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公開番号2025082907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196461
出願日2023-11-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人株式会社オービック
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 11/34 20060101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】リソースの使用状況を容易かつ迅速に確認可能とする。
【解決手段】少なくとも一つのアプリケーションプロセスが記憶された記憶部、及び、アプリケーションプロセスを実行することで、各部の動作を制御する制御部を備える。また、制御部は、監視部、判別部、及び、出力制御部を備える。監視部は、アプリケーションプロセスに基づく各部の動作状況を監視して、各部の負荷を示すパフォーマンス情報を生成する。判別部は、生成されたパフォーマンス情報の値が、各部毎に設定された閾値以上となったか否かを判別する。そして、出力制御部が、アプリケーションプロセスのコマンドライン引数を外部機器に出力制御すると共に、少なくともパフォーマンス情報の値が閾値以上となったと判別されている間、所定の時間毎にパフォーマンス情報を外部機器に出力制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも一つのアプリケーションプロセスが記憶された記憶部、及び、前記アプリケーションプロセスを実行することで、各部の動作を制御する制御部を備えた情報処理装置であって、
前記制御部は、
前記アプリケーションプロセスに基づく前記各部の動作状況を監視して、前記各部の負荷を示すパフォーマンス情報を生成する監視部と、
生成された前記パフォーマンス情報の値が、前記各部毎に設定された閾値以上となったか否かを判別する判別部と、
前記アプリケーションプロセスのコマンドライン引数を外部機器に出力制御すると共に、少なくとも前記パフォーマンス情報の値が前記閾値以上となったと判別されている間、所定の時間毎に前記パフォーマンス情報を前記外部機器に出力制御する出力制御部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記出力制御部は、前記パフォーマンス情報及び前記コマンドライン引数に、前記アプリケーションプロセスのプロセス識別情報を含めて出力制御すること、
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記出力制御部は、前記パフォーマンス情報及び前記コマンドライン引数を、前記アプリケーションプロセスのプロセス識別情報に基づいて結合して出力制御すること、
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記出力制御部は、前記パフォーマンス情報に基づいて生成した、前記各部の負荷の大きさを示すグラフを、前記コマンドライン引数と共に出力制御すること、
を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記出力制御部は、前記グラフのうち、所望のグラフが指定された場合、指定された前記グラフのプロセス識別情報と同じプロセス識別情報が付された前記コマンドライン引数を、他のコマンドライン引数とは異なる表示形態として出力制御すること、
を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
少なくとも一つのアプリケーションプロセスが記憶された記憶部、及び、前記アプリケーションプロセスを実行することで、各部の動作を制御する制御部を備えた情報処理装置の情報処理方法であって、
前記制御部が、監視部、判別部、及び、出力制御部を備え、
前記監視部により、前記アプリケーションプロセスに基づく前記各部の動作状況を監視して、前記各部の負荷を示すパフォーマンス情報を生成し、
生成された前記パフォーマンス情報の値が、前記各部毎に設定された閾値以上となったか否かを、前記判別部により判別し、
前記出力制御部により、前記アプリケーションプロセスのコマンドライン引数を外部機器に出力制御すると共に、少なくとも前記パフォーマンス情報の値が前記閾値以上となったと判別されている間、所定の時間毎に前記パフォーマンス情報を前記外部機器に出力制御すること、
を特徴とする情報処理方法。
【請求項7】
少なくとも一つのアプリケーションプロセスが記憶された記憶部、及び、前記アプリケーションプロセスを実行することで、各部の動作を制御するコンピュータを備えた情報処理装置の情報処理プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記アプリケーションプロセスに基づく前記各部の動作状況を監視して、前記各部の負荷を示すパフォーマンス情報を生成する監視部と、
生成された前記パフォーマンス情報の値が、前記各部毎に設定された閾値以上となったか否かを判別する判別部と、
前記アプリケーションプロセスのコマンドライン引数を外部機器に出力制御すると共に、少なくとも前記パフォーマンス情報の値が前記閾値以上となったと判別されている間、所定の時間毎に前記パフォーマンス情報を前記外部機器に出力制御する出力制御部として機能させること、
を特徴とする情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、データセンター運営を行うサービス事業者は、物理的な機器の管理及び仮想技術による、顧客別に割当てた複数の仮想オペレーションシステム毎の管理を行うことで、アプリケーションを管理している。
【0003】
特許文献1(特表2016-511463号公報)には、ストレージボリュームに対するI/O(入力/出力)コマンドの書き込みデータを保存して、ストレージシステムの管理を行う管理システムが開示されている。
【0004】
この管理システムは、ストレージボリューム毎に、ある期間についてI/Oオペレーションのパフォーマンス情報を分析し、同じタイプのI/Oパフォーマンス特性を有する周期的時間ウィンドウを導出し、導出した周期的時間ウィンドウ毎に、サービスレベル目標(SLO)のタイプを決定する。また、SLOの閾値を計算し、ストレージボリューム毎に、ある周期的モニタリングウィンドウのSLOのタイプ、及び、その周期的モニタリングウィンドウのSLOの閾値を、ユーザに提供する。そして、その周期的モニタリングウィンドウのサービスレベル値が、SLOに違反しているか否かを、その周期的モニタリングウィンドウのSLOの閾値に基づいて、ストレージボリューム毎に監視する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2016-511463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、サーバ装置等の端末装置の例えばCPU使用率(CPU:Central Processing Unit)、メモリ使用量、ディスクアクセス数等のリソースの使用状況は、パフォーマンスカウンタに基づいて確認できる。
【0007】
しかし、従来、リソースの使用状況は、ボトルネック等が発生した際に、オペレータが、プロセス毎のリソースの消費量を手動で確認していた。このため、大変面倒な確認作業を必要とすると共に、調査時間も長時間化する問題があった。
【0008】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、リソースの使用状況を容易かつ迅速に確認可能とした情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、少なくとも一つのアプリケーションプロセスが記憶された記憶部、及び、アプリケーションプロセスを実行することで、各部の動作を制御する制御部を備えた情報処理装置であって、制御部は、アプリケーションプロセスに基づく各部の動作状況を監視して、各部の負荷を示すパフォーマンス情報を生成する監視部と、生成されたパフォーマンス情報の値が、各部毎に設定された閾値以上となったか否かを判別する判別部と、アプリケーションプロセスのコマンドライン引数を外部機器に出力制御すると共に、少なくともパフォーマンス情報の値が閾値以上となったと判別されている間、所定の時間毎にパフォーマンス情報を外部機器に出力制御する出力制御部と、を有する。
【0010】
また、上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理方法は、少なくとも一つのアプリケーションプロセスが記憶された記憶部、及び、アプリケーションプロセスを実行することで、各部の動作を制御する制御部を備えた情報処理装置の情報処理方法であって、制御部が、監視部、判別部、及び、出力制御部を備え、監視部により、アプリケーションプロセスに基づく各部の動作状況を監視して、各部の負荷を示すパフォーマンス情報を生成し、生成されたパフォーマンス情報の値が、各部毎に設定された閾値以上となったか否かを、判別部により判別し、出力制御部により、アプリケーションプロセスのコマンドライン引数を外部機器に出力制御すると共に、少なくともパフォーマンス情報の値が閾値以上となったと判別されている間、所定の時間毎にパフォーマンス情報を外部機器に出力制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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