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公開番号
2025059272
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169254
出願日
2023-09-29
発明の名称
治具、及び風量測定装置
出願人
KOA株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
G01P
5/00 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約
【課題】風速センサを安定して固定できる治具、及び風量測定装置を提供することを目的の一つとする。
【解決手段】本発明の治具(1)は、吹出口の風量を計測する風速センサを固定するための治具であって、前記風速センサを支持するセンサ支持部(4)と、前記吹出口へ通じる部材に前記治具を取り付けるための治具取付部(5)と、を有することを特徴とする。これにより、風速センサ(20)を安定して固定できる。また、吹出口の周囲に配置する補助ダクトの形状によらず固定でき、風速センサを吹出口の中央付近に位置させて風量を正しく計測できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
吹出口の風量を計測する風速センサを固定するための治具であって、
前記風速センサを支持するセンサ支持部と、前記吹出口へ通じる部材に前記治具を取り付けるための治具取付部と、を有することを特徴とする治具。
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【請求項2】
前記風速センサと電気的に接続する制御装置、及び/又は、電源装置を保持する保持部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の治具。
【請求項3】
前記センサ支持部と前記保持部とが、ヒンジを介して、回動可能に設けられており、前記治具取付部は、前記センサ支持部側と前記保持部側の一方、或いは、両方に設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の治具。
【請求項4】
前記治具取付部は、前記吹出口の周囲に配置した補助ダクトの外周端部に取り付けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の治具。
【請求項5】
前記補助ダクトの高さ方向に延出し、前記吹出口の周囲の面に当接可能な補強脚を備える、ことを特徴とする請求項4に記載の治具。
【請求項6】
前記センサ支持部は、前記風速センサを取り付けた際に、前記風速センサが、前記吹出口の中央付近に対向する、ことを特徴とする請求項1に記載の治具。
【請求項7】
請求項1に記載の治具と、前記センサ支持部に支持された風速センサと、を有することを特徴とする風量測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、風速センサを固定するための治具、及びそれを用いた風量測定装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
特許文献1には、風量調整方法に関する発明が開示されている。すなわち、特許文献1によれば、複数の吹出口の風量を調整することを可能とする。
【0003】
ところで、特許文献1では、特許文献1の図3等に示すように、流量センサ11が、センサ素子15と、センサ素子15を内側にて支持する枠体16とを具備する。この枠体16を吹出口5に配置することで、枠体16内に配置されたセンサ素子15を吹出口5に対向させ、風量を測定できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-071215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来では、空調の風量を測定する際に吹出口に筒状の補助ダクトを配置して、ダクト出口の風量を計測する手法が用いられる。このとき、ダクト出口に風速センサを配置する必要があるが、風速センサを固定する治具が確立されていなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、風速センサを安定して固定できる治具、及び風量測定装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の治具は、吹出口の風量を計測する風速センサを固定するための治具であって、前記風速センサを支持するセンサ支持部と、前記吹出口へ通じる部材に前記治具を取り付けるための治具取付部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の治具によれば、風速センサを安定して固定できる。また、吹出口の周囲に配置する補助ダクトの形状によらず固定でき、風速センサを吹出口の中央付近に位置させて風量を正しく計測できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
吹出口、及び補助ダクトの一例を示す斜視図である。
本実施の形態の治具を側方からみた図である。
本実施の形態の治具に風速センサを取り付けた状態を示す部分拡大斜視図である。
本実施の形態の治具の斜視図である。
本実施の形態の治具の平面図である。
本実施の形態の風量測定装置の分解斜視図である。
本実施の形態の風量測定装置を補助ダクトに設置した状態を示す正面斜視図である。
本実施の形態の風量測定装置を補助ダクトに設置した状態を示す背面斜視図である。
本実施の形態の風量測定装置を補助ダクトに設置した状態を示す平面図である。
本実施の形態の風速センサの正面図である。
本実施の形態の風量測定装置の接続方法の一例を示す斜視図である。
本実施の形態の風速センサの回路図(一例)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
まずは、従来の課題、及び本願発明に至る経緯を説明する。
【0010】
<従来の課題、及び本願発明に至る経緯>
空調設備の風量(風速)を測定する際には、例えば、図1に示すように、吹出口19に筒状の補助ダクト16を取り付ける。補助ダクト16は、吹出口19に通じる部材(筒状部材)を構成する。図1では、補助ダクト16を透かして吹出口19を図示している。補助ダクト16は、測定したい気流と、その他の領域に分けることにより測定したい気流の流れを乱さない効果がある。補助ダクト16は、直管でもよいが、管の径を絞ることによって気流を集めて測定しやすくすることも可能であり、空調の種類によって使い分ける。
(【0011】以降は省略されています)
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