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公開番号
2025081951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195082
出願日
2023-11-16
発明の名称
タイヤ
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/12 20060101AFI20250521BHJP(車両一般)
要約
【課題】本発明は、氷上グリップ性能を向上させた、空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のタイヤは、第1サイプ13のサイプ深さ及び第2サイプ15のサイプ深さより溝深さが小さく、第1方向に延び、前記第2サイプ15と交差する複数の第1浅溝16と、前記第1サイプ13のサイプ深さ及び前記第2サイプ15のサイプ深さより溝深さが小さく、第2方向に延び、前記第1サイプ13と交差する複数の第2浅溝17と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤ周方向に延びる第1周方向溝と、タイヤ周方向に延びる第2周方向溝とによって区画された陸部が設けられたタイヤであって、
前記陸部には、
タイヤ幅方向に対して傾斜した第1方向に延びる第1傾斜幅方向溝と、
タイヤ幅方向に対して前記第1傾斜幅方向溝と逆側に傾斜した第2方向に延びる第2傾斜幅方向溝と、
前記第1方向に延びる第1サイプと、前記第2方向に延びる第2サイプとが形成され、
タイヤ周方向において、前記第1傾斜幅方向溝、複数の前記第1サイプ、前記第2傾斜幅方向溝、及び複数の前記第2サイプが繰り返し形成され、
前記第1サイプのサイプ深さ及び前記第2サイプのサイプ深さより溝深さが小さく、前記第1方向に延び、前記第2サイプと交差する複数の第1浅溝と、
前記第1サイプのサイプ深さ及び前記第2サイプのサイプ深さより溝深さが小さく、前記第2方向に延び、前記第1サイプと交差する複数の第2浅溝と、をさらに備えたことを特徴とする、タイヤ。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第1浅溝と前記第2浅溝とは互いに交差しない、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第1浅溝と前記第2浅溝との少なくとも一部の対は、タイヤ幅方向に投影した際に互いにタイヤ周方向に重複する、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第1浅溝と前記第2浅溝とは、タイヤ幅方向に投影した際に互いに離間するように配置されている、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項5】
複数の前記第1浅溝のうちの少なくとも一部の前記第1浅溝は、前記第1周方向溝又は前記第2周方向溝に連通し、又は、
複数の前記第2浅溝のうちの少なくとも一部の前記第2浅溝は、前記第1周方向溝又は前記第2周方向溝に連通する、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項6】
複数の前記第1浅溝のうちの少なくとも一部の前記第1浅溝は、複数の前記第1サイプに連通し、又は、
複数の前記第2浅溝のうちの少なくとも一部の前記第2浅溝は、複数の前記第2サイプに連通する、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記第1傾斜幅方向溝の一端、及び、前記第2傾斜幅方向溝の一端は、陸部内で終端している、請求項1又は2に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、冬用タイヤとして、ブロックに、複数本のサイプと、深さがサイプよりも浅い複数本の浅溝とを設けたタイヤが提案されている(例えば、特許文献1)。このようなタイヤによれば、浅溝によって水膜を除去して、新品時の氷雪上性能を確保することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-034903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような技術において、氷上グリップ性能の向上には改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、氷上グリップ性能を向上させた、空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
(1)タイヤ周方向に延びる第1周方向溝と、タイヤ周方向に延びる第2周方向溝とによって区画された陸部が設けられたタイヤであって、
前記陸部には、
タイヤ幅方向に対して傾斜した第1方向に延びる第1傾斜幅方向溝と、
タイヤ幅方向に対して前記第1傾斜幅方向溝と逆側に傾斜した第2方向に延びる第2傾斜幅方向溝と、
前記第1方向に延びる第1サイプと、前記第2方向に延びる第2サイプとが形成され、
タイヤ周方向において、前記第1傾斜幅方向溝、複数の前記第1サイプ、前記第2傾斜幅方向溝、及び複数の前記第2サイプが繰り返し形成され、
前記第1サイプのサイプ深さ及び前記第2サイプのサイプ深さより溝深さが小さく、前記第1方向に延び、前記第2サイプと交差する複数の第1浅溝と、
前記第1サイプのサイプ深さ及び前記第2サイプのサイプ深さより溝深さが小さく、前記第2方向に延び、前記第1サイプと交差する複数の第2浅溝と、をさらに備えたことを特徴とする、タイヤ。
【0007】
本明細書において、「第1周方向溝」、「第2周方向溝」、「第1傾斜幅方向溝」、及び「第2傾斜幅方向溝」は、溝幅(開口幅)が2mm以上の溝をいい、「サイプ」とは、接地時に一部が閉塞する程度のサイプ幅を有するものであり、例えばサイプ幅が0.3mm以上0.6mm以下のものをいう。
また、サイプや浅溝の「深さ」とは、空気入りタイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした状態における最大深さをいうものとする。
【0008】
本明細書において、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産
業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会)のJATMA YEAR
BOOK、欧州ではETRTO(The European Tyre and Ri
m Technical Organisation)のSTANDARDS MANU
AL、米国ではTRA(The Tire and Rim Association,
Inc.)のYEAR BOOK等に記載されているまたは将来的に記載される、適用サ
イズにおける標準リム(ETRTOのSTANDARDS MANUALではMeasu
ring Rim、TRAのYEAR BOOKではDesign Rim)を指す(即
ち、上記の「ホイール」の「リム」には、現行サイズに加えて将来的に上記産業規格に含
まれ得るサイズも含む。「将来的に記載されるサイズ」の例としては、ETRTO 20
13年度版において「FUTURE DEVELOPMENTS」として記載されている
サイズを挙げることができる。)が、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、タイヤ
のビード幅に対応した幅のリムをいう。
また、「規定内圧」とは、上記JATMA等に記載されている、適用サイズ・プライレ
ーティングにおける単輪の最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)を指し、上記産
業規格に記載のないサイズの場合は、「規定内圧」は、タイヤを装着する車両毎に規定さ
れる最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)をいうものとする。
また、後述の「最大負荷荷重」とは、上記最大負荷能力に対応する荷重をいうものとする。
【0009】
(2)前記第1浅溝と前記第2浅溝とは互いに交差しない、前記(1)に記載のタイヤ。
【0010】
(3)前記第1浅溝と前記第2浅溝との少なくとも一部の対は、タイヤ幅方向に投影した際に互いにタイヤ周方向に重複する部分を有する、前記(1)又は(2)に記載のタイヤ。
(【0011】以降は省略されています)
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