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公開番号
2025079189
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191717
出願日
2023-11-09
発明の名称
制御装置およびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
23/695 20230101AFI20250514BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】パンチルト制御操作に係る違和感を低減する。
【解決手段】撮影方向を変更可能な撮像部を制御する制御装置は、撮像部の撮影方向を変更するための駆動を行う駆動手段と、撮像部により得られた映像を処理して出力する映像処理手段と、を有する。駆動手段は、撮像部の撮影方向を変更する際の駆動速度を、少なくとも映像のアスペクト比に基づいて変更する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影方向を変更可能な撮像部を制御する制御装置であって、
前記撮像部の撮影方向を変更するための駆動を行う駆動手段と、
前記撮像部により得られた映像を処理して出力する映像処理手段と、
を有し、
前記駆動手段は、前記撮像部の撮影方向を変更する際の駆動速度を、少なくとも前記映像のアスペクト比に基づいて変更する
ことを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記駆動手段は、前記撮像部の撮影方向を変更する際の駆動加速度を、少なくとも前記映像のアスペクト比に基づいて変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記駆動手段は、前記撮像部の撮影方向を変更する際の駆動加速度を、前記映像における被写体の拡大倍率にさらに基づいて変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記駆動手段は、
前記撮像部の撮影方向をパン方向に変更するためのパン駆動手段と、
前記撮像部の撮影方向をチルト方向に変更するためのチルト駆動手段と、
を有し、
前記パン駆動手段は、前記パン方向の駆動速度を、少なくとも前記映像のアスペクト比に基づいて変更し、
前記チルト駆動手段は、前記チルト方向の駆動速度を、少なくとも前記映像のアスペクト比に基づいて変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記パン駆動手段を駆動する際の基準パン速度および前記チルト駆動手段を駆動する際の基準チルト速度を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記映像におけるアスペクト比がV:W(ただしV<W)であり前記映像における被写体の拡大倍率がX倍である場合、前記パン駆動手段は、前記基準パン速度のV/WX倍で駆動し、前記チルト駆動手段は、前記基準チルト速度のV/WXY倍(ただしY>1)で駆動する
ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記映像は、前記撮像部により得られた映像をクロップしたクロップ映像である
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項7】
前記駆動手段に対する第1の制御命令と前記映像処理手段に対する第2の制御命令とを前記制御装置を遠隔制御するユーザ端末から受信する受信手段をさらに有し、
前記駆動手段は、前記第1の制御命令に基づいて前記駆動手段を制御し、前記第2の制御命令に含まれる、前記撮像部により得られた映像をクロップしたクロップ映像に関するクロップ情報に基づいて前記クロップ映像のアスペクト比を算出し、
前記映像処理手段は、前記クロップ情報に基づいて前記クロップ映像を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記映像処理手段は、前記クロップ情報に基づいて前記撮像部により得られた映像にクロップ枠を重畳した枠付き映像をさらに生成し、
前記枠付き映像は、前記ユーザ端末に送信される
ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記クロップ情報は、複数のクロップ枠に関する情報と、前記複数のクロップ枠から選択される1つの選択クロップ枠に関する情報と、を含み、
前記映像処理手段は、前記複数のクロップ枠を重畳した前記枠付き映像を生成し、該枠付き映像において前記選択クロップ枠は区別可能に表示される
ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記駆動手段に対する第1の制御命令と前記映像処理手段に対する第2の制御命令とを前記制御装置を遠隔制御するユーザ端末から受信する受信手段をさらに有し、
前記第1の制御命令は、前記第2の制御命令に含まれる、前記撮像部により得られた映像をクロップしたクロップ映像に関するクロップ情報に基づいて算出される前記クロップ映像のアスペクト比に基づいた速度指示情報を含み、
前記駆動手段は、前記第1の制御命令に基づいて前記駆動手段を制御し、
前記映像処理手段は、前記クロップ情報に基づいて前記クロップ映像を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置のパン・チルト制御に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像装置を搭載し当該撮像装置をパン・チルト方向に旋回可能なパンチルト装置(PTカメラ)が利用されている。また、パンチルト機能に加えズーム機能を有したPTZカメラもある。パンチルト機能やズーム機能を駆使することで、撮影者は様々な構図で被写体を撮影することができる。
【0003】
ところで、PTZカメラにおいてパンチルト機能およびズーム機能を併せて使用する場合、画面変化に不自然さのある撮像映像が得られる場合がある。特許文献1では、ズーム状態に応じてパンチルト動作速度を変化させることにより、撮像映像における画面変化の不自然さを軽減する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-107373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
パンチルト装置においては、映像のアスペクト比(縦横比)が変化させることが可能であるものがある。パンチルト装置においてパンチルト機能を使用し、さらに、映像のアスペクト比(縦横比)を変化させる場合、パンチルト機能およびズーム機能を併せて使用する場合と同様に、画面変化に不自然さのある撮像映像が得られる場合がある。例えば、パンチルト装置により得られた撮像映像を見ながら当該パンチルト装置を操作する操作者は、映像のアスペクト比(縦横比)の変更の前後で、操作感に違和感を持ち得ることがある。
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、パンチルト機能を使用し、さらに、映像のアスペクト比(縦横比)を変化させる場合の撮像映像に対しては画面変化の不自然さを効果的に軽減できない場合がある。その結果、例えば、パンチルト装置の操作者は、被写体を追尾するためのパンチルト動作を適切に指示することが困難となるといった問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、パンチルト制御操作に係る違和感を低減する技術を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の問題点を解決するため、本発明に係る制御装置は以下の構成を備える。すなわち、撮影方向を変更可能な撮像部を制御する制御装置は、
前記撮像部の撮影方向を変更するための駆動を行う駆動手段と、
前記撮像部により得られた映像を処理して出力する映像処理手段と、
を有し、
前記駆動手段は、前記撮像部の撮影方向を変更する際の駆動速度を、少なくとも前記映像のアスペクト比に基づいて変更する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、パンチルト制御操作に係る違和感を低減する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
パンチルト装置の斜視図である。
一般的な撮影システムの構成を示すブロック図である。
撮影システムの構成を示すブロック図である(第1実施形態)。
クロップ枠付き映像およびクロップ映像を説明する図である。
速度テーブルを示す図である。
加速度テーブルおよび速度変化の例を示す図である。
クロップ動作前後における映像のアスペクト比を説明する図である。
クロップ動作前後における速度・加速度の調整量の例を示す図である。
アスペクト比の変化の具体例を示す図である。
速度・加速度の調整量の具体例を示す図である。
撮影システムの構成を示すブロック図である(変形例1)。
撮影システムの構成を示すブロック図である(変形例2)。
複数クロップ枠を表示した映像およびクロップ映像を説明する図である。
撮影システムの構成を示すブロック図である(変形例3)。
クロップ動作を行う場合の速度・加速度設定のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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