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公開番号2025074887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185984
出願日2023-10-30
発明の名称路面施工装置、及び路面施工方法
出願人前田道路株式会社
代理人弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類E01C 21/00 20060101AFI20250507BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】表面処理混合物を薄く均一な厚さで塗布することが可能な路面施工装置を提供すること。
【解決手段】モルタル材を含有する表面処理混合物を路面上に塗布するために用いられる路面施工装置1は、矩形枠形状を有する本体部10と、本体部10に設けられたブラシ部40と、を備え、本体部10は、第1の方向に沿って配置された2つの第1の板状部材20a、20bと、第1の板状部材20a、20bと交差して、第2の方向に沿って配置された2つの第2の板状部材20c、20dと、を含み、ブラシ部40は、複数の線状部材41と、線状部材41を保持する保持部42と、を備え、線状部材41は、本体部10の下端から突出しており、ブラシ部40は、第1の板状部材20a、20bに設けられた第1のブラシ部40a、40bを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
矩形枠形状を有する本体部と、
前記本体部に設けられたブラシ部と、を備え、
前記本体部は、
第1の方向に沿って配置された2つの第1の板状部材と、
前記第1の板状部材と交差して、第2の方向に沿って配置された2つの第2の板状部材と、を含み、
前記ブラシ部は、複数の線状部材と、前記線状部材を保持する保持部と、を備え、
前記線状部材は、前記本体部の下端から突出しており、
前記ブラシ部は、前記第1の板状部材に設けられた第1のブラシ部を含む路面施工装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記ブラシ部は、前記第2の板状部材に設けられた第2のブラシ部を含む請求項1に記載の路面施工装置。
【請求項3】
前記本体部は、2つの前記第1の板状部材の間に、2つの前記第2の板状部材と接続して前記第1の方向に沿って設けられた第3の板状部材を備え、
前記ブラシ部は、前記第3の板状部材に設けられた第3のブラシ部を含む請求項1または2に記載の路面施工装置。
【請求項4】
前記本体部は、前記第1の板状部材に設けられた第1の補助部材を備え、
前記第1のブラシ部の前記線状部材は、前記第1の板状部材及び前記第1の補助部材に挟み込まれている請求項1または2に記載の路面施工装置。
【請求項5】
前記本体部は、前記第2の板状部材に設けられた第2の補助部材を備え、
前記第2のブラシ部の前記線状部材は、前記第2の板状部材及び前記第2の補助部材に挟み込まれている請求項2に記載の路面施工装置。
【請求項6】
前記本体部は、前記第3の板状部材に設けられた第3の補助部材を備え、
前記第3のブラシ部の前記線状部材は、前記第3の板状部材及び前記第3の補助部材に挟み込まれている請求項3に記載の路面施工装置。
【請求項7】
前記第2の補助部材の下端が、鉛直方向において、前記第2の板状部材の下端よりも下方に位置している請求項5に記載の路面施工装置。
【請求項8】
前記第2の補助部材は、前記第2の補助部材の長手方向における端部から突出する板状の突起部を備えた請求項5に記載の路面施工装置。
【請求項9】
前記突起部は、曲面形状を備えている請求項8に記載の路面施工装置。
【請求項10】
前記線状部材の前記本体部からの突出長さが5~50mmである請求項1または2に記載の路面施工装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路舗装等の路面上に表面処理混合物等を塗布するために用いられる路面施工装置、及び路面施工装置を用いた路面施工方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
アスファルト舗装や、コンクリート舗装などの舗装路面は、一般に、交通荷重が直接作用すると共に、雨や紫外線などに暴露されることから、その表面から荒れやひび割れなどの劣化が生じ、生じた劣化が徐々に内部に進行して、やがて破損に至ることがある。このような劣化による破損等を未然に防ぎ、あるいは、適宜、補修を行うことにより舗装の維持を図るという観点より、予防的維持工法が行われている。
【0003】
このような予防的維持工法として、表面処理混合物を用いた表面処理工法が一般に知られている。たとえば、特許文献1には、アスファルトモルタルを主体とする常温スラリー剤を路面に敷き均すための装置として、タンク、ミキサ、およびスプレッダボックスを備えたトラック車載型の施工装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-027105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
既設舗装の維持を目的とした予防的維持工法では、低コストで施工できることが求められる。しかしながら、上記の施工装置を用いて表面処理を行うには、一定以上の厚みで表面処理混合物を塗布する必要があり、多くの材料が必要となってコストが高くなってしまうという問題がある。一方、上記の施工装置を用いて表面処理混合物を薄く塗布しようとすると、表面処理層の厚みが不均一となり、舗装の品質が悪くなってしまうという問題がある。本発明が解決しようとする課題は、薄く均一な厚さで表面処理混合物の塗布を可能とする路面施工装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明の態様1によれば、矩形枠形状を有する本体部と、前記本体部に設けられたブラシ部と、を備え、前記本体部は、第1の方向に沿って配置された2つの第1の板状部材と、前記第1の板状部材と交差して、第2の方向に沿って配置された2つの第2の板状部材と、を含み、前記ブラシ部は、複数の線状部材と、前記線状部材を保持する保持部と、を備え、前記線状部材は、前記本体部の下端から突出しており、前記ブラシ部は、前記第1の板状部材に設けられた第1のブラシ部を含む路面施工装置が提供される。
【0007】
[2]本発明の態様2によれば、前記ブラシ部は、前記第2の板状部材に設けられた第2のブラシ部を含む態様1の路面施工装置が提供される。
【0008】
[3]本発明の態様3によれば、前記本体部は、2つの前記第1の板状部材の間に、2つの前記第2の板状部材と接続して前記第1の方向に沿って設けられた第3の板状部材を備え、前記ブラシ部は、前記第3の板状部材に設けられた第3のブラシ部を含む態様1または2の路面施工装置が提供される。
【0009】
[4]本発明の態様4によれば、前記本体部は、前記第1の板状部材に設けられた第1の補助部材を備え、前記第1のブラシ部の前記線状部材は、前記第1の板状部材及び前記第1の補助部材に挟み込まれている態様1~3のいずれかの路面施工装置が提供される。
【0010】
[5]本発明の態様5によれば、前記本体部は、前記第2の板状部材に設けられた第2の補助部材を備え、前記第2のブラシ部の前記線状部材は、前記第2の板状部材及び前記第2の補助部材に挟み込まれている態様2の路面施工装置が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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