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公開番号
2025073764
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184815
出願日
2023-10-27
発明の名称
プログラム、および、検出装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
鳳国際弁理士法人
主分類
G01N
21/898 20060101AFI20250502BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 織物の属性と基準の属性との間の差違部分を検出する。
【解決手段】
光学的に読み取られた織物を表す画像を分析することによって、経糸と緯糸との複数の交差位置のそれぞれにおける糸の属性を表す属性パターンを決定する。属性は、経糸と緯糸とのうちの見えている糸と、色と、幅と、のうちの1種類以上の属性を含む。属性パターンと属性の基準を表す情報との間の差違部分を検出する。差違部分が検出される場合に、特定処理を実行する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
プログラムであって、
複数の経糸と複数の緯糸とを有する織物であって光学的に読み取られた前記織物を表す画像を分析することによって、経糸と緯糸との複数の交差位置のそれぞれにおける糸の属性を表す属性パターンを決定する機能であって、前記属性は、前記経糸と前記緯糸とのうちの見えている糸と、色と、幅と、のうちの1種類以上の属性を含む、前記機能と、
前記属性パターンと前記属性の基準を表す情報との間の差違部分を検出する機能と、
前記差違部分が検出される場合に、特定処理を実行する機能と、
をコンピュータに実現させる、プログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記属性パターンを決定する前記機能は、
複数の経糸領域と複数の緯糸領域とを含む複数の領域を検出する機能であって、前記複数の経糸領域のそれぞれは、前記複数の経糸のうちの前記複数の緯糸によって隠されずに見える部分を表し、前記複数の緯糸領域のそれぞれは、前記複数の緯糸のうちの前記複数の経糸によって隠されずに見える部分を表す、前記機能と、
前記複数の経糸領域と前記複数の緯糸領域との位置関係を使用して、前記属性パターンを決定する機能と、
を含む、プログラム。
【請求項3】
請求項2に記載のプログラムであって、
前記属性は、前記経糸と前記緯糸とのうちの前記見えている糸を含む、
プログラム。
【請求項4】
請求項3に記載のプログラムであって、
前記属性パターンを決定する前記機能は、前記複数の経糸領域のそれぞれを、経糸領域の延びる方向に位置する隣の経糸領域と接続し、前記複数の緯糸領域のそれぞれを、緯糸領域の延びる方向に位置する隣の緯糸領域と接続することによって、前記属性パターンを決定する機能を含む、
プログラム。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載のプログラムであって、
前記属性は、前記色と、前記幅と、のうちの一方、または、両方を含む、
プログラム。
【請求項6】
請求項1から4のいずれかに記載のプログラムであって、
前記属性パターンを決定する前記機能は、
複数の経糸領域と複数の緯糸領域とを含む複数の領域を検出する第1領域検出機能と、前記複数の経糸と前記複数の緯糸との間の複数の隙間領域を検出する第2領域検出機能と、の一方、または、両方を含み、前記複数の経糸領域のそれぞれは、前記複数の経糸のうちの前記複数の緯糸によって隠されずに見える部分を表し、前記複数の緯糸領域のそれぞれは、前記複数の緯糸のうちの前記複数の経糸によって隠されずに見える部分を表し、
前記プログラムは、さらに、
前記複数の経糸領域と前記複数の緯糸領域との位置関係を使用して、前記複数の経糸の複数の間隔と、前記複数の緯糸の複数の間隔と、の一方、または、両方を算出する第1算出機能と、前記複数の隙間領域の位置関係を使用して、前記複数の経糸の複数の間隔と、前記複数の緯糸の複数の間隔と、の一方、または、両方を算出する第2算出機能と、の一方、または、両方と、
前記複数の経糸の前記複数の間隔と、前記複数の緯糸の前記複数の間隔と、の一方、または、両方と、間隔の基準を表す情報と、の間の差違部分を検出する機能と、
をコンピュータに実現させる、プログラム。
【請求項7】
検出装置であって、
複数の経糸と複数の緯糸とを有する織物であって光学的に読み取られた前記織物を表す画像を分析することによって、経糸と緯糸との複数の交差位置のそれぞれにおける糸の属性を表す属性パターンを決定する決定部であって、前記属性は、前記経糸と前記緯糸とのうちの見えている糸と、色と、幅と、のうちの1種類以上の属性を含む、前記決定部と、
前記属性パターンと前記属性の基準を表す情報との間の差違部分を検出する検出部と、
前記差違部分が検出される場合に、特定処理を実行する実行部と、
を備える、検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、織物の異常を検出する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
織物は、糸抜けなどの異常を有し得る。織物の異常を検査するための検反装置が提案されている。例えば、特許文献1は、織布の組織周期を算出し、この組織周期に基づいて画像データの比較領域を設定し、比較領域内の画像データから統計量を抽出し、統計量に基づいて欠陥を抽出する技術を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-121368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
織物の属性と基準の属性との間の差違部分を検出する点については、工夫の余地があった。
【0005】
本明細書は、織物の属性と基準の属性との間の差違部分を検出する技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示された技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
【0007】
[適用例1]プログラムであって、複数の経糸と複数の緯糸とを有する織物であって光学的に読み取られた前記織物を表す画像を分析することによって、経糸と緯糸との複数の交差位置のそれぞれにおける糸の属性を表す属性パターンを決定する機能であって、前記属性は、前記経糸と前記緯糸とのうちの見えている糸と、色と、幅と、のうちの1種類以上の属性を含む、前記機能と、前記属性パターンと前記属性の基準を表す情報との間の差違部分を検出する機能と、前記差違部分が検出される場合に、特定処理を実行する機能と、をコンピュータに実現させる、プログラム。
【0008】
この構成によれば、光学的に読み取られた織物を表す画像を分析することによって属性パターンを決定することによって、属性パターンと属性の基準を表す情報との間の差違部分を適切に検出できる。
【0009】
なお、本明細書に開示の技術は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、検出方法および検出装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体(例えば、一時的ではない記録媒体)、等の形態で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施例としてのデータ処理装置を示す説明図である。
スキャナ100の例を示す斜視図である。
検査処理の例を示すフローチャートである。
(A)-(C)は、検査処理で処理される画像の例を表す図である。
経糸領域と緯糸領域と隙間領域との情報を取得する処理の例を示すフローチャートである。
(A)-(C)は、経糸領域と緯糸領域と隙間領域との例を表す図である。
(A)は、中心の例を示す図である。(B)は、交差位置の例を示す図である。
交差位置の決定処理の例を示すフローチャートである。
比較の処理の例を示すフローチャートである。
(A)、(B)は、比較処理の例を表す図である。
(A)は、幅の算出方法の例を表す図である。(B)は、1本の経糸Wpに対応付けられる複数の経糸領域Apを表す図である。(C)は、読取画像I20を表す図である。
比較の処理の例を示すフローチャートである。
(A)は、間隔の例を示す図である。(B)は、経糸Wpの間隔dpの分布を示すヒストグラムである。(C)は、緯糸Wfの間隔dfの分布を示すヒストグラムである。
経糸領域Apと緯糸領域Afとの情報を取得する処理の第2実施例を示すフローチャートである。
(A)は、読取画像I20の一部分の例を表す図である。(B)は、検出結果の例を表す図である。
(A)-(G)は、候補領域の種類の決定方法の例を表す図である。
交差位置の決定処理の別の実施例を示すフローチャートである。
(A)は、経糸領域Apの延びる方向DApの決定方法の例を表す図である。(B)は、経糸領域Apの延びる方向DApの別の決定方法を表す図である。(C)は、経糸領域Apの接続の例を表す図である。(D)は、中心Apc11-Apc15を示す図である。(E)は、複数の経糸曲線WpLcと、複数の緯糸曲線WfLcと、の例を表す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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