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公開番号
2025078239
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190668
出願日
2023-11-08
発明の名称
抵抗器の製造方法
出願人
KOA株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01C
17/00 20060101AFI20250513BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】小型で寸法精度が高い電流検出用抵抗器の製造方法を提供する。
【解決手段】抵抗体を電極で挟んで積層し、回路基板と接続する一対の接続面202a、203aを積層方向の一方に設けた構造を有する電流検出用抵抗器の製造方法であって、抵抗材料210を電極材料200で挟み、高さ方向に積層した積層構造を一部または全部に有する板状のクラッド材を準備するステップ1~3と、砥石などの回転刃CTによって、クラッド材の抵抗材料に達するスリット220を形成し、一対の接続面202a,203aを形成するステップ4と、スリット220が形成されたクラッド材を、個片に切断し、電極材料及び抵抗材料を有するクラッド材から、第1~第3電極部位201~203を有する複数のシャント抵抗器を得るステップ5と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電極と、抵抗体と、で構成され、前記抵抗体を前記電極で挟んで積層した積層部を有し、回路基板と接続する一対の接続面を積層方向の一方に設けた抵抗器の製造方法であって、
前記電極となる電極材料と、前記抵抗体となる抵抗材料と、で構成され、前記抵抗材料を前記電極材料で挟み、高さ方向に積層した積層構造を一部または全部に有する、板状のクラッド材を準備する工程と、
前記クラッド材の高さ方向の一方から前記抵抗材料に達するスリットを形成し、一対の接続面を形成する工程と、を有する、抵抗器の製造方法。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記クラッド材を準備する工程は、
凹部を有する板状の前記電極材料と、前記凹部に嵌め込み可能な板状の前記抵抗材料と、を準備する工程と、
前記凹部に前記抵抗材料を嵌め込んで、前記電極材料および前記抵抗材料を接合する工程と、を含む、請求項1に記載の抵抗器の製造方法。
【請求項3】
前記クラッド材を準備する工程は、
3つ以上の板状の前記電極材料と、板状の前記抵抗材料と、を準備する工程と、
前記電極材料と前記抵抗材料を接合する工程と、を含む、請求項1に記載の抵抗器の製造方法。
【請求項4】
前記クラッド材を準備する工程は、
2つの板状の前記電極材料と、板状の前記抵抗材料と、を準備する工程と、
前記電極材料と前記抵抗材料を接合する工程と、を含む、請求項1に記載の抵抗器の製造方法。
【請求項5】
前記抵抗器の製造方法は、前記クラッド材を準備する工程の後に、個片に切断する工程をさらに含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の抵抗器の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、抵抗器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電流検出に使用される抵抗器は、抵抗器における電力損失を小さくするために、低い抵抗値(例えば、1mΩ以下)で造られている。低い抵抗値を実現するための方法として、電極間に抵抗体を挟み込む構造が提示されている(例えば、特許文献1参照)。また、比較的大きな電流の検出に用いられる縦型構造を有する電流検出用抵抗器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-227360号公報
特開2020-178014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1,2では、このような構造を実現するために、電極および抵抗体を溶接や接合材で接合する方法が提示されている。しかしながら、これらの方法では、小型で寸法精度が高い抵抗器を提供することが困難である。
【0005】
特許文献1は、電極間に抵抗体を挟み込む構造を有する抵抗器を作製するために、溶接工法を用いて、抵抗体11の平面11a,11bのそれぞれを電極12,13のそれぞれに接合することを開示している。しかしながら、溶接工法では、ビードと呼ばれる溶接部が接合界面に形成される。したがって、抵抗体11の厚さが厚くないと接合することが難しくなり、抵抗器の小型化を実現することが困難となる。
【0006】
さらに、特許文献1では、電極13は抵抗体11よりも長手方向の一方に延びた形状を有しており、電極12は長手方向の他方に折れ曲がって延びた形状を有している。このような形状において、抵抗器の小型化を実現することは困難である。
【0007】
特許文献2は、電極を介して、抵抗体の熱を回路基板の配線パターンへ放熱する縦型構造のシャント抵抗器を開示している。しかしながら、特許文献2では、シャント抵抗器は、抵抗体11とL字状の電極ブロック13とを接合して形成するため、サイズが小さくなるほど接合が難しくなり、小型化を実現することが困難である。
【0008】
さらに、特許文献2は、抵抗体11と電極ブロック12,13とを圧接や接合層の介在による接合方法を開示しているが、このような接合方法において、抵抗器の小型化を実現しつつ、高い寸法精度で抵抗体11と電極ブロック12,13とを接合することは困難である。
【0009】
このような構造を有する抵抗器は、はんだ付けによって回路基板の配線パターンに実装される。したがって、電極ブロック12,13の、配線パターンとの接合面12a,15aが同じ高さであることが求められる。したがって、抵抗体11および電極ブロック12,13の寸法精度のみならず、抵抗体11と電極ブロック12,13の接合による寸法精度も高くする必要がある。しかしながら、抵抗器の小型化を実現しつつ、寸法精度を高くすることは困難である。
【0010】
そこで、本発明は、小型で、かつ寸法精度が高い抵抗器の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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