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公開番号
2025082631
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023196089
出願日
2023-11-17
発明の名称
情報処理装置および情報処理プログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G06F
16/75 20190101AFI20250522BHJP(計算;計数)
要約
【課題】時系列情報の中から基準時系列情報を抽出する情報処理装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る情報処理装置は、作業を撮影した動画を取得するセンサと接続されるインタフェースと、インタフェースを介して画像を取得して演算処理を行うプロセッサとを有する。プロセッサは、動画から、作業の特徴量を含む時系列情報を収集し、時系列情報にクラスタリングを適用して時系列情報を第1のクラスに分類する。プロセッサは、第1のクラスのうち、3個以上の時系列情報を含む第2のクラスについては、第2のクラス内の各時系列情報と比較対象との距離および類似度の少なくとも一方を算出し、第2のクラス内の各時系列情報について、距離および類似度の少なくとも一方から統計量を算出し、第2のクラス内の各時系列情報の統計量に基づいて、第2のクラス内の時系列情報から、作業の分割点を示す分割情報を付与すべき基準時系列情報を抽出する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業を撮影した動画を取得するセンサと接続されるインタフェースと、
前記インタフェースを介して前記動画を取得して演算処理を行うプロセッサと、
を有し、
前記プロセッサは、
前記動画から、前記作業の特徴量を含む時系列情報を収集し、
前記時系列情報にクラスタリングを適用して前記時系列情報を第1のクラスに分類し、
前記第1のクラスのうち、3個以上の前記時系列情報を含む第2のクラスについては、
前記第2のクラス内の各時系列情報と比較対象との距離および類似度の少なくとも一方を算出し、
前記第2のクラス内の各時系列情報について、前記距離および前記類似度の少なくとも一方から統計量を算出し、
前記第2のクラス内の各時系列情報の前記統計量に基づいて、前記第2のクラス内の前記時系列情報から、前記作業の分割点を示す分割情報を付与すべき基準時系列情報を抽出する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記時系列情報の相互間の前記距離および前記類似度の少なくとも一方を算出し、
各時系列情報について、前記時系列情報の相互間の前記距離および前記類似度の少なくとも一方から前記統計量を算出し、
各時系列情報の前記統計量に基づいて、前記時系列情報から前記基準時系列情報を抽出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記時系列情報から参照時系列情報を生成し、
各時系列情報と前記参照時系列情報との前記距離および前記類似度の少なくとも一方を算出し、
各時系列情報について、前記参照時系列情報と各時系列情報との前記距離および前記類似度の少なくとも一方から前記統計量を算出し、
各時系列情報の前記統計量に基づいて、前記時系列情報から前記基準時系列情報を抽出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記時系列情報にクラスタリングを適用する都度、クラスタリング結果を保存し、
現在のクラスタリング結果と過去のクラスタリング結果の変化量を算出し、
前記変化量が閾値以上であるときには、前記変化量および前記統計量の少なくとも一方に基づいて、前記第2のクラス内の前記時系列情報から前記基準時系列情報を抽出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記時系列情報にクラスタリングを適用する都度、クラスタリング結果を保存し、
現在のクラスタリング結果の前記第2のクラスが、過去のクラスタリング結果の前記第2のクラスと同じ場合には、過去のクラスタリング結果の前記第2のクラスの前記基準時系列情報を、現在のクラスタリング結果の前記第2のクラスの前記基準時系列情報に使用する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
作業を撮影した動画を取得するセンサと接続されるインタフェースと、
前記インタフェースを介して前記動画を取得して演算処理を行うプロセッサと、
を有するコンピュータのための情報処理プログラムであって、
前記プロセッサに、
前記動画から、前記作業の特徴量を含む時系列情報を収集させ、
前記時系列情報にクラスタリングを適用して前記時系列情報を第1のクラスに分類させ、
前記第1のクラスのうち、3個以上の前記時系列情報を含む第2のクラスについては、
前記第2のクラス内の各時系列情報と比較対象との距離および類似度の少なくとも一方を算出させ、
前記第2のクラス内の各時系列情報について、前記距離および前記類似度の少なくとも一方から統計量を算出させ、
前記第2のクラス内の各時系列情報の前記統計量に基づいて、前記第2のクラス内の前記時系列情報から、前記作業の分割点を示す分割情報を付与すべき基準時系列情報を抽出させる、
情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
生産ラインにおける作業時間を計測する情報処理装置が知られている。そのような情報処理装置のひとつとして、作業の特徴量を含む時系列情報を収集し、作業の分割点を示す分割情報が付与された基準時系列情報を当該時系列情報に対応付け、基準時系列情報に対応する時系列情報に基づいて、作業を分割点において分割して得られる複数の作業それぞれの作業時間を計測することにより、作業時間を計測する手法を用いるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-119198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の手法では、作業時間を計測するために、作業の分割点を示す分割情報が付与された基準時系列情報が必要である。どの時系列情報に分割情報を付与して基準時系列情報を作成するかは、作業時間の計測精度に影響を与える。そのため、分割情報を付与する適切な基準時系列情報を、収集された時系列情報の中から抽出することは重要である。しかしながら、上記の手法では、基準時系列情報が予め与えられていることを前提としており、収集された時系列情報の中から、基準時系列情報を抽出することはできない。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、収集された時系列情報の中から基準時系列情報を抽出する情報処理装置および情報処理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る情報処理装置は、作業を撮影した動画を取得するセンサと接続されるインタフェースと、インタフェースを介して動画を取得して演算処理を行うプロセッサとを有する。プロセッサは、動画から、作業の特徴量を含む時系列情報を収集し、時系列情報にクラスタリングを適用して時系列情報を第1のクラスに分類する。プロセッサは、第1のクラスのうち、3個以上の時系列情報を含む第2のクラスについては、第2のクラス内の各時系列情報と比較対象との距離および類似度の少なくとも一方を算出し、第2のクラス内の各時系列情報について、距離および類似度の少なくとも一方から統計量を算出し、第2のクラス内の各時系列情報の統計量に基づいて、第2のクラス内の時系列情報から、作業の分割点を示す分割情報を付与すべき基準時系列情報を抽出する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図2は、情報処理装置の第1の動作例を示すフローチャートである。
図3は、情報処理装置の第1の動作例において、時系列情報が1個である場合に、基準時系列情報が抽出される様子を模式的に示す図である。
図4は、情報処理装置の第1の動作例において、時系列情報が2個である場合に、基準時系列情報が抽出される様子を模式的に示す図である。
図5は、情報処理装置の第1の動作例において、時系列情報が3個以上である場合に、基準時系列情報が抽出される様子を模式的に示す図である。
図6は、第1の動作例における距離や類似度の算出と統計量の算出の詳細を示すフローチャートである。
図7は、第1の動作例における統計量に基づく基準時系列情報の抽出・保存の詳細を示すフローチャートである。
図8は、情報処理装置の第2の動作例を示すフローチャートである。
図9は、情報処理装置の第2の動作例において、基準時系列情報が抽出される様子を模式的に示す図である。
図10は、情報処理装置の第3の動作例を示すフローチャートである。
図11は、情報処理装置の第3の動作例において、基準時系列情報が抽出される様子を模式的に示す図である。
図12は、情報処理装置の第4の動作例を示すフローチャートである。
図13は、情報処理装置の第4の動作例において、クラス毎に基準時系列情報が抽出される様子を模式的に示す図である。
図14Aは、情報処理装置の第5の動作例の一部を示すフローチャートである。
図14Bは、情報処理装置の第5の動作例の一部を示すフローチャートである。
図15は、情報処理装置の第5の動作例において、クラス毎に基準時系列情報が抽出される様子を模式的に示す図である。
図16Aは、情報処理装置の第6の動作例の一部を示すフローチャートである。
図16Bは、情報処理装置の第6の動作例の一部を示すフローチャートである。
図17は、情報処理装置の第7の動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態に係る情報処理装置について説明する。実施形態に係る情報処理装置は、作業を撮影した動画から、作業の特徴量を含む時系列情報を収集し、収集された時系列情報から、作業の分割点を示す分割情報を付与すべき基準時系列情報を抽出する装置である。
【0009】
(ハードウェア構成)
まず、図1を参照して、実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置10は、例えば、コンピュータで構成される。例えば、コンピュータは、パーソナルコンピュータやサーバコンピュータ等である。コンピュータは、情報処理プログラムを実行することによって、情報処理装置10の各機能を実行する。
【0010】
図1に示されるように、情報処理装置10は、プロセッサ11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、ストレージ14と、入力装置15と、出力装置16と、センサインタフェース17と、バス18とを有する。図面においては、インタフェースを「I/F」と略記している。
(【0011】以降は省略されています)
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