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公開番号
2025080003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192940
出願日
2023-11-13
発明の名称
バッテリケース及び車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250516BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両に備えられるバッテリの冷却をより好適に行うことができるバッテリケースを提供する。
【解決手段】車両に備えられるバッテリケース14であって、バッテリを収容するケース56と、バッテリを冷却するための冷媒を流通させる冷媒通路84と、を備え、ケース56は、車両の車高方向及び車長方向DLに拡がる外壁66を有し、冷媒通路84は、ケース56の外壁66に配される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両(10)に備えられるバッテリケース(14)であって、
バッテリ(41)を収容するケース(56)と、
前記バッテリ(41)を冷却するための冷媒を流通させる冷媒通路(84)と、
を備え、
前記ケースは、前記車両(10)の車長方向(DL)に拡がる外壁(58、60、66)を有し、
前記冷媒通路(84)は、前記ケースの前記外壁(58、60、66)に配される、バッテリケース(14)。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のバッテリケース(14)において、
前記冷媒通路(84)は、
前記冷媒通路(84)に前記冷媒を導入する導入口(86)と、
前記冷媒通路(84)から前記冷媒を排出する排出口(88)と、
前記導入口(86)に接続される第1通路(90)と、
前記排出口(88)に接続される第2通路(92)と、
前記導入口(86)に直接又は前記第1通路(90)を介して接続され、前記排出口(88)に直接又は前記第2通路(92)を介して接続される複数の部分通路(94)と、
を有し、
前記部分通路(94)の延伸方向は、第1方向に沿い、
複数の前記部分通路(94)は、前記第1方向と交差する第2方向に沿った方向に配列される、バッテリケース(14)。
【請求項3】
請求項2に記載のバッテリケース(14)において、
前記部分通路(94)は、前記外壁(58、60、66)の短尺方向に沿い、
前記第1通路(90)及び前記第2通路(92)は、前記外壁(58、60、66)の長尺方向(D1)に沿う、バッテリケース(14)。
【請求項4】
請求項2に記載のバッテリケース(14)において、
前記ケース(56)が前記車両(10)に取り付けられた状態で、前記第1方向は、前記車両(10)の車高方向(DH)に沿い、前記第2方向は、前記車両(10)の車長方向(DL)に沿う、バッテリケース(14)。
【請求項5】
請求項2に記載のバッテリケース(14)において、
前記ケース(56)が前記車両(10)に取り付けられた状態で、前記排出口(88)は、前記導入口(86)よりも前方に配される、バッテリケース(14)。
【請求項6】
請求項2に記載のバッテリケース(14)において、
前記外壁(58、60、66)の短尺方向(D2)は、前記車両(10)の車高方向(DH)に沿い、
前記外壁(58、60、66)の長尺方向(D1)は、前記車両(10)の車長方向(DL)に沿う、バッテリケース(14)。
【請求項7】
請求項2に記載のバッテリケース(14)において、
前記ケース(56)は、前記第1方向に沿った方向に配列される複数の前記バッテリ(41)を支持可能であり、
側面視において、前記部分通路(94)と各々の前記バッテリ(41)とは互いにオーバーラップする、バッテリケース(14)。
【請求項8】
請求項2に記載のバッテリケース(14)において、
前記ケース(56)は、前記外壁(58、60、66)から前記ケース(56)の側方に突出する複数のフィン(108)を有し、
前記フィン(108)の長尺方向は、前記第2方向に沿い、
複数の前記フィン(108)は、前記第1方向に沿った方向に配列される、バッテリケース(14)。
【請求項9】
請求項2に記載のバッテリケース(14)において、
前記ケース(56)が前記車両(10)に取り付けられた状態で、複数の前記部分通路(94)のうちの第1部分通路は、複数の前記部分通路のうちの第2部分通路よりも後方に配され、
前記部分通路(94)の延伸方向と直交する平面における前記第1部分通路の断面積は、前記部分通路(94)の延伸方向と直交する平面における前記第2部分通路の断面積よりも大きい、バッテリケース(14)。
【請求項10】
請求項1に記載のバッテリケース(14)において、
前記外壁(58、60、66)は、第1ケース部材と、前記第1ケース部材に重ねられる第2ケース部材とを有し、
前記第1ケース部材と前記第2ケース部材のうちの一方に溝(85)が形成され、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材のうちの他方が前記溝(85)を閉塞することにより、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材との間に前記冷媒通路(84)が形成される、バッテリケース(14)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリケース及び車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動二輪車(車両)に備えられるバッテリハウジング(バッテリケース)が開示される。バッテリハウジングは、車幅方向の中央に配されるボディと、ボディの左側の開口を塞ぐ左カバーと、ボディの右側の開口を塞ぐ右カバーとを備える。ボディ内部の左部の空間と、ボディ内部の右部の空間とには、それぞれバッテリが収容される。更に、ボディ内部の中央(左部のバッテリと右部のバッテリとの間)には、バッテリ冷媒通路が配される。左部のバッテリと右部のバッテリの各々は、バッテリ冷媒通路を流れる冷媒により冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/073665号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バッテリの冷却をより好適に行うことが望まれている。
【0005】
本発明は上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様は、車両に備えられるバッテリケースであって、バッテリを収容するケースと、前記バッテリを冷却するための冷媒を流通させる冷媒通路と、を備え、前記ケースは、前記車両の車長方向に拡がる外壁を有し、前記冷媒通路は、前記ケースの前記外壁に配される。
【0007】
本発明の第2態様は、第1態様のバッテリケースを備える車両である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、バッテリの冷却をより好適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、電動二輪車10の左側面図である。
図2は、第1実施形態に係るバッテリケースの概略側面図である。
図3は、左側面視における冷媒通路とバッテリとの配置図である。
図4は、図2のIV-IV線における概略断面図である。
図5は、図2のV-V線における概略断面図である。
図6は、冷媒回路の回路図である。
図7は、第1変形例に係るバッテリケースの概略側面図である。
図8は、第2変形例に係るバッテリケースの概略側面図である。
図9は、第2変形例及び第3変形例に係るバッテリケースの概略断面図である。
図10は、第2変形例及び第3変形例に係るバッテリケースの概略断面図である。
図11は、第2実施形態に係るバッテリケースの概略断面図である。
図12は、第2実施形態に係るバッテリケースの概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示に係るバッテリケースは、ケース内部に収容されるバッテリを、外気及び冷媒により冷却するように構成される。ケースの外壁は、車両の車長方向に拡がる。ケースの外壁には、冷媒通路が形成される。冷媒は、ケースの外壁の冷媒通路において外気に晒される。つまり、冷媒は、ケースの外壁において、バッテリから熱を吸収すると共に外気に熱を放出することができる。このため、冷媒の温度上昇が抑制される。結果として、本開示に係るバッテリケースによれば、冷媒によるバッテリの冷却能力を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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