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公開番号
2025080184
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193261
出願日
2023-11-13
発明の名称
カップホルダー、アームレスト及び車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
3/10 20060101AFI20250516BHJP(車両一般)
要約
【課題】カップホルダーの大きさを維持しつつ保持可能な容器の数を増やすことが可能なカップホルダー、アームレスト及び車両用シートを得る。
【解決手段】カップホルダー22は、収容部26、トレイ32及び隠し丁番38を備えている。収容部26には、容器を収容可能な穴部28が形成されており、トレイ32は、この収容部26の上に重なる。トレイ32には、当該穴部28と連通可能な貫通孔34が形成されており、貫通孔34を通じて穴部28内に容器が収容可能とされる。また、トレイ32は、隠し丁番38により、収容部26に対して展開可能とされており、トレイ32が展開されると平面視で当該トレイ32は収容部26の外形からはみ出し貫通孔34に対して容器が保持可能とされるため、カップホルダー22の大きさは維持された状態で、保持可能な容器の数を増やすことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器を収容可能な穴部が形成された収容部と、
前記収容部の上に重なり、前記穴部と連通可能な貫通孔が形成されたトレイと、
前記収容部に対して前記トレイを展開可能とし、前記トレイが展開されると当該トレイは平面視で前記収容部の外形からはみ出し前記貫通孔に対して容器が保持可能とされる展開機構と、
を備えたカップホルダー。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記穴部は、前記トレイの展開方向に対して交差する方向に沿って複数設けられ、複数の穴部を連通させ当該複数の穴部を含み小物の収容を可能にする連通部が形成された請求項1に記載のカップホルダー。
【請求項3】
前記貫通孔及び前記穴部は円形状を成しており、前記貫通孔の内径寸法は前記穴部の内径寸法よりも小さくなるように設定された請求項1に記載のカップホルダー。
【請求項4】
前記穴部は円形状を成し、当該穴部の奥側の内径寸法が当該穴部の開口側の内径寸法よりも小さくなるように階段状に形成された請求項1に記載のカップホルダー。
【請求項5】
前記展開機構は、前記収容部に対して前記トレイを回動可能に支持するヒンジ部材とされた請求項1に記載のカップホルダー。
【請求項6】
前記展開機構は、前記収容部に対して前記トレイを水平方向に沿ってスライド可能に支持するスライド部材とされた請求項1に記載のカップホルダー。
【請求項7】
格納又は展開可能に設けられ、先端部に請求項1~請求項6の何れか1項に記載のカップホルダーが設けられ、格納又は展開方向に対して交差する幅方向に沿って前記穴部が複数設けられたアームレスト。
【請求項8】
後部座席に設けられ、乗員が着座するシートクッションと、
前記シートクッションに着座する乗員の背部を支持するシートバックと、
前記シートバックのシート幅方向の中央部においてシート幅方向に沿った軸部を中心に回転可能に支持された請求項7に記載のアームレストと、
を備えた車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カップホルダー、アームレスト及び車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、カップホルダー付きアームレストに関する技術が開示されている。この先行技術では、当該アームレストは、ベンチシートが適用されたリアシートにおけるシートバックのシート幅方向の中央部に凹設された収納部に対して格納又は展開可能に設けられている。アームレストにはシート幅方向に沿って2つの穴部が形成されたカップホルダーが設けられており、アームレストが展開された状態で当該カップホルダーの使用が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-88458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の先行技術では、カップホルダーの収容部において穴部が形成された数しか飲料用の容器を保持させることはできない。このため、当該穴部の数を増やすことも考えられるが、カップホルダーの穴部の数を増やすと、その分、カップホルダーが大きくなってしまう。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、カップホルダーの大きさを維持しつつ保持可能な容器の数を増やすことが可能なカップホルダー、アームレスト及び車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るカップホルダーは、容器を収容可能な穴部が形成された収容部と、前記収容部の上に重なり、前記穴部と連通可能な貫通孔が形成されたトレイと、前記収容部に対して前記トレイを展開可能とし、当該トレイが展開されると平面視で前記収容部の外形からはみ出し前記貫通孔に対して容器が保持可能とされる展開機構と、を備えている。
【0007】
第1の態様に係るカップホルダーでは、収容部、トレイ及び展開機構を備えている。収容部には、容器を収容可能な穴部が形成されており、トレイは、この収容部の上に重なる。トレイには、当該穴部と連通可能な貫通孔が形成されており、貫通孔を通じて穴部内に容器が収容可能とされる。
【0008】
また、トレイは、展開機構により、収容部に対して展開可能とされており、トレイが展開されると平面視で当該トレイは収容部の外形からはみ出し(拡張させ)貫通孔に対して容器が保持可能とされる。つまり、本態様では、カップホルダーの大きさは維持された状態で、保持可能な容器の数を増やすことができる。
【0009】
第2の態様に係るカップホルダーは、第1の態様に係るカップホルダーにおいて、前記穴部は、前記トレイの展開方向に対して交差する方向に沿って複数設けられ、複数の穴部を連通させ当該複数の穴部を含み小物の収容を可能にする連通部が形成された。
【0010】
第2の態様に係るカップホルダーでは、穴部は、トレイの展開方向に対して交差する方向に沿って複数設けられているため、収容部では、複数の容器が保持可能とされる。そして、複数の穴部は連通部によって連通されており、当該連通部によって複数の穴部を含み小物の収容が可能とされる。これにより、例えば、スマートフォン等の矩形板状部材等の収容も可能とされる。
(【0011】以降は省略されています)
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