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公開番号
2025078908
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2022065387
出願日
2022-03-22
発明の名称
「バイオマス自動車製造法」「バイオマス機関製造法」「バイオマスエンジン製造法」「バイオマス自動車製造システム法」「バイオマス機関製造システム法」「バイオマスエンジン製造システム法」
出願人
一般財団法人科学技術振興育英財団
代理人
個人
主分類
B09B
3/40 20220101AFI20250514BHJP(固体廃棄物の処理;汚染土壌の再生)
要約
【課題】高カロリーのガスを生成する事を特徴としたバイオマス超高温炉のシステムを提供する。
【解決手段】本発明はバイオマスの水分の水素(H2)とカーボン(C)その他をエネルギー源とした例えば「バイオマス自動車」「バイオマス駆動機関」「バイオマスエンジン」等、機械・部品・システムとバイオ自動車、バイオ機関車、バイオエンジンに関する。炉内下部温度を815℃以上の超高温炉にするために、複合エネルギーにて衝風することを特徴とする。複合エネルギーとは、バイオマス超高温815℃以上システムとして、バイオマスに吹き込む常温もしくは高温の空気に酸素吹き込み、空気の除湿、石油系原料の液体・気体・固体や石炭系原料の液体・気体・固体、天然ガス系の液体・気体・固体、常温水や高温水、太陽光・太陽熱等の太陽エネルギー、その他エネルギー源となる固体・液体・もしくは気体を衝風する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
本発明はバイオマスの水分の水素(H
2
)とカーボン(C)その他をエネルギー源とした例えば「バイオマス自動車」「バイオマス駆動機関」「バイオマスエンジン」等、機械・部品・システムとバイオ自動車、バイオ機関車、バイオエンジンに関する特許である。
この「バイオマス自動車」「バイオマス駆動機関」「バイオマスエンジン」には、バイオマスエネルギー駆動の「自動車」「機関」「エンジン」には以下が含まれる。
1 バイオロータリー自動車・機関・エンジン
2 バイオハイブリッド自動車・機関・エンジン
3 バイオ電気(EV)自動車・機関・エンジン
4 バイオ水素自動車・機関・エンジン
5 バイオ水素電気(EV)自動車・機関・エンジン
6 バイオ機関車・ディーゼル
7 バイオエンジン
8 バイオ機材マシン
9 その他バイオマス併用の電気・ディーゼル機関マシン
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
炉内下部温度を815℃以上の超高温炉にするために、「複合エネルギー」にて衝風することを本発明の特許とする。「複合エネルギー」とは、「バイオマス超高温815℃以上システム」として、バイオマスに吹き込む「常温もしくは高温」の空気に「酸素吹き込み」、「空気の除湿」、「石油系原料の液体・気体・固体」や「石炭系原料の液体・気体・固体」、「天然ガス系の液体・気体・固体」、「常温水や高温水」、「太陽光・太陽熱等の太陽エネルギー」、「その他エネルギー源となる固体・液体・もしくは気体」を衝風する。これらの技術を特徴とする技術を特許とする。また炉内下部温度を815℃以上の超高温にすることによってバイオマスからH
2
ガス、COガス、CnHmガスもしくはH
2
系液体、CO系液体、CnHm系液体、H
2
系固体、CO系固体、CnHm系固体等を製造することを目的とした製造システムを特許とする。また水や廃棄物からのH
2
ガスやCmHmやNnHm生成・製造を高めるためバイオマスに「水分を加えて高める」ことも「複合エネルギー」とする。
本発明による「多様な使用可能なバイオマス」の「バイオマスの複合エネルギー」種類の例を下記に示す。
1 根株・太樹木の複合エネルギー活用
2 広葉樹・針葉樹・竹・間伐材の複合エネルギー活用
3 林地廃材の複合エネルギー活用
4 木材工場の廃材の複合エネルギー活用
5 植物性の殻(もみ殻など)の複合エネルギー活用
6 腐木の複合エネルギー活用
7 建築廃材・建築解体材の複合エネルギー活用
8 家具財・畳の複合エネルギー活用
9 防腐・防アリ処理剤を使用したバイオマスの複合エネルギー活用
10 食料残渣、廃棄食品のバイオマスを混入した物質の複合エネルギー活用
11 金属等、あるいは土砂等が多く付着されるあるいは含有されるバイオマスと金属あるいは土砂の物質の複合エネルギー活用
12 汚泥燃料化物バイオマス(池・ダム・水田地底部汚物)の複合エネルギー活用
13 牛糞、馬糞、人糞等の複合エネルギー活用
14 その他バイオマスと金属・土砂・鉱物・石炭石油製品の混入物質の複合エネルギー活用
15 水とバイオマスの複合エネルギー活用
16 水と石炭石油系物質の複合エネルギー活用
17 泥炭等低品質・石油石炭系廃棄物の複合エネルギー活用
18 海水系廃棄物・海洋漂流廃棄物の複合エネルギー活用
19 河川系廃棄物の複合エネルギー活用
20 排水系廃棄物の複合エネルギー活用
21 廃水系廃棄物の複合エネルギー活用
22 海水の複合エネルギー活用
23 河川水の複合エネルギー活用
24 汚水系廃棄物の複合エネルギー活用
25 原子力放射線廃棄物・原子力汚染汚水等の複合エネルギー活用
26 薬品並びに薬品排水の複合エネルギー活用
27 化石燃料廃棄物(廃プラ・廃油・廃炭等含)の複合エネルギー活用
28 その他廃棄物の複合エネルギー活用
【請求項3】
本特許の投入する原料は、主に「バイオマス」であり「バイオマスもしくはバイオマスが30%以上」とし、「他の液体もしくは固体もしくは気体の物質の原料」を0から70%以上にバイオマスと混合もしくは分別し炉に投入しバイオマスに混合する他の原料を炉内下部温度を815℃以上の超高温に制御することを特徴とする。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
従来の炉内下部の温度は600℃であった。本発明では「815℃以上」を特徴とする「超高温炉内下部」である。これによって「炉内下部」での生成ガス中の「H
2
ガス、COガス、CnHm系ガスの濃度が高く」なり、「高カロリーのガス」を生成する事を特徴とした「バイオマス超高温炉」のシステムである。
続きを表示(約 3,300 文字)
【0002】
これまでの木炭等の自動車や機関エンジンのバイオマス原料は、主として「木材」を燃焼する炉であった。この燃焼炉は「木炭」・「薪」・「常温の木材」をエネルギーとして投入し、下部から主に空気を送風して燃焼させ温度は400℃~600℃であり、その燃焼ガス中にH
2
、COあるいはCnHmガスを発生させ、そのガスを清浄化させ自動車のエンジンに吹き込み駆動源としていた。しかしエネルギー活用として「低いもの」であった。本発明ではこれらの「木炭・薪・常温の木材に限定せず」、「多様な未活用なバイオマス」をエネルギー源として活用する事を可能とするとともに「高いエネルギー活用を可能」とすることを特徴とする。
【0003】
炉内下部温度を815℃以上の超高温炉にするために、「複合エネルギー」にて衝風することを本発明の特許とする。「複合エネルギー」とは、「バイオマス超高温815℃以上システム」として、バイオマスに吹き込む常温もしくは高温の空気に「酸素吹き込み」、「空気の除湿」、「石油系原料の液体・気体・固体」や「石炭系原料の液体・気体・固体」、「天然ガス系の液体・気体・固体」、「常温水や高温水」、「太陽光・太陽熱等の太陽エネルギー」、「その他エネルギー源となる固体・液体・もしくは気体」を衝風する。これらの技術を特徴とする技術を特許とする。また炉内下部温度を815℃以上の超高温にすることによってバイオマスからH
2
ガス、COガス、CnHmガスもしくはH
2
系液体、CO系液体、CnHm系液体、H
2
系固体、CO系固体、CnHm系固体等を製造することを目的とした製造システムを特許とする。また水からのH
2
ガスやCmHmやNnHm生成・製造を高めるためバイオマスに「水分を加えて高める」ことも「複合エネルギー」とする。
本発明による「多様な使用可能なバイオマス」の「バイオマスの複合エネルギー」種類の例を下記に示す。
1 根株・太樹木の複合エネルギー活用
2 広葉樹・針葉樹・竹・間伐材の複合エネルギー活用
3 林地廃材の複合エネルギー活用
4 木材工場の廃材の複合エネルギー活用
5 植物性の殻(もみ殻など)の複合エネルギー活用
6 腐木の複合エネルギー活用
7 建築廃材・建築解体材の複合エネルギー活用
8 家具財・畳の複合エネルギー活用
9 防腐・防アリ処理剤を使用したバイオマスの複合エネルギー活用
10 食料残渣、廃棄食品のバイオマスを混入した物質の複合エネルギー活用
11 金属等、あるいは土砂等が多く付着されるあるいは含有されるバイオマスと金属あるいは土砂の物質の複合エネルギー活用
12 汚泥燃料化物バイオマス(池・ダム・水田地底部汚物)の複合エネルギー活用
13 牛糞、馬糞、人糞等の複合エネルギー活用
14 その他バイオマスと金属・土砂・鉱物・石炭石油製品の混入物質の複合エネルギー活用
15 水とバイオマスの複合エネルギー活用
16 水と石炭石油系物質の複合エネルギー活用
17 泥炭等低品質・石油石炭系廃棄物の複合エネルギー活用
18 海水系廃棄物・海洋漂流廃棄物の複合エネルギー活用
19 河川系廃棄物の複合エネルギー活用
20 排水系廃棄物の複合エネルギー活用
21 廃水系廃棄物の複合エネルギー活用
22 海水の複合エネルギー活用
23 河川水の複合エネルギー活用
24 汚水系廃棄物の複合エネルギー活用
25 原子力放射線廃棄物・原子力汚染汚水等の複合エネルギー活用
26 薬品並びに薬品排水の複合エネルギー活用
27 化石燃料廃棄物(廃プラ・廃油・廃炭等含)の複合エネルギー活用
28 その他廃棄物の複合エネルギー活用
【0004】
本特許の投入する原料は、主に「バイオマス」であり「バイオマスもしくはバイオマスが30%以上」とし、「他の液体もしくは固体もしくは気体の原料」を0から70%以上にバイオマスと混合もしくは分別し炉に投入しバイオマスに混合する他の原料を炉内下部温度を815℃以上の超高温に制御することを特徴とする。
【0005】
炉内下部の燃焼温度を「815℃以上」にするために、炉内下部に空気、もしくは大気の常温空気とは別に、「高酸素」もしくは石炭石油系「液体エネルギー」もしくは「天然ガス」もしくは送風空気の常温温度を40℃以上の予熱空気等を、「単独」もしくは「複合」して炉の上部、中部から吹き込み、炉内下部の温度を常に「815℃以上」に維持する事を特徴とする。
また投入吹き込み空気とバイオマス系原料と複合エネルギーを高温にするため、地熱や火山等の熱を活用する機械・プラント・システムの「バイオマス超高温下部炉」を特徴とする特許である。
【0006】
自家発電・自家メタンガス製造等、アンモニア水等の液体製造、また木炭・燻炭等の固体製造を併設する場合は補足燃料として活用を可能とする。生成したガスをガス温度の低下やガス組成の変化を防ぐために、配管を保温するシステムを保有したシステムである。ことを特徴とする。
【0007】
バイオマスの原料の形状には、一般的に以下に分類される。
(a)粉バイオマス
(b)粒状バイオマス
(c)固形バイオマス
(d)粗大バイオマス
これらを「バイオマス超高温下部炉」に「分類投入」もしくは「混合投入」する。
【0008】
バイオマスには含有水分によって、以下に「分類」され、もしくは「混合」される。
▲イ▼水分ほぼ0%として木炭、燻炭、薪
▲ロ▼水分0.1%~1%
▲ハ▼水分1%~3%
▲ニ▼水分3%~10%
▲ホ▼水分10%~20%
▲ヘ▼水分20%~30%
▲ト▼高水分30%以上
これらを「バイオマス超高温下部炉」に「分類」もしくは「混合」して投入することが可能となる。
【0009】
「バイオマス超高温下部炉」にて安定維持するために、下記の如き、衝風空気とともに、または衝風空気とは別に「バイオマス超高温下部炉のための複合エネルギー」を投入することを特徴とする。
複合エネルギー投入物1.石炭もしくは石炭系物質の廃棄物
複合エネルギー投入物2.コークス
複合エネルギー投入物3.石油廃棄物 石油もしくは石油系物質廃棄物
複合エネルギー投入物4.バイオ廃棄物
複合エネルギー投入物5.粉炭・泥炭等石炭未活用物
複合エネルギー投入物6.石油精製廃棄液体・固体・ガス物質
複合エネルギー投入物7.家庭廃棄物
複合エネルギー投入物8.農業農産物もしくは廃棄物
複合エネルギー投入物9.その他廃棄物
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特許第6206822号 多段竪型炉システム
特開2004-155915 廃棄畜産物およびその排出物の高温溶融還元ガス化方法
特開2005-283072 ガス化溶融炉ガスの利用方法
特開2021-160072 バイオマス並びに石油系や石炭系の液体もしくは固形物との混合物をエネルギーガス生成竪型炉システム
W2015/012302A1 木炭水性ガスの製造方法と装置、並びに同製造方法及び装置を使用した燃料電池発電システム
【非特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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