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公開番号2025083011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196632
出願日2023-11-20
発明の名称個人情報提供システム、プログラム、記録媒体、および個人情報提供方法
出願人有限会社バラエティーエム・ワン
代理人個人,個人,個人
主分類G06K 7/14 20060101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが利用するサービスに必要のない個人情報を、サービス提供者に提供してしまうことを有効に防止する個人情報提供システム、プログラム、および記録媒体を提供する。
【解決手段】第1情報端末10と、第1情報端末10とは異なる第2情報端末20と、を有し、第1情報端末10のユーザの個人情報を、第2情報端末20に提供する個人情報提供システムであって、第1情報端末10は、2以上の個人情報を含む第1情報コードを提示する提示手段15を有し、第1情報端末10または第2情報端末20はそれぞれ、第1情報コードに含まれる2以上の個人情報の中から、ユーザに提供を許可する個人情報を設定する設定手段(演算部15、演算部25)を有し、第2情報端末20は、第1情報端末10により提示された第1情報コードに含まれる2以上の個人情報のうち、提供が許可された個人情報のみを表示する表示制御手段(演算部25)と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムであって、
前記第１情報端末は、２以上の個人情報を含む第１情報コードを提示する提示手段を有し、
前記第１情報端末または前記第２情報端末は、前記第１情報コードに含まれる２以上の個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定する設定手段を有し、
前記第２情報端末は、前記第１情報端末により提示された前記第１情報コードに含まれる前記２以上の個人情報のうち、前記提供が許可された個人情報のみを表示する表示制御手段を有する、個人情報提供システム。
続きを表示（約 2,500 文字）【請求項２】
前記第２情報端末は、
前記設定手段と、
前記第１情報コードに含まれる前記２以上の個人情報のうち、前記提供が許可された個人情報のみを取得する取得手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記提供が許可された個人情報を表示する、請求項１に記載の個人情報提供システム。
【請求項３】
第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムであって、
前記第１情報端末は、
２以上の個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定する設定手段と、
前記提供が許可された個人情報のみを含む第１情報コードを提示する提示手段と、を有し、
前記第２情報端末は、前記第１情報端末により提示された前記第１情報コードに含まれる前記提供が許可された個人情報を表示する表示制御手段を有する、個人情報提供システム。
【請求項４】
第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムであって、
前記第１情報端末は、
サービスごとに必要な個人情報のみを含む第１情報コードを、前記サービスを示すサービス情報と関連付けて、前記サービスごとに複数記憶する記憶手段と、
ユーザが利用するサービスのサービス情報を取得するサービス情報取得手段と、
前記サービス情報取得手段に取得された前記サービス情報に基づいて、当該サービス情報に対応する前記第１情報コードを提示する提示手段と、を有し、
前記第２情報端末は、前記第１情報端末により提示された前記第１情報コードに含まれる前記個人情報を表示する表示制御手段を有する、個人情報提供システム。
【請求項５】
第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、前記第２情報端末と通信可能なサーバーと、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記サーバーから、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムであって、
前記第１情報端末または前記第２情報端末は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報、および、ユーザが利用するサービスを示すサービス情報を前記サーバーに送信する送信手段を有し、
前記サーバーは、
ユーザが利用するサービスで必要とする個人情報を、前記ユーザ識別情報ごと、および、前記サービス情報ごとに記憶する記憶手段と、
前記ユーザ識別情報およびサービス情報を、前記第１情報端末または前記第２情報端末から取得する取得手段と、
前記ユーザ識別情報および前記サービス情報に基づいて、ユーザが利用するサービスで必要とする前記個人情報を前記第２情報端末に提供する提供手段と、を有する、個人情報提供システム。
【請求項６】
前記第１情報端末は、前記ユーザ識別情報および前記サービス情報を含む第２情報コードを提示する提示手段を有し、
前記第２情報端末は、
前記第１情報端末が提示する前記第２情報コードから前記ユーザ識別情報および前記サービス情報を取得する取得手段と、
前記送信手段を有し、
前記送信手段は、前記取得手段により取得した前記ユーザ識別情報および前記ユーザ識別情報を、前記サーバーに送信する、請求項５に記載の個人情報提供システム。
【請求項７】
前記第１情報端末は、オンライン通信が不可能な場合に、ユーザの個人情報を含む第１情報コードを提示し、オンライン通信が可能な場合に、ユーザを識別するためのユーザ識別情報、および、ユーザが利用するサービスを示すサービス情報を含む第２情報コードを提示する提示手段を有し、
前記第２情報端末は、オンライン通信が不可能な場合には、前記第１情報コードからユーザの個人情報を取得し、オンライン通信が可能な場合には、前記第２情報コードに含まれる前記ユーザ識別情報および前記サービス情報を前記サーバーに送信し、前記サーバーから前記ユーザ識別情報および前記サービス情報に応じた個人情報を取得する個人情報取得手段を有する、請求項５に記載の個人情報提供システム。
【請求項８】
前記サーバーが提供する個人情報は、前記第１情報コードの情報記憶量よりも情報量が大きい情報である、請求項７に記載の個人情報提供システム。
【請求項９】
第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムにおいて、前記第２情報端末で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記第２情報端末に、
前記第１情報端末が、前記ユーザの個人情報を含む第１情報コードを提示した場合に、前記第１情報コードを読み取る機能と、
前記第１情報コードに含まれる２以上の個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定する機能と、
前記前記２以上の個人情報のうち、前記提供が許可された個人情報のみを表示する機能と、を実行させる、プログラム。
【請求項１０】
第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムにおいて、前記第１情報端末で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記第１情報端末に、
２以上の個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定する機能と、
前記提供が許可された個人情報のみを含む第１情報コードを提示する機能と、を実行させるプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、個人情報提供システム、プログラム、記録媒体、および個人情報提供方法に関する。
続きを表示（約 5,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、情報コードに個人情報を含めることで、個人認証を行うことができるシステムが知られている。たとえば、出願人は、特許文献１，２において、行政機関の情報端末により、ユーザの顔画像を撮像させるとともに、ユーザが携帯する携帯端末においてユーザの顔情報を含む情報コードを表示し、行政機関の情報端末に読み取らせることで、当該情報端末において、ユーザの個人認証を行うシステムを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１６８０４７号公報
特開２０２２－１６０８０８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
近年、情報リテラシーの意識が高まっており、個人情報の取り扱いについて高い関心が寄せられるようになった。しかしながら、従来のシステムでは、情報コードに複数種類の個人情報を含めた場合に、サービスに必要のない個人情報まで提供してしまうおそれがあった。たとえば、レンタカーサービスを利用する場合に、健康保険証番号は必要とされないが、レンタカーサービスの提供者に、このような番号まで提供してしまうおそれがあった。
【０００５】
本発明は、ユーザが利用するサービスに必要のない個人情報をサービス提供者に提供してしまうことを有効に防止することができる、個人情報提供システム、プログラム、記録媒体、および個人情報提供方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の第１の観点に係る個人情報提供システムは、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムであって、前記第１情報端末は、２以上の個人情報を含む第１情報コードを提示する提示手段を有し、前記第１情報端末または前記第２情報端末は、前記第１情報コードに含まれる２以上の個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定する設定手段を有し、前記第２情報端末は、前記第１情報端末により提示された前記第１情報コードに含まれる前記２以上の個人情報のうち、前記提供が許可された個人情報のみを表示する表示制御手段と、を有する。
上記個人情報提供システムにおいて、前記第２情報端末は、前記設定手段と、前記第１情報コードに含まれる前記２以上の個人情報のうち、前記提供が許可された個人情報のみを取得する取得手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記提供が許可された個人情報を表示する。
本発明の第２の観点に係る個人情報提供システムは、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムであって、前記第１情報端末は、２以上の個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定する設定手段と、前記提供が許可された個人情報のみを含む前記第１情報コードを提示する提示手段と、を有し、前記第２情報端末は、前記第１情報端末により提示された前記第１情報コードに含まれる前記提供が許可された個人情報を表示する表示制御手段を有する。
本発明の第３の観点に係る個人情報提供システムは、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムであって、前記第１情報端末は、サービスごとに必要な個人情報のみを含む前記第１情報コードを、前記サービスを示すサービス情報と関連付けて、前記サービスごとに複数記憶する記憶手段と、ユーザが利用するサービスのサービス情報を取得するサービス情報取得手段と、前記サービス情報取得手段に取得された前記サービス情報に基づいて、当該サービス情報に対応する前記第１情報コードを提示する提示手段と、を有し、前記第２情報端末は、前記第１情報端末により提示された前記第１情報コードに含まれる前記個人情報を表示する表示制御手段を有する。
本発明の第４の観点に係る個人情報提供システムは、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、前記第２情報端末と通信可能なサーバーと、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記サーバーから、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムであって、前記第１情報端末または前記第２情報端末は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報、および、ユーザが利用するサービスを示すサービス情報を前記サーバーに送信する送信手段を有し、前記サーバーは、ユーザが利用するサービスで必要とする個人情報を、前記ユーザ識別情報ごと、および、前記サービス情報ごとに記憶する記憶手段と、前記ユーザ識別情報およびサービス情報を、前記第１情報端末または前記第２情報端末から取得する取得手段と、前記ユーザ識別情報および前記サービス情報に基づいて、ユーザが利用するサービスで必要とする前記個人情報を前記第２情報端末に提供する提供手段と、を有する。
上記個人情報提供システムにおいて、前記第１情報端末は、前記ユーザ識別情報および前記サービス情報を含む第２情報コードを提示する提示手段を有し、前記第２情報端末は、前記第１情報端末が提示する前記第２情報コードから前記ユーザ識別情報および前記サービス情報を取得する取得手段と、前記送信手段を有し、前記送信手段は、前記取得手段により取得した前記ユーザ識別情報および前記ユーザ識別情報を、前記サーバーに送信する構成とすることができる。
上記個人情報提供システムにおいて、前記第１情報端末は、オンライン通信が不可能な場合に、ユーザの個人情報を含む第１情報コードを提示し、オンライン通信が可能な場合に、ユーザを識別するためのユーザ識別情報、および、ユーザが利用するサービスを示すサービス情報を含む第２情報コードを提示する提示手段を有し、前記第２情報端末は、オンライン通信が不可能な場合には、前記第１情報コードから前記個人情報を取得し、オンライン通信が可能な場合には、前記第２情報コードに含まれる前記ユーザ識別情報および前記サービス情報を前記サーバーに送信し、前記サーバーから前記ユーザ識別情報および前記サービス情報に応じた個人情報を取得する個人情報取得手段を有する構成とすることができる。
上記個人情報提供システムにおいて、前記サーバーが提供する個人情報は、前記第１情報コードの情報記憶量よりも情報量が大きい情報である構成とすることができる。
本発明の第１の観点に係るプログラムは、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムにおいて、前記第２情報端末で実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記第２情報端末に、前記第１情報端末が、前記ユーザの個人情報を含む第１情報コードを提示した場合に、前記第１情報コードを読み取る機能と、前記第１情報コードに含まれる２以上の個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定する機能と、前記前記２以上の個人情報のうち、前記提供が許可された個人情報のみを表示する機能と、を実行させる。
本発明の第２の観点に係るプログラムは、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムにおいて、前記第１情報端末で実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記第１情報端末に、２以上の個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定する機能と、前記提供が許可された個人情報のみを含む第１情報コードを提示する機能と、を実行させる。
本発明の第３の観点に係るプログラムは、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムにおいて、前記第１情報端末で実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記第１情報端末に、サービスごとに必要な個人情報のみを含む第１情報コードを、前記サービスを示すサービス情報と関連付けて、前記サービスごとに複数記憶する機能と、ユーザが利用するサービスのサービス情報を取得する機能と、取得した前記サービス情報に基づいて、当該サービス情報に対応する前記第１情報コードを提示する機能と、を実行させる。
本発明の第４の観点に係るプログラムは、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、前記第２情報端末と通信可能なサーバーと、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記サーバーから、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムにおいて、前記サーバーで実行されるプログラムであって、前記プログラムは、前記サーバーに、ユーザが利用するサービスで必要とする個人情報を、ユーザを識別するためのユーザ識別情報ごと、および、ユーザが利用するサービスを示すサービス情報ごとに記憶する機能と、前記第１情報端末または前記第２情報端末から、前記ユーザ識別情報および前記サービス情報を受信する機能と、前記ユーザ識別情報および前記サービス情報に基づいて、ユーザが利用するサービスで必要とする前記個人情報を前記第２情報端末に提供する機能と、を実現させる。
本発明に係る個人情報提供方法は、第１情報端末と、前記第１情報端末とは異なる第２情報端末と、を有し、前記第１情報端末のユーザの個人情報を、前記第２情報端末に提供する個人情報提供システムにおける、個人情報提供方法であって、前記第１情報端末は、個人情報を含む第１情報コードを提示し、前記第１情報端末または前記第２情報端末は、前記第１情報コードに含まれる個人情報の中から、ユーザが提供を許可する個人情報を設定し、前記第２情報端末は、前記第１情報端末により提示された前記第１情報コードを読み取り、前記提供が許可された個人情報のみを表示する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、サービス提供者が保有する第２情報端末に、ユーザが提供を許可した個人情報のみ、または、サービスで必要とする個人情報のみが表示されるため、ユーザが利用するサービスに必要のない個人情報をサービス提供者に提供してしまうことを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態に係る個人情報提供システムの構成図である。
第１実施形態に係る第１情報端末および第２情報端末を示すブロック図である。
本実施形態における情報コードの一例を示す図である。
第２情報端末に提供を許可する個人情報の設定画面の一例を示す図である。
第１実施形態に係る個人情報提供処理を示すフローチャートである。
第２実施形態に係る個人情報提供処理を示すフローチャートである。
第３実施形態におけるサービスの選択画面の一例を示す図である。
第３実施形態に係る個人情報登録処理を示すフローチャートである。
第３実施形態に係る個人情報提供処理を示すフローチャートである。
第４実施形態に係る個人情報提供システムの構成図である。
第４実施形態に係る第１情報端末および第２情報端末を示すブロック図である。
第４実施形態に係る個人情報提供処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明に係る個人情報提供システムの実施形態を、図面に基づいて説明する。本発明は、サービスを利用する者（以下、ユーザと称す。）が、サービスを利用するために必要な個人情報を、サービス提供者に提供するためのシステムであり、ユーザが提供を許可した個人情報のみ、または、サービスで必要とする個人情報のみがサービス提供者に提供され、ユーザが利用するサービスに必要のない個人情報をサービス提供者に提供してしまうことを有効に防止することを特徴とする。また、本実施形態では、オフラインで、ユーザからサービス提供者に必要な個人情報を提供することができるため、インターネット環境や個人認証制度が整っていない国においても、ユーザの認証や、個人情報を使用したサービスの提供を行うことが可能となる。
【００１０】
《第１実施形態》
図１は、第１実施形態に係る個人情報提供システム１の構成を示す図である。第１実施形態に係る個人情報提供システム１は、図１に示すように、ユーザが携帯する第１情報端末１０と、サービス提供者が保有する第２情報端末２０と、を有している。本実施形態において、第１情報端末１０および第２情報端末２０は、無線通信を行わない構成となっているが、無線通信が可能な構成とすることもできる。また、第１実施形態に係る個人情報提供システム１において、第１情報端末１０および第２情報端末２０は、図示しないサーバーと通信可能な構成とすることもできる。
（【００１１】以降は省略されています）

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