TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025078350
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190842
出願日
2023-11-08
発明の名称
音管理システム、電気自動車、及び音管理プログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250513BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】電気自動車に搭載されたスピーカを介して擬似エンジン音を出力する際に、よりリアリティを求めるドライバの満足度を高めること。
【解決手段】音管理システムは、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用されるに。音管理システムは、擬似エンジン音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカを通して擬似エンジン音を出力する。音管理システムは、電気自動車の運転履歴を示す運転履歴情報を取得し、運転履歴に応じて擬似エンジン音を変化させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される音管理システムであって、
擬似エンジン音を生成し、前記電気自動車に搭載されたスピーカを通して前記擬似エンジン音を出力するように構成された1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、前記電気自動車の運転履歴を示す運転履歴情報を取得し、前記運転履歴に応じて前記擬似エンジン音を変化させるように構成された
音管理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の音管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、エンジン車における前記運転履歴に応じたエンジン音の経年変化を再現するように前記擬似エンジン音を生成するように構成された
音管理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の音管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記電気自動車が仮想エンジンによって駆動されると仮定したときの仮想エンジン回転速度を取得するように構成され、
前記電気自動車の前記運転履歴は、前記仮想エンジン回転速度の履歴を含む
音管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の音管理システムであって、
前記電気自動車の前記運転履歴は、総走行時間、総走行距離、前後加速度の履歴、横加速度の履歴、車体傾きの履歴、及び高度の履歴のうち少なくとも1つを含む
音管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の音管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、
第1モードにおいて、前記運転履歴に応じて前記擬似エンジン音を変化させ、
第2モードにおいて、前記運転履歴に応じて前記擬似エンジン音を変化させない
ように構成された
音管理システム。
【請求項6】
請求項5に記載の音管理システムであって、
前記スピーカは、車内スピーカと車外スピーカを含み、
前記1又は複数のプロセッサは、更に、
前記第1モードにより生成された前記擬似エンジン音を前記車内スピーカを通して出力し、
前記第2モードにより生成された前記擬似エンジン音を前記車外スピーカを通して出力する
ように構成された
音管理システム。
【請求項7】
請求項1に記載の音管理システムであって、
前記擬似エンジン音を生成するための基本音源データを記憶する1又は複数の記憶装置を更に備え、
前記1又は複数のプロセッサは、更に、前記運転履歴に応じて、前記擬似エンジン音の生成に用いる前記基本音源データを更新するように構成された
音管理システム。
【請求項8】
請求項7に記載の音管理システムであって、
前記1又は複数の記憶装置は、初期状態における前記基本音源データと最新の前記基本音源データの両方を記憶する
音管理システム。
【請求項9】
請求項7に記載の音管理システムであって、
前記1又は複数の記憶装置は、最新の前記基本音源データだけを記憶する
音管理システム。
【請求項10】
請求項7に記載の音管理システムであって、
前記1又は複数の記憶装置は、複数のタイミングにおける複数種類の基本音源データを記憶し、
前記1又は複数のプロセッサは、前記複数種類の基本音源データの中からユーザによって指定される一つを選択し、前記選択した基本音源データに基づいて前記擬似エンジン音を生成するように構成された
音管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される音管理技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電動機によって走行可能な車両に搭載される音制御装置を開示している。音制御装置は、エンジン車においてシフトチェンジの際に発生するエンジンの音をリアルに表現する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-215437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実際のエンジン車のエンジン音は経年変化する。エンジン音の経年変化の原因は、部品の経年劣化だけではない。ドライバがエンジン車を使い込むにつれ、そのドライバの運転スタイルや運転環境がエンジン音に乗り移ってくることもある。言い換えれば、ドライバがエンジン車を使い込むにつれ、エンジン音が“熟成”されてくる。運転スタイルや運転環境はドライバ毎に異なるため、エンジン音の熟成の状態もドライバ毎に異なってくる。エンジン音の熟成の状態は、ドライバに固有のものであり、ドライバの個性を表している。そのようなエンジン音の熟成に悦びや誇りを感じるドライバも存在する。
【0005】
上記の特許文献1では、エンジン音の経年変化(熟成)については考慮されていない。従って、よりリアリティを求めるドライバの満足度を高めることはできない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される音管理システムに関連する。
音管理システムは、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、擬似エンジン音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカを通して擬似エンジン音を出力する。1又は複数のプロセッサは、電気自動車の運転履歴を示す運転履歴情報を取得し、運転履歴に応じて擬似エンジン音を変化させる。
【0007】
第2の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に関連する。
電気自動車は、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、擬似エンジン音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカを通して擬似エンジン音を出力する。1又は複数のプロセッサは、電気自動車の運転履歴を示す運転履歴情報を取得し、運転履歴に応じて擬似エンジン音を変化させる。
【0008】
第3の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される音管理プログラムに関連する。
音管理プログラムは、コンピュータによって実行されることによって、エンジン音出力処理を実行する。
エンジン音出力処理は、擬似エンジン音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカを通して擬似エンジン音を出力する処理を含む。エンジン音出力処理は、更に、電気自動車の運転履歴を示す運転履歴情報を取得し、運転履歴に応じて擬似エンジン音を変化させる処理を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、電気自動車に搭載されたスピーカを介して擬似エンジン音が出力される。その擬似エンジン音は、電気自動車の運転履歴に応じて変化する。従って、よりリアリティを求めるドライバの満足度を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
電気自動車と音管理システムを示す概念図である。
音管理システムの基本的な機能構成の例を示すブロック図である。
音管理システムの基本的な機能構成の他の例を示すブロック図である。
一般的なエンジン車のエンジン音の経年変化の様々な例を説明するための図である。
音管理システムの機能構成の例を示すブロック図である。
音源調整モデルの構成例を示すブロック図である。
音管理システムの機能構成の他の例を示すブロック図である。
音管理システムの機能構成の更に他の例を示すブロック図である。
音管理システムの機能構成の更に他の例を示すブロック図である。
車載装置と管理サーバを説明するためのブロック図である。
音管理システムの運用態様の第1の例を説明するためのブロック図である。
音管理システムの運用態様の第2の例を説明するためのブロック図である。
音管理システムの運用態様の第3の例を説明するためのブロック図である。
音管理システムの運用態様の第4の例を説明するためのブロック図である。
電気自動車の動力制御系の第1の構成例を示すブロック図である。
MT車両モデルを構成するエンジンモデル、クラッチモデル、及びトランスミッションモデルの各例を示す図である。
MT車両モデルを用いたモータ制御で実現される電気モータのトルク特性を示す図である。
電気自動車の動力制御系の第2の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
12日前
トヨタ自動車株式会社
金型
7日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池
5日前
トヨタ自動車株式会社
電池
今日
トヨタ自動車株式会社
電動車
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
8日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
5日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
正極合材
2日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
6日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
7日前
トヨタ自動車株式会社
集合導線
8日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池セル
7日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
7日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
制御装置
8日前
続きを見る
他の特許を見る