TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025079423
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192072
出願日
2023-11-10
発明の名称
切断装置及びプリンタ装置
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B26D
1/38 20060101AFI20250515BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】布ラベルの搬送を効率的に行うことが可能な切断装置及びプリンタ装置を提供する。
【解決手段】実施形態の切断装置は、長尺の布媒体を搬送する搬送路の上方に設けられる固定刃と、前記搬送路の下方に設けられる可動刃とを有し、前記可動刃が上方に移動することで当該可動刃と前記固定刃との間で前記布媒体を切断する切断部と、前記搬送路の上方で且つ前記切断部の後段に設けられ、前記固定刃と前記可動刃との間を通過した前記布媒体を前記搬送路の搬送方向にガイドするガイド部と、を備え、前記ガイド部は、前記可動刃に連動して上下方向に移動可能に設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺の布媒体を搬送する搬送路の上方に設けられる固定刃と、前記搬送路の下方に設けられる可動刃とを有し、前記可動刃が上方に移動することで当該可動刃と前記固定刃との間で前記布媒体を切断する切断部と、
前記搬送路の上方で且つ前記切断部の後段に設けられ、前記固定刃と前記可動刃との間を通過した前記布媒体を前記搬送路の搬送方向にガイドするガイド部と、
を備え、
前記ガイド部は、前記可動刃に連動して上下方向に移動可能に設けられる、
切断装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記ガイド部は、前記搬送路の搬送方向に亘って設けられる板状部材を有し、当該板状部材の搬送方向下流側の端部が第1回転軸によって支持され、前記第1回転軸を中心に上下方向に回動可能に構成される、
請求項1に記載の切断装置。
【請求項3】
前記第1回転軸の軸周りで前記ガイド部を上下方向に回動させる第1駆動機構を更に備え、
前記第1駆動機構は、前記可動刃に連動して前記ガイド部を上下方向に回動させる、
請求項2に記載の切断装置。
【請求項4】
前記搬送路の一部を形成し、前記切断部で切断された前記布媒体を載置する載置面と、
前記搬送路の上方に設けられ、前記布媒体の搬送方向に回転する第2回転軸と、
前記第2回転軸に取り付けられ、前記第2回転軸の回転動作に伴い前記載置面に接触しながら前記搬送方向に移動することで、前記載置面に載置された前記布媒体を前記搬送方向に掻き出すパドル部と、
を備え、
前記ガイド部は、前記載置面と前記第2回転軸との間に設けられる、
請求項1~3の何れか一項に記載の切断装置。
【請求項5】
前記切断部と前記第2回転軸とに駆動力を伝達し、前記切断部の切断動作と前記第2回転軸の回転動作とを連動して行う第2駆動機構を更に備える、
請求項4に記載の切断装置。
【請求項6】
長尺の布媒体に印刷を行う印刷部と、
印刷された前記布媒体を搬送する搬送路の上方に設けられる固定刃と、前記搬送路の下方に設けられる可動刃とを有し、前記可動刃が上方に移動することで当該可動刃と前記固定刃との間で前記布媒体を切断する切断部と、
前記搬送路の上方で且つ前記切断部の後段に設けられ、前記固定刃と前記可動刃との間を通過した前記布媒体を前記搬送路の搬送方向にガイドするガイド部と、
を備え、
前記ガイド部は、前記可動刃に連動して上下方向に移動可能に設けられる、
プリンタ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、切断装置及びプリンタ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、長尺の紙媒体(以下、紙ラベルともいう)に印刷を行うプリンタ装置が知られている。このようなプリンタ装置には、印刷が完了した媒体部分を切断するため、カッター機構を有した切断装置が設けられる。
【0003】
また、上記した紙ラベル以外の媒体として、ポリエステル等の材質で形成された長尺の布媒体(以下、布ラベルともいう)が知られている。上述したプリンタ装置において、例えば洋服等の品質表示を布ラベルに印刷し、印刷が完了した媒体部分を切断して排出口から排出することで、洋服等に付加するケアラベルを作成することができる。
【0004】
ところで、布ラベルでは印刷時にカールが発生することがある。例えば、サーマルヘッドとプラテンローラとを用いて印刷を行うプリンタ装置では、サーマルヘッドとプラテンローラとの間を布ラベルが通過する際に、布ラベルがサーマルヘッドでしごかれることでカールが発生する。また、布ラベルは、紙ラベルと比較してコシが弱いという性質を有する。そのため、カールが発生した布ラベルの先端が搬送路内で引っ掛かるようなことがあると、布ラベルが丸まってしまう現象が紙ラベル媒体よりも起きやすく、搬送途中で詰まりが発生する可能性がある。
【0005】
なお、従来、ケアラベルの積載収容に係るスタッカ技術が提案されているが、カールが発生した布ラベルの搬送については何ら考慮されておらず、上記の問題を解決することは困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、布ラベルの搬送を効率的に行うことが可能な切断装置及びプリンタ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の切断装置は、切断部と、ガイド部とを備える。切断部は、長尺の布媒体を搬送する搬送路の上方に設けられる固定刃と、前記搬送路の下方に設けられる可動刃とを有し、前記可動刃が上方に移動することで当該可動刃と前記固定刃との間で前記布媒体を切断する。ガイド部は、前記搬送路の上方で且つ前記切断部の後段に設けられ、前記固定刃と前記可動刃との間を通過した前記布媒体を前記搬送路の搬送方向にガイドする。また、ガイド部は、前記可動刃に連動して上下方向に移動可能に設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るプリンタ及び切断装置の外観の一例を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るプリンタ及び切断装置の内部構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る切断装置の周辺を拡大して示す縦断右側側面図である。
図4は、実施形態に係る駆動機構をプリンタの奥側から見た状態を示す斜視図である。
図5は、図4の駆動機構からカバーを取り除いた状態を示す斜視図である。
図6は、実施形態に係る駆動機構をプリンタの正面側から見た状態を示す斜視図である。
図7は、実施形態に係る駆動機構の動作を説明するための図である。
図8は、実施形態に係る駆動機構の動作を説明するための図である。
図9は、実施形態に係る駆動機構の動作を説明するための図である。
図10は、実施形態に係る切断装置の動作を説明するための図である。
図11は、実施形態に係る切断装置の動作を説明するための図である。
図12は、実施形態に係る切断装置の動作を説明するための図である。
図13は、実施形態に係る切断装置の動作を説明するための図である。
図14は、実施形態に係る切断装置の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係るプリンタ及び切断装置の外観の一例を示す斜視図である。図2は、実施形態に係るプリンタ及び切断装置の内部構成の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る