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公開番号
2025077209
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189235
出願日
2023-11-06
発明の名称
車両用ドア
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
,
個人
主分類
B60J
10/36 20160101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約
【課題】ウェザストリップの追従性を確保するとともに、サッシュ部の一部の断面を小さくすることのできる車両用ドアを提供する。
【解決手段】ウェザストリップ50が設けられる車両用ドアであって、サッシュ部42はルーフ側の第1部材421とピラー側の第2部材422とを有し、ウェザストリップ50はルーフ側の第1直線区間51とピラー側の第2直線区間52とこれらを接続するコーナー区間53とを有し、第1部材421はロール成形で形成され、第2部材422はコーナー部45を含んでプレス成形で形成され、第2直線区間52及びコーナー区間53を第2部材422に配置し、移動可能なウェザストリップ50の移動を阻止する移動阻止部を第1・第2直線区間51,52のコーナー区間53側にそれぞれ設けた。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体の開口部を開閉し、前記開口部を閉じた状態で前記車体と接触するウェザストリップが外縁に沿って設けられる車両用ドアであって、
ドア本体の上部に設けられるサッシュ部を備え、
前記サッシュ部は、前記開口部における前記車体のルーフ側に沿って延びる第1部材と、前記車両用ドアのコーナー部の近傍で前記第1部材と接合され前記開口部における前記車体のピラー側に沿って延びる第2部材と、を有し、
前記ウェザストリップは、前記開口部における前記車体のルーフ側に沿って延びる第1直線区間と、前記開口部における前記車体のピラー側に沿って延びる第2直線区間と、前記第1直線区間及び前記第2直線区間を接続する曲線状のコーナー区間と、を有し、
前記第1部材は、ロール成形で形成され、
前記第2部材は、前記コーナー部を含んでプレス成形で形成され、
前記第2直線区間及び前記コーナー区間を前記第2部材に配置し、
前記ウェザストリップは、前記第1直線区間及び前記第2直線区間で延在方向へ移動可能に第1部材及び前記第2部材に取り付けられ、
前記第1直線区間及び前記第2直線区間の前記コーナー区間側に、前記ウェザストリップの前記サッシュ部に対する移動を阻止する移動阻止部をそれぞれ設けた車両用ドア。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記第2直線区間は、前記サッシュ部の前記第2部材と前記ドア本体のインナパネルを跨いで形成される請求項1に記載の車両用ドア。
【請求項3】
前記車両用ドアは、リヤドアであり、
前記ピラーは、Cピラーである請求項2に記載の車両用ドア。
【請求項4】
前記車体は、前記Cピラーのアウタパネルと一体に形成されるクォータパネルを有し、
前記クォータパネルは、車幅方向外側へ突出する凸形状を有する請求項3に記載の車両用ドア。
【請求項5】
前記移動阻止部は、前記ウェザストリップと係合し前記サッシュ部に固定されるクリップを含む請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用ドア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア本体の上部に設けられるサッシュ部を備えた車両用ドアに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、車両用ドアのサッシュ部は、ロール成形もしくはプレス成形で形成される。ロール成形で形成する場合、プレス成形と比べて、サッシュ部の断面を小さくできるという利点がある。
【0003】
また、車両用ドアには、車体の開口部を閉じた状態で車体と接触するウェザストリップが外縁に沿って設けられる(例えば、特許文献1参照)。ウェザストリップは、ゴム等の弾性材からなり、車両用ドアが開口部を閉じた状態で車体と車両用ドアとをシールする。特許文献1に記載の車両用ドアでは、ウェザストリップは、両面接着テープを用いて車両用ドアに取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-2069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の車両用ドアでは、ウェザストリップが両面接着テープにより取り付けられるため、ウェザストリップが過度に拘束され、車両用ドアに対する追従性が悪い。また、サッシュ部が全てプレス成形により形成されているため、サッシュ部の全ての部分で断面を小さくすることができない。
【0006】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウェザストリップの追従性を確保するとともに、サッシュ部の一部の断面を小さくすることのできる車両用ドアを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、
車体の開口部を開閉し、前記開口部を閉じた状態で前記車体と接触するウェザストリップが外縁に沿って設けられる車両用ドアであって、
ドア本体の上部に設けられるサッシュ部を備え、
前記サッシュ部は、前記開口部における前記車体のルーフ側に沿って延びる第1部材と、前記車両用ドアの外縁のコーナー部の近傍で前記第1部材と接合され前記開口部における前記車体のピラー側に沿って延びる第2部材と、を有し、
前記ウェザストリップは、前記開口部における前記車体のルーフ側に沿って延びる第1直線区間と、前記開口部における前記車体のピラー側に沿って延びる第2直線区間と、前記第1直線区間及び前記第2直線区間を接続する曲線状のコーナー区間と、を有し、
前記第1部材は、ロール成形で形成され、
前記第2部材は、前記コーナー部を含んでプレス成形で形成され、
前記第2直線区間及び前記コーナー区間を前記第2部材に配置し、
前記ウェザストリップは、前記第1直線区間及び前記第2直線区間で延在方向へ移動可能に第1部材及び前記第2部材に取り付けられ、
前記第1直線区間及び前記第2直線区間の前記コーナー区間側に、前記ウェザストリップの前記サッシュ部に対する移動を阻止する移動阻止部をそれぞれ設けた車両用ドアが提供される。
【0008】
この車両用ドアによれば、ウェザストリップは、第1直線区間及び第2直線区間で延在方向へ移動可能に第1部材及び第2部材に取り付けられるので、サッシュ部側に過度に拘束されることはなく、車両用ドアに対する追従性が確保される。また、ウェザストリップは、コーナー区間の両端外側がクリップによりサッシュ部に固定されるので、コーナー区間でずれが生じることはなく、コーナー区間のシール性が向上する。これに加え、ウェザストリップのコーナー区間が配置される第2部材は、プレス成形により形成されているため、ロール成形の場合と比較して高い剛性を有しており、これによってもコーナー区間のシール性が向上する。
また、第1部材をロール成形としたことにより、サッシュ部の第1部材により構成される部分の断面を小さくすることができる。さらに、コーナー部がプレス成形の第2部材に含まれるようにしたことにより、コーナー部においてウェザストリップの取付部の形状とサッシュ部の外観の形状を独立して設定することができる。これにより、車両用ドアのコーナー部の角度を自由に設定することができ、例えば当該角度を従来よりも鋭くできるなど、車両の商品力を向上させることができる。
【0009】
また、上記車両用ドアにおいて、前記第2直線区間は、前記サッシュ部の前記第2部材と前記ドア本体のインナパネルを跨いで形成されてもよい。
【0010】
また、上記車両用ドアにおいて、前記車両用ドアは、リヤドアであり、前記ピラーは、Cピラーであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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