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公開番号2025081884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023194944
出願日2023-11-16
発明の名称無線中継器及び無線中継システム
出願人日本放送協会
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04W 72/0446 20230101AFI20250521BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無人航空機に搭載される想定下において、無人航空機を適切に入れ替えることを可能とする無線中継器及び無線中継システムを提供する。
【解決手段】無人航空機300に搭載される無線中継器310は、(アンテナ311A、311B、切替部312A、312B、LNA313A、313B、DL処理部314A、UL処理部314B、PA(Power Amplifier)315A、315Bから成り送信装置から受信する信号を受信装置に中継する中継部と、無人航空機に近接する近接無人航空機と近距離無線通信を実行し、無人航空機から電波の放出を開始又は停止するタイミングに関する情報を取得する近距離無線通信部319と、通信部が取得したタイミングに関する情報に基づいて、無人航空機から電波の放出の開始又は停止を制御する通信制御部318と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
無人航空機に搭載される無線中継器であって、
送信装置から受信する信号を受信装置に中継する中継部と、
前記無人航空機に近接する近接無人航空機と近距離無線通信を実行し、前記無人航空機から電波の放出を開始又は停止するタイミングに関する情報を取得する通信部と、
前記通信部によって取得された前記タイミングに関する情報に基づいて、前記無人航空機から電波の放出の開始又は停止を制御する制御部と、を備える、無線中継器。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記中継部は、前記送信装置から受信する信号の復号を伴わずに、前記送信装置から受信する信号を前記受信装置に中継する、請求項1に記載の無線中継器。
【請求項3】
前記制御部は、前記タイミングに関する情報の取得に先立って、前記送信装置から受信する信号と同期を確立する、請求項1に記載の無線中継器。
【請求項4】
前記通信部は、前記近接無人航空機の航続時間を特定するための情報を取得し、
前記制御部は、前記近接無人航空機の航続時間に基づいて、前記無人航空機から電波の放出の開始又は停止を制御する、請求項1に記載の無線中継器。
【請求項5】
前記制御部は、前記無人航空機が前記近接無人航空機と入れ替えられるケースにおいて、前記近接無人航空機の航続時間が前記無人航空機の航続時間よりも長い場合に、前記無人航空機から電波の放出を停止する、請求項4に記載の無線中継器。
【請求項6】
前記制御部は、前記無人航空機が前記近接無人航空機と入れ替わるケースにおいて、前記近接無人航空機の航続時間が前記無人航空機の航続時間よりも短い場合に、前記無人航空機から電波の放出を開始する、請求項4に記載の無線中継器。
【請求項7】
前記近接無人航空機の航続時間を特定するための情報は、前記近接無人航空機の航続時間を示す情報及び前記近接無人航空機のバッテリ残量を示す情報の少なくともいずれか1つである、請求項4に記載の無線中継器。
【請求項8】
無線中継器を搭載する2以上の無人航空機を備え、
前記無線中継器は、
送信装置から受信する信号を受信装置に中継する中継部と、
前記無人航空機に近接する近接無人航空機と近距離無線通信を実行し、前記無人航空機から電波の放出を開始又は停止するタイミングに関する情報を取得する通信部と、
前記通信部によって取得された前記タイミングに関する情報に基づいて、前記無人航空機から電波の放出の開始又は停止を制御する制御部と、を備える、無線中継システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線中継器及び無線中継システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、無線システムのエリアを拡大するために、無線中継器が利用されている。無線中継器としては、各無線中継器で相互に直交するリソースを割り当てない方式(例えば、特許文献1)、各無線中継器で相互に直交するリソースを割り当てる方式(例えば、特許文献2)などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-98156号公報
特開2011-139157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、無線中継器を無人航空機に搭載することによって、災害時などにおいて、無人航空機に搭載された無線中継器によって臨時に回線を設営するケースが想定される。
【0005】
上述したケースを想定した場合には、無人航空機がバッテリによって駆動するため、無人航空機の航続時間に制限があり、無線中継器を搭載した無人航空機を入れ替える必要が生じる。
【0006】
そこで、本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、無人航空機に搭載される想定下において、無人航空機を適切に入れ替えることを可能とする無線中継器及び無線中継システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の態様は、無人航空機に搭載される無線中継器であって、送信装置から受信する信号を受信装置に中継する中継部と、前記無人航空機に近接する近接無人航空機と近距離無線通信を実行し、前記無人航空機から電波の放出を開始又は停止するタイミングに関する情報を取得する通信部と、前記通信部によって取得された前記タイミングに関する情報に基づいて、前記無人航空機から電波の放出の開始又は停止を制御する制御部と、を備える、無線中継器である。
【0008】
開示の態様は、無線中継器を搭載する2以上の無人航空機を備え、前記無線中継器は、送信装置から受信する信号を受信装置に中継する中継部と、前記無人航空機に近接する近接無人航空機と近距離無線通信を実行し、前記無人航空機から電波の放出を開始又は停止するタイミングに関する情報を取得する通信部と、前記通信部によって取得された前記タイミングに関する情報に基づいて、前記無人航空機から電波の放出の開始又は停止を制御する制御部と、を備える、無線中継システムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、無人航空機に搭載される想定下において、無人航空機を適切に入れ替えることを可能とする無線中継器及び無線中継システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る無線中継システム10を示す図である。
図2は、実施形態に係る利用シーンを説明するための図である。
図3は、実施形態に係る無人航空機300を示す図である。
図4は、実施形態に係る無線中継方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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