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公開番号
2025078824
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2025036627,2023059055
出願日
2025-03-07,2023-03-31
発明の名称
車両の制御装置、制御方法、及びプログラム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B60W
50/08 20200101AFI20250513BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両制御機能の利便性を向上する。
【解決手段】車両の制御装置は、車両のユーザが特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかを示す第1権限情報をサーバから受信する受信部と、ユーザが特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかを示す第2権限情報であって、車両の記憶装置に記憶されている第2権限情報を、第1権限情報に基づいて更新する更新部と、ユーザが使用権限を有することを第2権限情報が示すことに基づいて、車両制御機能を実行する車両制御部と、を備え、更新部は、ユーザが使用権限を有していないことを第1権限情報が示す場合に、車両の走行が終了するまで、第2権限情報の更新を待機する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の制御装置であって、
前記車両のユーザが特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかを示す第1権限情報をサーバから受信する受信手段と、
前記ユーザが前記特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかを示す第2権限情報であって、前記車両の記憶装置に記憶されている第2権限情報を、前記第1権限情報に基づいて更新する更新手段と、
前記ユーザが前記使用権限を有することを前記第2権限情報が示すことに基づいて、前記車両制御機能を実行する車両制御手段と、を備え、
前記更新手段は、前記ユーザが前記使用権限を有していないことを前記第1権限情報が示す場合に、前記車両の走行が終了するまで、前記第2権限情報の更新を待機する、制御装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記更新手段は、前記車両の速度がゼロになったことと、前記車両のシフトポジションがパーキングレンジになったことと、前記車両のパーキングブレーキが作動したことと、前記車両の電源がオフになったことと、との少なくとも1つに基づいて、前記車両の走行が終了したかどうかを判定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記更新手段は、前記ユーザの行為に起因して前記第1権限情報を前記サーバから受信できないことに基づいて、前記ユーザが前記使用権限を有していないことを示すように前記第2権限情報を更新する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記ユーザの前記行為は、前記サーバに個人情報を提供することに同意しないことと、前記車両の通信装置を通信圏外の状態にすることと、の少なくとも1つを含む、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
コンピュータを請求項1乃至4の何れか1項に記載の制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
【請求項6】
車両の制御方法であって、
前記車両のユーザが特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかを示す第1権限情報をサーバから受信する受信工程と、
前記ユーザが前記特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかを示す第2権限情報であって、前記車両の記憶装置に記憶されている第2権限情報を、前記第1権限情報に基づいて更新する更新工程と、
前記ユーザが前記使用権限を有することを前記第2権限情報が示すことに基づいて、前記車両制御機能を実行する車両制御工程と、を備え、
前記更新工程において、前記ユーザが前記使用権限を有していないことを前記第1権限情報が示す場合に、前記車両の走行が終了するまで、前記第2権限情報の更新を待機する、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて運転支援技術に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。ユーザが使用権限を有する場合にのみ車両の特定の機能を実行可能にするビジネスモデルが知られている。特許文献1には、ユーザのライセンスデータに基づいて複数の車両で機能を使用可能にすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-140011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザが特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかをサーバが一元的に管理する構成が考えられる。車両がサーバに使用権限を常に問い合わせる構成では、車両がサーバにアクセスできないと、車両はユーザが使用権限を有するかどうか判定できず、ユーザは車両制御機能を使用できない。本願は上記課題の解決のため、車両制御機能の利便性を向上するための技術の達成を目的としたものである。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一部の実施形態によれば、車両の制御装置であって、前記車両のユーザが特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかを示す第1権限情報をサーバから受信する受信手段と、前記ユーザが前記特定の車両制御機能の使用権限を有するかどうかを示す第2権限情報であって、前記車両の記憶装置に記憶されている第2権限情報を、前記第1権限情報に基づいて更新する更新手段と、前記ユーザが前記使用権限を有することを前記第2権限情報が示すことに基づいて、前記車両制御機能を実行する車両制御手段と、を備え、前記更新手段は、前記ユーザが前記使用権限を有していないことを前記第1権限情報が示す場合に、前記車両の走行が終了するまで、前記第2権限情報の更新を待機する、制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0006】
一部の実施形態によれば、車両制御機能の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一部の実施形態の車両の構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態の機能提供システムの構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態の車両の動作例を説明するフロー図。
一部の実施形態の車両の動作例を説明するフロー図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る制御装置CNTのブロック図と、その適用例である車両Vの概要図である。図1では、車両Vの概略が平面図と側面図とで示されている。本実施形態の車両Vは、一例として、セダンタイプの四輪の乗用車であり、例えばパラレル方式のハイブリッド車両でありうる。車両Vは、四輪乗用車に限られるものではなく、鞍乗型車両(自動二輪車、自動三輪車)であってもよいし、トラックやバスなどの大型車両であってもよい。
【0010】
制御装置CNTは、車両Vの運転支援を含む車両Vの制御を実行する電子回路であるコントローラ1を含む。コントローラ1は、複数のECU(Electronic Control Unit)を備える。ECUは例えば制御装置CNTの機能ごとに設けられる。各ECUは、CPU(Central Processing Unit)に代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含む。記憶デバイスには、プロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納される。インタフェースには、入出力インタフェースや通信インタフェースが含まれる。各ECUは、複数のプロセッサ、複数の記憶デバイス及び複数のインタフェースを備えていてもよい。記憶デバイスに格納されるプログラムは、CD-ROM等の記憶媒体を用いて制御装置CNTにインストールされることにより、記憶デバイスに格納されてもよい。これに加えて又はこれに代えて、記憶デバイスに格納されるプログラムは、無線通信を通じて外部のサーバからダウンロードされてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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