ける。第1取得部は、入力情報を含む情報を生成AIに入力し、当該入力情報に応じた出力情報を生成AIから取得する。第2取得部は、出力情報に応じた情報を取得する。第1生成部は、第2取得部によって取得された出力情報に応じた情報に基づいて、入力情報に対する回答情報を生成する。第2生成部は、第1取得部によって取得された出力情報に基づいて、利用者との間の会話履歴として生成AIに入力される利用者会話履歴を生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
入力情報に応じた出力情報を生成する生成AIを用いた会話形式による特定用途のサービスに対する利用者の入力情報を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた前記入力情報を含む情報を前記生成AIに入力し、当該入力情報に応じた出力情報を前記生成AIから取得する第1取得部と、
前記第1取得部によって取得された前記出力情報に応じた情報を取得する第2取得部と、
前記第2取得部によって取得された前記出力情報に応じた情報に基づいて、前記入力情報に対する回答情報を生成する第1生成部と、
前記第1生成部によって生成された前記回答情報を前記利用者に提供する提供部と、
前記第1取得部によって取得された前記出力情報に基づいて、前記利用者との間の会話履歴として前記生成AIに入力される利用者会話履歴を生成する第2生成部と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第2生成部は、
前記第2取得部によって取得された前記出力情報に応じた情報に基づいて、前記生成AIの会話履歴として前記生成AIに入力される生成AI会話履歴を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1取得部は、
前記入力情報から意図種別と意図内容とを抽出するための意図定義情報と前記入力情報とを含む情報を前記生成AIに入力し、前記意図種別を示す情報と前記意図内容を示す情報とを含む意図情報を前記出力情報として前記生成AIから取得し、
前記第1生成部は、
前記意図種別を示す情報と前記意図内容を示す情報とに応じた情報に基づいて、前記回答情報を生成し、
前記第2生成部は、
前記意図種別を示す情報と前記意図内容を示す情報とに基づいて、前記利用者会話履歴を生成する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1取得部は、
複数の関数の各々を定義する定義情報を前記意図定義情報として含む情報を前記生成AIに対して入力し、前記複数の関数のうち前記回答情報の生成に用いる関数を特定する情報と当該関数の引数を示す情報とを含む関数特定情報を前記意図情報として前記生成AIから取得する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記複数の関数は、
検索に関する関数、質問に関する関数、および予約に関する関数を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記検索に関する関数は、
検索APIを用いる関数であり、
前記質問に関する関数は、
前記検索APIと前記生成AIを用いる関数であり、
前記予約に関する関数は、
予約APIを用いる関数である
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記特定用途のサービスは、
飲食店予約サービスである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第2生成部は、
前記会話履歴を構造化データとして生成する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1取得部は、
前記会話履歴の一部を抽出し、抽出した情報と前記受付部によって受け付けられた前記入力情報とを含む情報を前記生成AIに入力し、当該入力情報に応じた出力情報を前記生成AIから取得する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
入力情報に応じた出力情報を生成する生成AIを用いた会話形式による特定用途のサービスに対する利用者の入力情報を受け付ける受付工程と、
前記受付工程によって受け付けられた前記入力情報を含む情報を前記生成AIに入力し、当該入力情報に応じた出力情報を前記生成AIから取得する第1取得工程と、
前記第1取得工程によって取得された前記出力情報に応じた情報を取得する第2取得工程と、
前記第2取得工程によって取得された前記出力情報に応じた情報に基づいて、前記入力情報に対する回答情報を生成する第1生成工程と、
前記第1生成工程によって生成された前記回答情報を前記利用者に提供する提供工程と、
前記第1取得工程によって取得された前記出力情報に基づいて、前記利用者との間の会話履歴として前記生成AIに入力される利用者会話履歴を生成する第2生成工程と、を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、利用者との間で会話形式によってメッセージのやり取りを行うサービスが知られている。例えば、特許文献1には、利用者が発話により入力した入力メッセージを受信し、かかる入力メッセージを含む情報を言語モデルなどの生成AIに入力して生成AIに応答メッセージを生成させる技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-180282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した技術では、利用者Uとの間の会話の精度を高めるために、利用者の入力メッセージに加えて利用者Uとの間の会話履歴を生成AIに入力することが考えられるが、生成AIに入力される入力情報が多くなってしまうといった課題がある。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者との間で会話形式によってメッセージのやり取りを行うサービスにおいて生成AIに入力される会話履歴の情報量を抑制することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、受付部と、第1取得部と、第2取得部と、第1生成部と、提供部と、第2生成部とを備える。受付部は、入力情報に応じた出力情報を生成する生成AIを用いた会話形式による特定用途のサービスに対する利用者の入力情報を受け付ける。第1取得部は、受付部によって受け付けられた入力情報を含む情報を生成AIに入力し、当該入力情報に応じた出力情報を生成AIから取得する。第2取得部は、第1取得部によって取得された出力情報に応じた情報を取得する。第1生成部は、第2取得部によって取得された出力情報に応じた情報に基づいて、入力情報に対する回答情報を生成する。提供部は、第1生成部によって生成された回答情報を利用者に提供する。第2生成部は、第1取得部によって取得された出力情報に基づいて、利用者との間の会話履歴として生成AIに入力される利用者会話履歴を生成する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、利用者との間で会話形式によってメッセージのやり取りを行うサービスにおいて生成AIに入力される会話履歴の情報量を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理を説明するための図である。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置の利用者情報記憶部に記憶される利用者情報テーブルの一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置のダイアログデータ記憶部に記憶されるダイアログデータテーブルの一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による処理の一例を説明するための図である。
図7は、実施形態に係る端末装置に表示されるチャットルームに配置される情報の一例を示す図(その1)である。
図8は、実施形態に係る端末装置に表示されるチャットルームに配置される情報の一例を示す図(その2)である。
図9は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における生成部によって生成されるダイアログデータの一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における生成部によってダイアログデータに利用者の可変情報として追加される位置情報の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における生成部によって更新されたダイアログデータの一例を示す図である。
図12は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における生成部によってダイアログデータに追加される会話履歴の一例を示す図(その1)である。
図13は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における生成部によってダイアログデータに追加される予約履歴の一例を示す図(その2)である。
図14は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における取得部によって生成に入力される情報である入力情報の一例を示す図である。
図15は、図14に示す関数情報に含まれる検索に関する関数の情報の一例を示す図(その1)である。
図16は、図14に示す関数情報に含まれる質問に関する関数の情報の一例を示す図(その2)である。
図17は、図14に示す関数情報に含まれる予約に関する関数の情報の一例を示す図(その3)である。
図18は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における取得部によって生成に入力される情報である入力情報の他の例を示す図である。
図19は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における取得部によって生成に入力される情報である入力情報のさらに他の例を示す図である。
図20は、実施形態に係る情報処理装置の処理部における取得部によって生成に入力される情報である入力情報の別の例を示す図である。
図21は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による情報処理の一例を示すフローチャートである。
図22は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による検索処理の一例を示すフローチャートである。
図23は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による質問処理の一例を示すフローチャートである。
図24は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による予約処理の一例を示すフローチャートである。
図25は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理を説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

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