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公開番号
2025080794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194050
出願日
2023-11-15
発明の名称
オフィス音環境評価システム、音環境を評価する方法及び音環境を評価する方法を実行するプログラム
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
30/20 20200101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約
【課題】オープンプランオフィスの設計を容易に行うことができる、オフィス音環境評価装置を提供する。
【解決手段】
入力部と、記憶部と、制御部と、出力部とを備えたオフィス音環境評価装置において、前記入力部は、評価対象の室内の形状と、前記室内に配置される複数のエリアと、前記複数のエリアの用途と、前記複数のエリアの位置が入力され、前記記憶部は、前記エリアのそれぞれの用途ごとの組み合わせによる音に関する影響の評価、エリアとエリアとの距離による音に関する影響の評価を記憶し、前記制御部は、入力された前記複数のエリア同士の距離の算出およびエリア同士の組み合わせの判定を行い、前記エリア同士の組み合わせの距離およびエリア同士の組み合わせの音に関する影響に基づいて音環境評価を行う、オフィス音環境評価装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力部と、記憶部と、制御部と、出力部とを備えたオフィス音環境評価装置において、
前記入力部は、評価対象の室内の形状と、前記室内に配置される複数のエリアと、前記複数のエリアの用途と、前記複数のエリアの位置が入力され、
前記記憶部は、前記エリアのそれぞれの用途ごとの組み合わせによる音に関する影響の評価、エリアとエリアとの距離による音に関する影響の評価を記憶し、
前記制御部は、入力された前記複数のエリア同士の距離の算出およびエリア同士の組み合わせの判定を行い、前記エリア同士の組み合わせの距離およびエリア同士の組み合わせの音に関する影響に基づいて音環境評価を行う、
オフィス音環境評価装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記入力部は、パーティションの位置及び仕様を入力し、
前記制御部は、前記パーティションの位置及び前記パーティションの仕様により、前記エリア同士の組み合わせの音の伝達の影響を考慮して評価を行う、
請求項1に記載のオフィス音環境評価装置。
【請求項3】
前記入力部は、CADと連動して入力される、
請求項1に記載のオフィス音環境評価装置。
【請求項4】
エリアの音環境の評価方法において、二つのエリアを選定し、前記二つのエリアとの距離と、前記二つのエリアの用途との関係と、前記二つのエリアとの間のパーティションの有無及びパーティションの仕様により、エリア同士の音の影響を評価する方法。
【請求項5】
請求項4の音の影響の評価を実行するプログラム。
【請求項6】
前記エリアの用途は、少なくとも二つの異なる用途から選択される、
請求項1に記載の音環境評価装置。
【請求項7】
前記入力部は、前記室内の吸音の程度が入力され、
前記制御部は、前記室内の吸音の程度を考慮して評価を行う、
請求項1に記載の音環境評価装置。
【請求項8】
前記組み合わせの評価は、数値化して行う、
請求項1に記載の音環境評価装置。
【請求項9】
評価対象の室内の形状と、前記室内に配置される複数のエリアの用途と、前記複数のエリアの位置情報と、前記エリアの用途によるエリアの音に関係する音の特性と、前記エリアの用途ごとの組み合わせと、により前記エリア同士の音の影響の評価を行う、音環境評価プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ローパーティションで間仕切りすることで、オフィス全体の見通しを良くしたオフィスにおける、オフィス音環境評価システム、設計方法に関する。
本発明でいうオフィスとは、所謂、事務作業や、会議を行うためのエリアであり、多人数の職員が同じ時間帯で様々な業務を行うエリアのことをいう。
オフィスは、壁やパーティションによる区画の仕方によって、オープンプランオフィスと、クローズドオフィスの二つの種類に分けることができる。
続きを表示(約 1,400 文字)
【0002】
クローズドオフィスは、オフィスを壁や高いパーティションで細分化して少人数で個室のように使用するタイプのオフィスである。オープンプランオフィスは、壁や高い間仕切りがなく、垣根を超えた仕事空間を生み出すオフィスレイアウトである。
【0003】
クローズドオフィスは、従来から採用されている形態であって、用途によってその目的が達成できる程度の広さの部屋を用意し、エリアを効率よく使うことにおいて利点があった。
しかしながら、近年では、職員同士のコミュニケーションを増やすために、風通しがよくなるオープンプランオフィスが採用されてきている。
【0004】
オープンプランオフィスは、オフィス全体の見通しがよくなり、職員同士が顔を合わせてコミュニケーションを取りやすいという利点があるが、隣接するエリアからの打ち合わせ等の音が伝わりやすいことにより生産性が下がるという音環境の問題が指摘されていた。
【0005】
上記のようなオフィスの音環境の予測を目的に、建物形状、パーティション、騒音源の入力データと音源の位置と予測位置を入力し、反射音や拡散音を計算することで、高精度で音圧レベルと明瞭度を評価する評価システムが提案されている(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-28481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記特許文献1は、具体的な室内の内装仕上げや、パーティションの位置等が具体的に決まった設計段階においては実用的な評価システムであるが、評価結果に応じて設計者自ら再設計・再評価を行う必要があり、最適な設計を行うことは難しいという問題があった。
【0008】
また、上記特許文献1は、音源や予測位置を設定する必要があるため、限られた音源位置、予測位置における音響性能しか得ることができないという問題があった。さらに、職場を網羅的に予測する必要がある場合には、多数の音源位置と予測位置を設定して計算する必要があり、計算の負荷と手間が大きくなるという課題があった。
【0009】
本発明は、上記課題を鑑みて、異なる用途のエリアが、床から天井までの間仕切り等で仕切られずに隣接する、オープンプランオフィスなどの室内全体の設計において、エリアのゾーニングによって快適な音環境を設計するために用いる、評価および設計手法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のオフィス音環境評価装置は、入力部と、記憶部と、制御部と、出力部とを備えたオフィス音環境評価装置において、前記入力部は、評価対象の室内の形状と、前記室内に配置される複数のエリアと、前記複数のエリアの用途と、前記複数のエリアの位置が入力され、前記記憶部は、前記エリアのそれぞれの用途ごとの組み合わせによる音に関する影響の評価、エリアとエリアとの距離による音に関する影響の評価を記憶し、前記制御部は、入力された前記複数のエリア同士の距離の算出およびエリア同士の組み合わせの判定を行い、前記エリア同士の組み合わせの距離およびエリア同士の組み合わせの音に関する影響に基づいて音環境評価を行うようにした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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