TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025078437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023191002
出願日2023-11-08
発明の名称緩衝材、及び、戸体開閉装置
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 7/36 20060101AFI20250513BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】戸体や開口部の縁部に専用の取付構造を設けることなく容易に取り付けることができ、かつ、緩衝機能部を安定して支持することができる緩衝材、及び、戸体開閉装置を提供する。
【解決手段】緩衝材は、ベースブロック21と緩衝ブロック22を備える。ベースブロック21は、戸体や開口部の戸体移動方向の外側端面10Seに固定される。緩衝ブロック22は、ベースブロック21に戸体移動方向から脱着可能に取り付けられる。緩衝ブロック22は脱着ベース部30と緩衝機能部31を備える。脱着ベース部30は、ベースブロック21に移動方向から脱着可能に取り付けられる。緩衝機能部31は、脱着ベース部30から、戸体または開口部の側面方向に突出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を開閉移動する引き戸式の戸体の縁部と、全閉状態の前記戸体と重なる前記開口部の縁部のうちの、少なくともいずれか一方の前記縁部に取り付けられる緩衝材であって、
前記移動方向と直交する前記縁部の端面に固定されるベースブロックと、
前記ベースブロックに脱着可能に取り付けられる緩衝ブロックと、
を備え、
前記緩衝ブロックは、
前記ベースブロックに前記移動方向から脱着可能に取り付けられる脱着ベース部と、
前記脱着ベース部から、前記戸体または前記開口部の側面方向に突出する緩衝機能部と、
を備えている緩衝材。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ベースブロックには、第1係合部が設けられ、
前記脱着ベース部には、前記第1係合部と接触して抜け規制される第2係合部が設けられ、
前記第1係合部と前記第2係合部は、前記縁部の上下方向に延在するとともに、上下方向に亘って略一定断面形状に形成されている請求項1に記載の緩衝材。
【請求項3】
前記第1係合部と前記第2係合部は、相互に噛合う爪部を有する請求項2に記載の緩衝材。
【請求項4】
前記緩衝機能部は、前記脱着ベース部よりも軟質な材料によって形成されている請求項1に記載の緩衝材。
【請求項5】
前記ベースブロックは、前記端面にねじによって固定され、
前記脱着ベース部は、
前記ベースブロックの外側を覆う覆い壁と、
前記覆い壁から前記ベースブロックに対向する側に突出し、かつ上下方向に沿って延在する補強リブと、
を備え、
前記補強リブの突出方向の基部には、前記上下方向に沿って延びる溝が形成されている請求項1に記載の緩衝材。
【請求項6】
前記脱着ベース部は、前記ベースブロックの外側を覆う覆い壁を備え、
前記緩衝機能部は、前記覆い壁とともに中空断面を形成している請求項1に記載の緩衝材。
【請求項7】
前記中空断面を形成する前記覆い壁の一部は、前記緩衝機能部の突出方向と同方向に向かって凸の湾曲形状とされている請求項6に記載の緩衝材。
【請求項8】
前記緩衝機能部の少なくとも一部は、前記ベースブロックが固定された前記端面の端部よりも外側に突出している請求項6に記載の緩衝材。
【請求項9】
前記緩衝機能部は、前記覆い壁との接続部の近傍の肉厚が当該覆い壁の側に向かって肉薄になっている請求項6に記載の緩衝材。
【請求項10】
開口部に設けられる固定部と、
前記開口部を移動して前記開口部を開閉する引き戸式の戸体と、
前記戸体の縁部と、全閉状態の前記戸体と重なる前記固定部の縁部のうちの、少なくともいずれか一方の前記縁部に取り付けられる緩衝材と、
を備え、
前記緩衝材は、
移動方向と直交する前記縁部の端面に固定されるベースブロックと、
前記ベースブロックに脱着可能に取り付けられる緩衝ブロックと、
を備え、
前記緩衝ブロックは、
前記ベースブロックに前記移動方向から脱着可能に取り付けられる脱着ベース部と、
前記脱着ベース部から、前記戸体または前記開口部の側面方向に突出する緩衝機能部と、
を備えている戸体開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、引き戸式の戸体開閉装置に取り付けられる緩衝材、及び、その緩衝材を採用する戸体開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
モータの動力によって水平方向に移動するドア(戸体)が建造物等の開口部を開閉する自動開閉ドアが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の自動開閉ドア(戸体開閉装置)は、建造物側の開口部の端部が方立や戸袋等の固定枠によって構成されている。水平方向に移動するドア(戸体)の移動方向の縁部は、フレーム枠によって構成されている。建造物側の固定枠には、ドアの側面に人の手指等の対象物が接触した状態でドアが移動したときに、対象物が固定枠の角部に強接触するのを防止するための緩衝材が取り付けられている。
【0004】
緩衝材は、建造物側の固定枠の外側端面に固定される調整取付部材(ベースブロック)と、調整取付部材のドアの側面に臨む側の面に脱着可能に取り付けられる緩衝部(緩衝機能部)と、を備えている。緩衝部(緩衝機能部)は、弾性変形可能な中空部材によって構成され、全体がドアの側面の方向に突出している。
【0005】
緩衝材は、この構成により、例えば、ドアの側面に人の手指等の対象物が接触した状態のままドアが開閉移動したときに、緩衝部(緩衝機能部)が対象物に当接することにより、対象物が固定枠の角部に接触するのを回避し、かつ、接触衝撃を緩和する。
【0006】
また、この緩衝材は、調整取付部材(ベースブロック)をねじ(ビス)や接着剤等によって固定枠の端面に固定し、その固定した調整取付部材(ベースブロック)に対して緩衝部(緩衝機能部)を脱着可能に取り付けることができる。このため、この緩衝材は、緩衝部(緩衝機能部)を固定するための専用構造を固定枠に設ける必要がないため、緩衝材を既存の構造物に容易に設置することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-26821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記の緩衝材は、固定枠の外側端面に固定される調整取付部材(ベースブロック)に対し、弾性変形可能な緩衝部(緩衝機能部)がドアの側面に臨む側から取り付けられている。このため、ドアの開閉時に対象物が大きな力で緩衝部(緩衝機能部)に接触すると、緩衝部にこじり力が作用し、緩衝部の保持が不安定になることが懸念される。
【0009】
ここで、調整取付部材(ベースブロック)による緩衝部(緩衝機能部)の保持を安定させる手法としては、調整取付部材のドアの移動方向の幅を広げることも考えられる。しかし、この場合、調整取付部材(ベースブロック)が固定枠の外側端面からドアの移動方向に大きく飛び出し、この飛び出し部分がドアの開閉部の使用領域を制限したり、見栄えを低下させる原因となり易い。
【0010】
本発明は、戸体や開口部の縁部に専用の取付構造を設けることなく容易に取り付けることができ、かつ、緩衝機能部を安定して支持することができる緩衝材、及び、戸体開閉装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

松本金属株式会社
手摺構造
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
18日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
18日前
三協立山株式会社
開口部建材
7日前
株式会社アルボレックス
建具
1か月前
株式会社ニチベイ
ブラインド
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
5日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部建材
26日前
三協立山株式会社
開口部建材
26日前
三協立山株式会社
開口部建材
26日前
株式会社コロナ
空気調和機の取付枠
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1日前
三協立山株式会社
改装サッシ
7日前
株式会社ウッドワン
ルーバー扉
今日
東洋シヤッター株式会社
止水ドア
2か月前
個人
窓用パネルの取付部材
5日前
有限会社やまもと
シャッター装置
2か月前
オイレスECO株式会社
換気装置
2か月前
三協立山株式会社
連結設備の製造方法
2か月前
林テレンプ株式会社
シート機構
12日前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
建具
2か月前
株式会社サワヤ
広告宣伝機能付き止水板
2か月前
株式会社LIXIL
引戸の障子
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
大建工業株式会社
ドア
1か月前
続きを見る