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公開番号
2025080310
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193385
出願日
2023-11-14
発明の名称
プログラム、RAIDドライバプログラム、制御装置、電子機器および自動取引装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
G06F
3/06 20060101AFI20250519BHJP(計算;計数)
要約
【課題】何れかのSSDの異常を検知しても他のアプリケーションプログラムの実行処理速度を維持する。
【解決手段】複数のSSDに同一内容のデータを格納させる制御を制御部に実行させるRAIDドライバプログラムとアプリケーションプログラムとの間を司り、制御部に実行させるプログラムであって、前回の自プログラムの実行中に何れかのSSDの異常を検知していたとき(S2でYes)、今回の起動時に他の正常なSSDのデータを用いて、異常のあるSSDに対してリビルドを実行させる(S6)。また、実行中に何れかのSSDの異常を検知したときには(S4でYes)、リビルドを実行させることなく、他の正常なSSDのデータを用いて、処理を継続させる(S5)。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の不揮発性記憶部に同一内容のデータを格納させる制御を制御部に実行させるRAIDドライバプログラムとアプリケーションプログラムとの間を司り、該制御部に実行させるプログラムであって、
前回の自プログラムの実行中に何れかの前記不揮発性記憶部の異常を検知していたとき、今回の起動時に他の正常な不揮発性記憶部のデータを用いて、異常のある不揮発性記憶部に対してリビルドを実行させる
ことを特徴とするプログラム。
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【請求項2】
前記実行中に何れかの前記不揮発性記憶部の異常を検知したときには、前記リビルドを実行させることなく、前記他の正常な不揮発性記憶部のデータを用いて、処理を継続させる
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記制御部は、前記アプリケーションプログラムを用いて外部の機械ユニットを制御するものであり、
前記リビルドは、前記機械ユニットの駆動時にも実行される
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記異常の検知は、前記RAIDドライバプログラムが生成するRAIDステータスを監視して行う
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
複数の不揮発性記憶部に同一内容のデータを格納させる制御を制御部に実行させるRAIDドライバプログラムとアプリケーションプログラムとの間を司り、該制御部に実行させるプログラムであって、
今回の自プログラムの実行中に何れかの前記不揮発性記憶部の異常を検知したとき、次回の起動時に他の正常な不揮発性記憶部のデータを用いて、異常のある不揮発性記憶部に対してリビルドを実行させる
ことを特徴とするプログラム。
【請求項6】
複数の不揮発性記憶部に同一内容のデータを格納させる制御を制御部に実行させるRAIDドライバプログラムであって、
前回の自RAIDドライバプログラムの実行中に何れかの前記不揮発性記憶部の異常を検知していたとき、今回の起動時に他の正常な不揮発性記憶部のデータを用いて、異常のある不揮発性記憶部に対してリビルドを実行させる
ことを特徴とするRAIDドライバプログラム。
【請求項7】
複数の不揮発性記憶部と、該複数の不揮発性記憶部に同一内容のデータを格納させるRAIDドライバプログラムとアプリケーションプログラムとの間を司るプログラムを実行する制御部とを有する制御装置であって、
前記制御部は、前回の自プログラムの実行中に何れかの前記不揮発性記憶部の異常を検知していたとき、今回の起動時に他の正常な不揮発性記憶部のデータを用いて、異常のある不揮発性記憶部に対してリビルドを実行させる
ことを特徴とする制御装置。
【請求項8】
機械ユニットと、複数の不揮発性記憶部および該機械ユニットを制御する制御部を有する制御装置とを備える電子機器であって、
前記制御部は、前回の実行中に何れかの前記不揮発性記憶部の異常を検知していたとき、今回の起動時または前記機械ユニットの駆動段階で他の正常な不揮発性記憶部のデータを用いて、異常のある不揮発性記憶部に対してリビルドを実行させるものである
ことを特徴とする電子機器。
【請求項9】
前記制御部は、前記複数の不揮発性記憶部に同一内容のデータを格納させるRAIDドライバプログラムと、該RAIDドライバプログラムとアプリケーションプログラムとの間を司る仲介プログラムとを実行するものであり、
前記不揮発性記憶部の異常を検知は、前回の仲介プログラムの実行中に行う
ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
機械ユニットと、複数の不揮発性記憶部および該機械ユニットを制御する制御部を有する制御装置とを備える自動取引装置であって、
前記制御部は、前回の実行中に何れかの前記不揮発性記憶部の異常を検知していたとき、今回の起動時または前記機械ユニットの駆動段階で他の正常な不揮発性記憶部のデータを用いて、異常のある不揮発性記憶部に対してリビルドを実行させるものである
ことを特徴とする自動取引装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、RAIDドライバプログラム、制御装置、電子機器および自動取引装置に関し、例えば、RAID1で制御する複数の不揮発性記憶部を制御するサービスプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の不揮発性記憶部に同一データを格納することにより、何れかの不揮発性記憶部が故障状態でも、他の不揮発性記憶部に格納されているデータを用いて駆動するRAID1の技術が知られている。特許文献1には、「RAID1方式によるミラーリングを実行する」ことや「ベリファイ処理結果が異常であることを示している場合に、リビルド処理を実行する」ことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-200995号公報(段落0071)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リビルドには、長い時間(数分~1時間、場合によっては数時間~数日)を要する。そのため、特許文献1のように、ミラーリングによるベリファイ処理が異常であるとき、直ちにリビルドを実行すると他のアプリケーションプログラムの処理を実行することができなかったり、実行処理速度が遅くなったりする。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、何れかの不揮発性記憶部の異常を検知しても他のアプリケーションプログラムの実行処理速度を維持することができるプログラム、RAIDドライバプログラム、制御装置、電子機器および自動取引装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明のプログラムは、複数の不揮発性記憶部(SSD3,4)に同一内容のデータを格納させる制御を制御部(CPU1)に実行させるRAIDドライバプログラム(5)とアプリケーションプログラム(例えば、ATMアプリケーションプログラム7)との間を司り、該制御部に実行させるプログラム(例えば、常駐するRAIDサービスプログラム6)であって、前回の自プログラムの実行中に何れかの前記不揮発性記憶部(例えば、SSD3)の異常を検知していたとき、今回の起動時または機械ユニット(300)の駆動時に、他の正常な不揮発性記憶部(例えば、SSD4)のデータを用いて、故障した不揮発性記憶部(例えば、SSD3)に対してリビルドを実行させることを特徴とする。なお、括弧内の符号や文字は、実施形態において付した符号等であって、本発明を限定するものではない。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、何れかの不揮発性記憶部の異常を検知しても他のアプリケーションプログラムの実行処理速度を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態である制御装置の構成図である。
RAIDドライバプログラムとATMアプリケーションプログラムとの関係を示す機能図である。
本発明の第1実施形態である制御装置が実行するプログラムの動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の第1実施形態である自動取引装置の構成図である。
本発明の第2実施形態である制御装置が実行するプログラムの動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の比較例である制御装置が実行するプログラムの動作を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態につき詳細に説明する。なお、各図は、実施形態を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるにすぎない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態である制御装置の構成図である。
制御装置100は、不揮発性記憶部としてのSSD(Solid State Disc)3,4に格納されているOS(Operating System)上で、ATM(Automated Teller Machine)アプリケーションプログラム7(図2)を実行するように構成されている。なお、不揮発性記憶部は、SSD3,4に限らず、HDD(Hard Disk Drive)等でも構わない。制御装置100は、アプリケーションプログラム(例えば、ATMアプリケーションプログラム7)の実行により、後記する自動取引装置1000(図4)を構成する各部を制御するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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