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公開番号
2025076131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187886
出願日
2023-11-01
発明の名称
難燃性ゴム組成物、難燃性ゴム架橋体および物品
出願人
内山工業株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
C08L
23/16 20060101AFI20250508BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】難燃性、柔軟性および表面性状を両立させた難燃性ゴム組成物を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る難燃性ゴム組成物は、成分A:エチレン・プロピレン・ジエンゴム、成分B:水和金属酸化物、成分C:リン系難燃性可塑剤および成分D:鉱物油を含んでいる。成分Aの含有量を100重量部とすると、成分Bの含有量は80~200重量部であり、成分Cの含有量は1~15重量部であり、成分Dの含有量は1~30重量部である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記成分A~Dを含んでいる難燃性ゴム組成物であって、
成分A:エチレン・プロピレン・ジエンゴム;
成分B:水和金属酸化物;
成分C:リン系難燃性可塑剤;
成分D:鉱物油;
上記成分Aの含有量を100重量部とすると、上記成分B~Dの含有量は、それぞれ下記の通りである、難燃性ゴム組成物:
成分B:80~200重量部;
成分C:1~15重量部;
成分D:1~30重量部。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
上記成分Aの含有量を100重量部とすると、上記成分Bの含有量は、180重量部未満である、
請求項1に記載の難燃性ゴム組成物。
【請求項3】
上記成分Cは、芳香族系化合物を含んでいる、
請求項1に記載の難燃性ゴム組成物。
【請求項4】
下記成分Eをさらに含んでいる、
請求項1に記載の難燃性ゴム組成物:
成分E:シランカップリング剤。
【請求項5】
上記成分Bは、水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシウムを含んでいる、
請求項1に記載の難燃性ゴム組成物。
【請求項6】
下記成分Fをさらに含んでいる、
請求項1に記載の難燃性ゴム組成物:
成分F:充填材。
【請求項7】
上記成分Fは、カーボンブラックおよび/またはシリカを含んでいる、
請求項6に記載の難燃性ゴム組成物。
【請求項8】
上記難燃性ゴム組成物は、ハロゲンおよび三酸化アンチモンを含んでいない、
請求項1に記載の難燃性ゴム組成物。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の難燃性ゴム組成物を架橋させてなる、難燃性ゴム架橋体。
【請求項10】
下記(i)~(iii)の全ての物性を満たしている、
請求項9に記載の難燃性ゴム架橋体:
(i)UL94規格における難燃性がV-0以上である;
(ii)ショアA硬さが50~80である;
(iii)圧縮永久歪が80%以下である。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、難燃性ゴム組成物、難燃性ゴム架橋体および物品に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)は、自動車部品を始めとして広汎な用途で利用されている。その用途によっては、EPDMに難燃性が求められる場面があるので、種々の難燃性のEPDM含有組成物が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-517048号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている組成物は、鉱物油を含んでいないことを特徴とする。しかし、本発明者らが鋭意検討したところ、鉱物油を含まない組成から得られるゴムは、硬くなりすぎるか、表面性状に劣るという問題が新たに判明した。
【0005】
本発明の一態様は、難燃性、柔軟性および表面性状を両立させた難燃性ゴム組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る難燃性ゴム組成物は、下記成分A~Dを含んでおり、
成分A:エチレン・プロピレン・ジエンゴム;
成分B:水和金属酸化物;
成分C:リン系難燃性可塑剤;
成分D:鉱物油;
上記成分Aの含有量を100重量部とすると、上記成分B~Dの含有量は、それぞれ下記の通りである:
成分B:80~200重量部;
成分C:1~15重量部;
成分D:1~30重量部。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、難燃性、柔軟性および表面性状を両立させた難燃性ゴム組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明するが、本発明は、下記の各実施形態に限定されず、請求項に示した範囲で種々の変更を施してよい。異なる実施形態に記載されている技術的手段を組合せた実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれる。
【0009】
本明細書において特記しない限り、数値範囲を表す「A~B」は、「A以上、B以下」を意味する。
【0010】
〔1.難燃性ゴム組成物に含まれている成分〕
本発明の一態様に係る難燃性ゴム組成物は、成分A:エチレン・プロピレン・ジエンゴム、成分B:水和金属酸化物、成分C:リン系難燃性可塑剤および成分D:鉱物油を含んでいる。難燃性ゴム組成物は、任意成分として、成分E:シランカップリング剤および/または成分F:充填材を含んでいてもよい。難燃性ゴム組成物は、上記以外の添加剤を含んでいてもよい。これらの各成分は、いずれも、1種類のみを使用してもよいし、2種類以上を組合せて使用してもよい。以下、各成分について詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
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