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公開番号
2025079709
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192559
出願日
2023-11-10
発明の名称
高炉操業方法、高炉操業制御装置、及び高炉操業制御プログラム
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
C21B
5/00 20060101AFI20250515BHJP(鉄冶金)
要約
【課題】高炉内に装入される高炉原料の粉率に基づいて、高炉操業の安定化を図ることを目的とする。
【解決手段】高炉操業方法は、炉頂から高炉10内に装入される高炉原料の粒度を複数回測定し、測定された高炉原料の粒度に基づいて、高炉原料の粉率の変化率を求め、求められた高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、高炉10の高炉操業条件を変更する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
炉頂から高炉内に装入される高炉原料の粒度を複数回測定し、
測定された前記高炉原料の粒度に基づいて、前記高炉原料の粉率の変化率を求め、
求められた前記高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、前記高炉の高炉操業条件を変更する、
高炉操業方法。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記高炉操業条件は、前記高炉内を上昇する炉内ガスの流速を含み、
求められた前記高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、前記炉内ガスの流速を上げる、
請求項1に記載の高炉操業方法。
【請求項3】
前記高炉操業条件は、前記高炉内の熱流比を含み、
求められた前記高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、前記熱流比を下げる、
請求項1に記載の高炉操業方法。
【請求項4】
前記高炉操業条件は、前記高炉内を上昇する炉内ガスの流速、及び前記高炉内の熱流比を含み、
求められた前記高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、前記炉内ガスの流速を上げた後、
前記高炉内の通気性を示す炉内通気性指標を求め、求められた前記炉内通気性指標が閾値以上の場合に、前記熱流比を下げる、
請求項1に記載の高炉操業方法。
【請求項5】
前記炉内ガスの流速は、前記高炉の炉頂部の圧力を下げることにより、上げられる、
請求項2又は請求項4に記載の高炉操業方法。
【請求項6】
前記熱流比は、前記高炉内に送風される空気中に添加される酸素の酸素富化率を上げることにより、下げられる、
請求項3又は請求項4に記載の高炉操業方法。
【請求項7】
炉頂から高炉内に装入される高炉原料の粒度を複数回測定し、
測定された前記高炉原料の粒度に基づいて、前記高炉原料の粉率の変化率を求め、
求められた前記高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、前記高炉の高炉操業条件を変更する、
処理を実行する制御部を含む高炉操業制御装置。
【請求項8】
炉頂から高炉内に装入される高炉原料の粒度を複数回測定し、
測定された前記高炉原料の粒度に基づいて、前記高炉原料の粉率の変化率を求め、
求められた前記高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、前記高炉の高炉操業条件を変更する、
処理をコンピュータに実行させる高炉操業制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願が開示する技術は、高炉操業方法、高炉操業制御装置、及び高炉操業制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
高炉内に装入される高炉原料の粒度を定期的に測定し、測定された高炉原料の粒度に応じて、高炉内に送風する送風量を制御する送風制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、高炉内に装入される高炉原料としてのコークスの粒度を定期的に測定し、測定されたコークスの粒度から求められたコークスの粉率の変化量が閾値以上の場合に、高炉内に送風する送風量を制御する高炉操業方法がある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-503042号公報
国際公開第2021/085221号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に開示された高炉操業方法では、前述したように、高炉内に装入される高炉原料としてのコークスの粉率の変化量が閾値以上の場合に、高炉内に送風する送風量を制御することにより、高炉操業の安定化を図っている。
【0006】
しかしながら、この種の高炉操業方法において、高炉操業の安定化を図るためには、さらなる改善の余地がある。
【0007】
本願が開示する技術は、高炉内に装入される高炉原料の粉率に基づいて、高炉操業の安定化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1態様に係る高炉操業方法は、炉頂から高炉内に装入される高炉原料の粒度を複数回測定し、測定された前記高炉原料の粒度に基づいて、前記高炉原料の粉率の変化率を求め、求められた前記高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、前記高炉の高炉操業条件を変更する。
【0009】
上記態様によれば、炉頂から高炉内に装入される高炉原料の粒度を複数回測定し、測定された高炉原料の粒度に基づいて、高炉原料の粉率の変化率を求める。そして、求められた高炉原料の粉率の変化率が閾値以上の場合に、高炉の高炉操業条件を変更する。
【0010】
ここで、例えば、高炉原料の粉率の変化量(差分)が閾値未満であっても、高炉原料の粉率の変化率が大きい場合、高炉操業に与える影響が大きくなる可能性がある。また、これとは逆に、高炉原料の粉率の変化量が閾値以上であっても、高炉原料の粉率の変化率が小さい場合、高炉操業に与える影響が小さくなる可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)
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