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公開番号
2025082543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023195954
出願日
2023-11-17
発明の名称
表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B60R
11/02 20060101AFI20250522BHJP(車両一般)
要約
【課題】第一ディスプレイがミラーモードとなった場合に、第二ディスプレイによって後方視界が妨げられることを防止し、第一ディスプレイで反射した光による後方確認を可能にする技術を提供できる。
【解決手段】表示制御装置が、画像を表示する表示モードと前記表示を行わないときに車両後方を映すミラーモードとを切り替え可能な第一ディスプレイが、前記ミラーモードになったか否かを判定することと、前記車両内の前記第一ディスプレイより後方において開閉可能に設けられた第二ディスプレイの開閉状態を検出することと、前記第二ディスプレイが開状態の場合であって、前記第一ディスプレイがミラーモードの場合に、前記第二ディスプレイを閉じさせることとを実行する制御部を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を表示する表示モードと前記表示を行わないときに車両後方を映すミラーモードとを切り替え可能な第一ディスプレイが、前記ミラーモードになったか否かを判定することと、
前記車両内の前記第一ディスプレイより後方において開閉可能に設けられた第二ディスプレイの開閉状態を検出することと、
前記第二ディスプレイが開状態の場合であって、前記第一ディスプレイがミラーモードの場合に、前記第二ディスプレイを閉じさせることと、
を実行する制御部を備えた表示制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第二ディスプレイが閉状態の場合であって、前記第一ディスプレイが表示モードとなった場合に前記第二ディスプレイを開かせる制御を行う請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記第一ディスプレイが、前記ミラーモードの場合に前記車両の運転者が当該車両の後方を視認するための後写鏡として機能する請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第二ディスプレイが完全に閉じた全閉状態と最大限開いた全開状態との間で設定された所定の開閉度合となるように前記第二ディスプレイの開閉状態を制御する請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第一ディスプレイがミラーモードとなった場合であって、前記第二ディスプレイが前記所定の開閉度合よりも開いている状態の場合に、前記第二ディスプレイを前記所定の開閉度合まで閉じさせる請求項4に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第二ディスプレイが前記所定の開閉度合よりも閉じた状態であれば前記第二ディスプレイを非表示とし、前記第二ディスプレイが前記所定の開閉度合以上開いている状態であれば前記第二ディスプレイに画像を表示させる請求項5に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記所定の開閉度合は、前記車両の運転者が前記ミラーモードとなった前記第一ディスプレイを介して前記車両の後方を確認することが可能となるように設定する開閉状態である請求項6に記載の表示制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第二ディスプレイを前記所定の開閉度合とするための設定情報について、前記運転者による調整操作を受け付け、調整後の前記設定情報を記憶部に記憶させる請求項7に記載の表示制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、ユーザによる前記第二ディスプレイを開く指示を受けた際、前記第一ディスプレイがミラーモードの場合には前記指示を無視し、前記第一ディスプレイが表示モードの場合には前記指示に応じて前記第二ディスプレイを開かせる請求項1~8の何れか1項に記載の表示制御装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記車両の後方を撮影した画像を前記第一ディスプレイに表示させる請求項1~8の何れか1項に記載の表示制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両の天井部分に設置する天吊り型のディスプレイに対するニーズが高まっている。なお、天吊り型のディスプレイを例えば車両天井の中央付近に取り付けた場合、運転者がインナーミラー(後写鏡)を介して車両後方を確認する際の視界を遮り、後方確認がし難くなることがある。このため天吊り型のディスプレイは、例えばヒンジを介して天井面に取り付けられ、画像を表示しない場合(非使用時)には天井に沿うように閉じられるものが普及している。
【0003】
特許文献1では、車両の天井部分に設置されたリアモニタを開いた場合、自動車の後方映像をカメラで撮影し、運転席近傍に設けたモニタに当該後方映像を表示する後方確認モニタリングシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-273255号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、リアモニタを開いた場合、運転者がインナーミラーを介して後方を確認する際の視界が妨げられるため、運転席近傍に設けたモニタに後方映像を表示することで、後方を確認できるようにしている。しかしながら、カメラが故障した場合や、カメラのレンズに汚れが生じて後方映像を撮影できなくなった場合、映像表示による後方確認もインナーミラーを用いた後方確認もできなくなってしまうという問題があった。
【0006】
本開示は、第一ディスプレイがミラーモードとなった場合に、第二ディスプレイによって後方視界が妨げられることを防止し、第一ディスプレイで反射した光による後方確認を可能にする技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示の表示制御装置は、
画像を表示する表示モードと前記表示を行わないときに車両後方を映すミラーモードとを切り替え可能な第一ディスプレイが、前記ミラーモードになったか否かを判定することと、
前記車両内の前記第一ディスプレイより後方において開閉可能に設けられた第二ディスプレイの開閉状態を検出することと、
前記第二ディスプレイが開状態の場合であって、前記第一ディスプレイがミラーモードの場合に、前記第二ディスプレイを閉じさせることと、
を実行する制御部を備えた。
【発明の効果】
【0008】
本開示の技術によれば、第一ディスプレイがミラーモードとなった場合に、第二ディスプレイによって後方視界が妨げられることを防止し、第一ディスプレイで反射した光による後方確認を可能にする技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第一実施形態に係る表示制御システムの構成を示す図である。
図2は、第二ディスプレイを開いた状態を示す図である。
図3は、スマートミラーの構成を示す図である。
図4は、後席用ディスプレイの構成を示す図である。
図5は、表示制御装置の構成を示す図である。
図6は、第一実施形態に係る表示制御システムにおいて、表示制御装置が実行する表示制御方法のフローを示す図である。
図7は後席用ディスプレイの制御部が実行する開閉制御のフローを示す図である。
図8は、第二実施形態に係る表示制御システムの構成を示す図である。
図9は、後席用ディスプレイが所定の開閉度合とされた状態(所定状態)を拡大して示す図である。
図10は、第二実施形態に係る表示制御装置の構成を示す図である。
図11は、変形例に係る表示制御システムの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して本開示の実施形態に係る表示装置及び表示装置の展開方法が説明される。なお、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲内で、適宜、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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