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公開番号2025081820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023194839
出願日2023-11-16
発明の名称車両用照明装置、および車両用灯具
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 47/165 20200101AFI20250521BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】点灯させる発光素子の数を切り替える回路から点灯を維持させた発光素子に熱が伝わるのを抑制することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた複数の発光素子と;前記基板の上に設けられ、入力電圧に応じて、点灯させる前記発光素子の数を切り替える回路を備えた制御素子と;を具備している。前記制御素子は、前記制御素子との間の距離が最も短い第1の発光素子を消灯し、前記制御素子との間の距離が前記第1の発光素子よりも長い第2の発光素子を点灯する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ソケットと;
前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;
前記基板の上に設けられた複数の発光素子と;
前記基板の上に設けられ、入力電圧に応じて、点灯させる前記発光素子の数を切り替える回路を備えた制御素子と;
を具備し、
前記制御素子は、前記制御素子との間の距離が最も短い第1の発光素子を消灯し、前記制御素子との間の距離が前記第1の発光素子よりも長い第2の発光素子を点灯する車両用照明装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記第1の発光素子は、前記制御素子と、前記第2の発光素子との間に設けられている請求項1記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記制御素子は、前記入力電圧が所定の値未満となった場合には、前記点灯させる前記発光素子の数を減らす請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記複数の発光素子は直列接続されている請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項5】
請求項1記載の車両用照明装置と;
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを有するランプを備えた車両用照明装置に代えて、発光ダイオードなどの発光素子を備えた車両用照明装置の普及が進んでいる。この様な車両用照明装置は、ソケットと、ソケットの一方の端部側に設けられた発光モジュールと、を備えている。発光モジュールは、例えば、基板と、基板の上に設けられた複数の発光素子と、を備えている。
【0003】
ここで、車両用照明装置に印加される電圧(入力電圧)は変動するので、動作標準電圧(定格電圧)が定められている。例えば、一般的な自動車用の車両用照明装置においては、動作標準電圧が13.5Vとされている。そのため、入力電圧が13.5Vの場合に所定の全光束が得られるように、発光素子の数や、発光素子に直列接続される抵抗の抵抗値が設定されている。
【0004】
しかしながら、入力電圧が低下する場合が生じ得る。例えば、スターターモータでクランキングしてエンジンを始動する場合などにおいては、入力電圧が6V程度となる場合がある。入力電圧が低くなると、車両用照明装置の点灯が維持できなくなるおそれがある。そのため、入力電圧が低下した場合には、点灯させる発光素子の数を減らして、点灯を維持させる技術が提案されている。
【0005】
ところが、点灯させる発光素子の数を切り替える回路は発熱量が多い。発光素子の数を切り替える回路において発生した熱が、点灯を維持させた発光素子に伝わると発光素子の温度が高くなって、点灯を維持させた発光素子から照射される光の光束が減少する場合がある。点灯を維持させた発光素子から照射される光の光束が減少すると、要求される全光束が得られなくなるおそれがある。
【0006】
また、近年においては、車両用照明装置の小型化が望まれており、発光モジュールの小型化、ひいては基板が小さくなる傾向にある。基板が小さくなると、点灯させる発光素子の数を切り替える回路と、発光素子との間の距離がさらに小さくなる。そのため、点灯させる発光素子の数を切り替える回路から発光素子に伝わる熱の影響がさらに大きくなっている。
【0007】
そこで、点灯させる発光素子の数を切り替える回路から点灯を維持させた発光素子に熱が伝わるのを抑制することができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2015-63252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、点灯させる発光素子の数を切り替える回路から点灯を維持させた発光素子に熱が伝わるのを抑制することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた複数の発光素子と;前記基板の上に設けられ、入力電圧に応じて、点灯させる前記発光素子の数を切り替える回路を備えた制御素子と;を具備している。前記制御素子は、前記制御素子との間の距離が最も短い第1の発光素子を消灯し、前記制御素子との間の距離が前記第1の発光素子よりも長い第2の発光素子を点灯する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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