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公開番号
2025077524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189782
出願日
2023-11-07
発明の名称
積層ウエーハの加工方法
出願人
株式会社ディスコ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01L
21/304 20060101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】品質を低下させずに積層ウエーハを研削し薄化する積層ウエーハの加工方法を提供すること。
【解決手段】積層ウエーハの加工方法は、外周縁が円弧状に面取りされている第1のウエーハの表面側と、第2のウエーハの表面側とが接合された積層ウエーハの加工方法であって、第1のウエーハの面取り部に外力を付与して、面取り部を第1のウエーハから分離することで面取り部を除去する面取り部除去ステップ103と、面取り部除去ステップ103の後に、第1のウエーハの表面側とは逆側の裏面側を研削する研削ステップ104と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外周縁が円弧状に面取りされている第1のウエーハの一面側と、第2のウエーハの一面側とが接合された積層ウエーハの加工方法であって、
該第1のウエーハの面取り部に外力を付与して、該面取り部を該第1のウエーハから分離することで該面取り部を除去する面取り部除去ステップと、
該面取り部除去ステップの後に、該第1のウエーハの該一面側とは逆側の他面側を研削する研削ステップと、を備える積層ウエーハの加工方法。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
該面取り部除去ステップの前に、
該面取り部を砥石で研削し該面取り部の一部を除去する面取り部脆弱化ステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の積層ウエーハの加工方法。
【請求項3】
該面取り部除去ステップにおいて、
該面取り部を該第1のウエーハの該他面側から砥石で研削し、研削時の負荷によって該面取り部を該第1のウエーハから分離することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層ウエーハの加工方法。
【請求項4】
該面取り部除去ステップにおいて、
該面取り部を該第1のウエーハの径方向外側から砥石で研削し、研削時の負荷によって該面取り部を該第1のウエーハから分離することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層ウエーハの加工方法。
【請求項5】
該面取り部除去ステップにおいて、
該面取り部を該第1のウエーハの該他面側から研磨パッドで研磨し、研磨時の負荷によって該面取り部を該第1のウエーハから分離することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層ウエーハの加工方法。
【請求項6】
該面取り部除去ステップにおいて、
該面取り部を該第1のウエーハの径方向外側から研磨パッドで研磨し、研磨時の負荷によって該面取り部を該第1のウエーハから分離することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層ウエーハの加工方法。
【請求項7】
該面取り部除去ステップにおいて、
該面取り部に超音波を付与することで、該面取り部を該第1のウエーハから分離することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層ウエーハの加工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層ウエーハの加工方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体チップの信号処理速度の向上等を図るために、3次元積層構造を有する半導体基板が実用化されている。上述のような半導体基板は、例えば、第1の半導体ウエーハと第2の半導体ウエーハとを接着剤等によって貼り合わせて形成された積層ウエーハから製造される。
【0003】
具体的には、第1の半導体ウエーハの裏面側を研削し薄化した後に、ダイシング装置等によって個々のデバイスチップに分割される。
【0004】
しかし、半導体ウエーハの外周部には面取り加工が施されているため、第1の半導体ウエーハの裏面側を研削し薄化するとウエーハの外周が所謂ナイフエッジとなり、研削中にエッジの欠けが発生してしまう。
【0005】
このような欠けの対策として、研削前に第1の半導体ウエーハの面取り部に対してエッジトリミングを行い、面取り部を除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-116614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1に記載の方法では、第1のウエーハの面取り部を除去するエッジトリミング工程において第2のウエーハの表面側まで切削ブレードが切り込んでしまい、品質の低下を招くという恐れがある。
【0008】
本発明は、かかる事実に鑑みてなされたものであり、品質を低下させずに積層ウエーハを研削し薄化する積層ウエーハの加工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の積層ウエーハの加工方法は、外周縁が円弧状に面取りされている第1のウエーハの一面側と、第2のウエーハの一面側とが接合された積層ウエーハの加工方法であって、該第1のウエーハの面取り部に外力を付与して、該面取り部を該第1のウエーハから分離することで該面取り部を除去する面取り部除去ステップと、該面取り部除去ステップの後に、該第1のウエーハの該一面側とは逆側の他面側を研削する研削ステップと、を備えることを特徴とする。
【0010】
前記積層ウエーハの加工方法では、該面取り部除去ステップの前に、該面取り部を砥石で研削し該面取り部の一部を除去する面取り部脆弱化ステップをさらに備えても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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